涙を誘う脚本がカギ!感涙率9割の『野王 DVD』が好調スタート

June 04 [Wed], 2014, 15:20
野王 DVD話題作が立て続けに公開された先週末の国内興行において、好調な滑り出しをみせたのが全国300スクリーンで公開された『青天の霹靂』だ。累計興収200億円が目前に迫った『アナと雪の女王』の勢いには追いつかなかったものの、土日2日間に動員13万898人を記録。興収1億7985万3900円をあげ、2位にランクインした。

『青天の霹靂』の主人公は、39歳の売れないマジシャン・晴夫(大泉洋)。母に捨てられ、父と絶縁状態になった晴夫が40年前の浅草にタイムスリップし、若き日の両親と出会う…。晴夫が自らの出生の秘密と向き合い、家族の絆を取り戻していく姿を、本作で監督デビューを飾った劇団ひとりが感動的に描き出している。公開前に行われたモニター試写でも「デビュー作とは思えない出来!」「涙が止まらなかった!」と絶賛の声が相次ぎ、感涙率も9割を記録。観客が求める感動がつまっていることは間違いない。

この“感動”の根幹には、シナリオライター・橋部敦子の存在がある。「ピュア」「野王 DVD」など数々の感動的なドラマを生み出してきた橋部が、劇団ひとりと共同で本作の脚本を担当しているのだ。最近ではドラマ「僕のいた時間」で話題を集めた橋部が、劇団ひとりの原作小説からハートウォーミングな部分をうまく抽出。前述のモニター試写での感想も、深い感動を生み出す橋部の脚本があったからこそだ。

また、Mr.Childrenが書き下ろした主題歌「放たれる」が、レコチョク、sun-dvd、iTunesといった名だたる配信サイトで、『アナと雪の女王』を抑え、軒並み1位を獲得していることも追い風に!本作の確かな感動は今後も口コミで広がるはずで、同じく劇団ひとり原作の映画『陰日向に咲く』(08)が初登場2位、そして翌週首位に浮上したジンクスからも、『青天の霹靂』はさらに記録を伸ばしていきそうだ。

クエンティン・タランティーノ監督が、2012年の自作「ジャンゴ 繋がれざる者」のテレビミニシリーズ化を企画していることがわかった。

「パルプ・フィクション」のカンヌ映画祭パルムドール受賞20周年を記念した特別上映会のために、野王 DVDカンヌ入りしていたタランティーノ監督本人が記者会見で明かした。「ジャンゴ 繋がれざる者」には約90分の未編集映像があるといい、公開された映画本編165分とあわせて、新たに1時間×4回のミニシリーズとして制作したいと考えているという。

「ジャンゴ 繋がれざる者」は、ジェイミー・フォックス扮する黒人奴隷のジャンゴを主人公にしたウェスタンで、クリストフ・ワルツ、レオナルド・ディカプリオ、ケリー・ワシントン、サミュエル・L・ジャクソンらが共演。第85回アカデミー賞で作品賞ほか5部門にノミネートされ、助演男優賞(ワルツ)と脚本賞(タランティーノ)を受賞した。
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