poem・1 

July 22 [Fri], 2005, 17:47
彼女は言いました

皆の視線が怖かった
皆がアタシのことを悪く言うの
自分の顔が嫌い
自分の身体が嫌い

(変りたい・・・・・)

過激なダイエットをしたそうです
ビスケットとミルクで1年
18キロの減量に成功
お化粧も覚えました
彼女は美しい女性へと変貌しました

(今のアタシならなんだってできる)

〜幼い頃の彼女達への復習&ケジメ〜

それはどこかで女として1番になること

彼女は続けます

アタシの身体がお金になったのよ
男がアタシで喜んだ
女はアタシにひざまづく

快感・・・・・?

アタシはアタシの身体で1番になったのよ

目標達成
何のため・・・?

1番になったのにね・・・・

彼女の顔が曇りました

それほど嬉しくなかったの
張り詰めていた糸がプッツリ切れたら、もう動けなかった
身も心もボロボロになり
アタシの魂は死に・・・・・
抜け殻以下になちゃった・・・・・





chater-1 

July 22 [Fri], 2005, 20:54
彼女の幼い頃の話しを聞きました

今はとっても細い彼女ですが、当時は身長も高く太っていたそうです。
そんな彼女のことを周りの男の子達は

『デッカ‐デッカ‐』

とからかったそうです。
彼女は気に止めないようにしていましたが、ある日、クラス全員のニックネームを紙に書き、壁に貼ることになったらしいのですが、特にニックネームのない彼女はどうしよう・・・と困っていました。
すると、いつもの男の子が無理やり紙を取り上げ、勝手に『デッカ‐』と書き、壁に貼ったそうです。
活字にされて、今まで我慢してたものが溢れ出したそうです。

(キツイ・・・)

『ずっと我慢してたけどね。傷ついたよ。その年頃の女の子って特に自分の体系とか気になりだすときでしょ?我慢できなくて、泣きながら、先生に助けてもらおうと職員室に行ったけど、何もしてくれなかったの。今でも覚えてる、黄色い画用紙に青でデッカ‐って書かれたの』

教室に戻ると、まだその紙は貼ってありました。
彼女は泣きながら、はがしたとつぶやきました。

『女友達だけは味方だと思っていたのにね。その時の雰囲気か男の子にそそのかされたのか分らないけど、そんなアタシを見てさ、追い討ちをかけるようなことを笑いながら言ったの。

       。。。太ってて、スタイル悪いのに、よくそんな短いスカートはけるね。。。

アタシあの時のこと、彼女の名前も表情も声のトーンも忘れないよ。それが世の中の女が皆敵になった最初のキッカケだったんだ』




chapter-1/blood1 

July 23 [Sat], 2005, 14:09
今でも思い出すと、悔しくて、悲しくなる出来事があると彼女が言いました。

『ある朝、学校に行く前に、トイレに行ったらパンツが茶色に汚れてたの。ん?と思って、履き替えたんだけど、もう1回見ると、また汚れてる。何だか分らなくて、母親に言うとそれが生理だってことが分った。小さな布の巾着袋にナプキンを持たされて、突然のことで不安で一杯になって、学校なんか行きたくなかったけど、そういうわけにも行かず、仕方なく登校したの。家を出る前、母親にこのことお父さんにだけは言わないでって言うと、うなずいてくれた。悪いことじゃないんだけど、どうしても生理がきたことが嫌で嫌で誰にも知られたくなかったの』


(やっぱりあの日、学校なんて行かなきゃよかった)


それは彼女にとって最悪な1日の始まりであり、女が敵になった決定的な日だったと彼女は
言いました



chapter-1/blood2 

July 23 [Sat], 2005, 15:16
いつもの風景で、今日も昨日の繰り返しみたいなもんだけど、今日のアタシは違うんだ
なんだかよく分らないけど、自分が嫌で嫌で仕方なかった
帰りたい・・・
独りぼっちになった気分・・・
みんなはどうなの?


休み時間、彼女は不安にかられながら、誰にも見つからないように、母親に渡された巾着をそっと隠しトイレに行きました
なぜ、それを渡されたのか、なぜ母親はナプキンというものを替えるように言ったのかさえ分りませんが、それを見たとき、理由が分りました

(血がいっぱい・・)

とりあえず誰にもバレずに、交換終了
教室に戻り、本を読んでいた彼女の元に女の子のグループがやってきました

『ちょっと来てくれる?』

背の高い彼女が、異様に萎縮し小さくなっています

(嫌な予感・・・・・)

連れて行かれた所はさっきのトイレ

(予感敵中・・・・・)

独りの女の子がさっき彼女がナプキンを交換した個室の便器を指さします

『あれ、誰の血かなぁ?』

『ホント、汚いね』

便器に血がついていました

     5 vs 1

(どうしよう・・・・・どうしよう・・・どうしよう・・・・・・)

『ねぇ、あれ誰の血か知ってる?ちゃんと拭いて欲しいよね』

『・・・・・・・・・ぁ、ぁ、あたし・・・・・・・』

彼女は5人の女の子の目の前で、トイレットペーパーを手に血を拭きました

『自分の背中に5人の視線を感じながら便器の血を拭く自分が情けなくて、悔しくて、あのときの感情は言い表せない程最悪なもんだった。それに5人の中には普段仲の良い子もいたんだよ。でも、そんなもんだったよ。彼女も群れにのまれるタイプだったんだ』

『まぁ、みんないつかなるもんだし、アタシ達の中でもなってる子いるからね。みんなアンタの味方だから』

笑いながら、そんなことを言われましたが、意味が分からない
ただでさえ、初潮を迎えた女の子はとってもナーヴァスになるというのに、最悪

(消えたい、消えたい、消えたい)

彼女は呪文のように心の中で繰り返したそうです

帰宅後、夕飯の時間
食卓に赤飯が並んでいて、彼女は愕然としたそうです

(お母さん、お父さんに言わないって約束してくれたのに。裏切り者)

女なんて信用できない
世の中の女はみんな敵
どういう手段があるのか分らないけど、いつか女に復讐してやる
女なんて最低だ
彼女が小学校6年生のときの出来事でした
2005年07月
« 前の月  |  次の月 »
1 2
3 4 5 6 7 8 9
10 11 12 13 14 15 16
17 18 19 20 21 22 23
24 25 26 27 28 29 30
31
最新コメント
プロフィール
  • プロフィール画像
  • アイコン画像 ニックネーム:insideofme
読者になる
Yapme!一覧
読者になる