肥満と血糖値を改善するバナバ 

2016年09月16日(金) 13時15分
バナバとは、オオバナサルスベリという東南アジアに自生する植物の葉に由来するエキスです。
バナバには血糖値を下げる働きがあることから、糖尿病に対するサプリメントとして注目されています。

バナバは、ミソハギ科の植物です。
東南アジアや中国南部からオーストラリア北部まで広く分布しています。

フィリピンの伝統医療では、バナバが薬用植物として利用されており、その葉を煎じて糖尿病の予防や治療に用いてきました。

現在では、バナバの葉を熱水で抽出し、その抽出物を濃縮し製剤化したサプリメントが用いられます。

バナバにはいくつかの有効成分があると考えられています。
そのうち、もっともよく研究されているのが、コロソリン酸という物質です。

食事から消化吸収されたブドウ糖は、膵臓のβ細胞から分泌されるインスリンというホルモンの作用によって血液中から細胞に取り込まれます。

糖尿病ではインスリンが十分に効かない状態になっており、ブドウ糖が取り込まれずに血液中にとどまります。

すると、血液中のブドウ糖濃度が高い状態、つまり高血糖が持続されることになり、さまざまな合併症を引き起こすのです。

バナバに含まれるコロソリン酸は、細胞内へのブドウ糖の取り込みを促進する働きをもっています。
そして、コロソリン酸によって血糖値の上昇が抑えられたり、糖尿病が改善したりというデータが報告されています。