「百万円と苦虫女」を母娘で読みました♪
2008年08月06日(水) 10時20分
世の中は、まさに今、夏休み真っ盛り〜
という事で、今回は高校生の娘と1冊の本を読み比べてみました
先ずは、
高校生の娘の感想です。
百万円と苦虫女の映画のお写真入りで、お楽しみ下さい
★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★
「百万円と苦虫女」
パッと身では中身を全く予想出来ないタイトルである。
大好きな蒼井優さんの主演映画の原作本という事で
「面白いオーラ」は出ているのだが、
正直、第一印象は
「なんじゃ?この変なタイトルは???」であった。

しかし、読んでみて、あっという間に
「苦虫ワールド」
のドツボにはまってしまった。
おそらく、
主人公の鈴子が、本当にどこにでもいるような女の子であるという事、
鈴子と恋仲になる中島君の
「不器用で求められていない種の優しさ」
が、記憶の一部にピッタリと当てはまってしまったからかもしれない。
短大を卒業してフリーター生活をしている
ド不器用で地味目な女の子、佐藤鈴子 21歳。
毎日を平穏に暮らしたいと思っているのに
ヒョンな事から前科者になってしまう。
自分の家にも自分の所在のなさを感じ、
彼女は自分の所在を敢えて探さない、見つけない
「百万円貯まる毎に、いろんな土地を転々とする」
旅に出る。
エエッ!?
普通、旅をするなら「自分探し」してしまうんじゃないの?
というか
平穏に暮したいのなら旅しない方が良いのでは?
若しくは
定住する場所を探すとか?
知り合いを作らないためとは言え、
これではポジティブなのかネガティブなのかわからない
という私の突っ込みは無視して
鈴子はカート一つで土地から土地へ流れていく
・・・徒歩で。
彼女は
「百万円貯まったら、その土地を出て行く」
というルールを決めてしまっている。
もどかしいのは、その上限さえなければ、
鈴子自身の人生の在り方を見つけられるかもしれないのに、
今まで向き合って来なかった事に向き合えた
と思ったら次の土地へ移ってしまうのだ。
特に、中島君との悲恋?は、切な過ぎて
もだえてしまいそうになった。
中島君の不可解な行動から、鈴子の誤解を招いてしまう。
でも、中島君には中島君の思惑があって
本当の事を言い出せない。
ただ一言
「行って欲しくない」
と伝えれば、それでいいのに。
人生とは、そんなに甘くないものなのだ。

又、自分の定めたルールにがんじがらめになっているのに気付かずに
苦虫を噛まねばならない鈴子。
ここに百万円と苦虫女の相克関係が成立するのだ。
人生は面白いし、人との出会いは素晴らしい。
しかし、人間は何かしら不器用で、
時に逃げ出したくなってしまう時もある。
そんな人間の姿が、鈴子という存在に凝縮されている気がする。
だから、鈴子という人間が、
時に格好良く見え、時にとても情けない女の子に見える。
それでも限られた条件、人生の中で
不器用ながら一生懸命な鈴子の物語は
どこか憎めなく
とても愛おしく思えた。
★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★
何かが上手くいかない時、
何かが周りでこんがらがってしまった時、
私はリセットボタンを押す。
このコミュニティーはこれでお終い。
さぁ、次のコミュニティーへ行くのよ!
NEXT!NEXT!
それは、あたかもポジティブな考えのように見えるけれど
新しいコミュニティーに属した時、
生まれ変わった
キラキラの新しい私
になっているはずの「私」は
結局又、同じ間違えを繰り返す。
そして、一人で下を向いて呟く。
「NEXT!NEXT!」
一つずつコミュニティーを渡り歩く、リセット女。
少しずつ「小出し」に
自分の意思をぶつけられたらいいのに。
でも、この「小出し」加減がすごく難しくて
「小出し」にしたはずなのに
いつの間にか「大出し」どころか
地球をひっくり返すようなオオゴト
になっちゃう事もある
そして最後は結局、又、下を向いて呟かなければいけない。
「NEXT!NEXT!」
そんな時、私も苦虫を噛み締めたような顔しているのかしら。
「百万円と苦虫女」の主人公、鈴子の人生は
「あるある」
と共感するところがいっぱい。

若い時は、逃げたっていいんじゃない?
世界にはいっぱいコミュニティーがあるんだから。
いろいろなコミュニティーを渡り歩き続けると
きっと
大事なものが何か見えて来る。
それまで、かばん1つで、逃げ続ければいい。
実は、それが
「自分探し」
に繋がるんだから。
私もまだまだ、逃亡&自分探し中です。

「百万円と苦虫女」
タナダ ユキ作
幻冬舎

という事で、今回は高校生の娘と1冊の本を読み比べてみました

先ずは、
高校生の娘の感想です。百万円と苦虫女の映画のお写真入りで、お楽しみ下さい

★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★
「百万円と苦虫女」
パッと身では中身を全く予想出来ないタイトルである。
大好きな蒼井優さんの主演映画の原作本という事で
「面白いオーラ」は出ているのだが、
正直、第一印象は
「なんじゃ?この変なタイトルは???」であった。

しかし、読んでみて、あっという間に
「苦虫ワールド」
のドツボにはまってしまった。
おそらく、
主人公の鈴子が、本当にどこにでもいるような女の子であるという事、
鈴子と恋仲になる中島君の
「不器用で求められていない種の優しさ」
が、記憶の一部にピッタリと当てはまってしまったからかもしれない。
短大を卒業してフリーター生活をしている
ド不器用で地味目な女の子、佐藤鈴子 21歳。
毎日を平穏に暮らしたいと思っているのに
ヒョンな事から前科者になってしまう。
自分の家にも自分の所在のなさを感じ、
彼女は自分の所在を敢えて探さない、見つけない
「百万円貯まる毎に、いろんな土地を転々とする」
旅に出る。
エエッ!?
普通、旅をするなら「自分探し」してしまうんじゃないの?
というか
平穏に暮したいのなら旅しない方が良いのでは?
若しくは
定住する場所を探すとか?
知り合いを作らないためとは言え、
これではポジティブなのかネガティブなのかわからない
という私の突っ込みは無視して

鈴子はカート一つで土地から土地へ流れていく
・・・徒歩で。
彼女は
「百万円貯まったら、その土地を出て行く」
というルールを決めてしまっている。
もどかしいのは、その上限さえなければ、
鈴子自身の人生の在り方を見つけられるかもしれないのに、
今まで向き合って来なかった事に向き合えた
と思ったら次の土地へ移ってしまうのだ。
特に、中島君との悲恋?は、切な過ぎて
もだえてしまいそうになった。
中島君の不可解な行動から、鈴子の誤解を招いてしまう。
でも、中島君には中島君の思惑があって
本当の事を言い出せない。
ただ一言
「行って欲しくない」
と伝えれば、それでいいのに。
人生とは、そんなに甘くないものなのだ。

又、自分の定めたルールにがんじがらめになっているのに気付かずに
苦虫を噛まねばならない鈴子。
ここに百万円と苦虫女の相克関係が成立するのだ。
人生は面白いし、人との出会いは素晴らしい。
しかし、人間は何かしら不器用で、
時に逃げ出したくなってしまう時もある。
そんな人間の姿が、鈴子という存在に凝縮されている気がする。
だから、鈴子という人間が、
時に格好良く見え、時にとても情けない女の子に見える。
それでも限られた条件、人生の中で
不器用ながら一生懸命な鈴子の物語は
どこか憎めなく
とても愛おしく思えた。
★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★
何かが上手くいかない時、
何かが周りでこんがらがってしまった時、
私はリセットボタンを押す。
このコミュニティーはこれでお終い。
さぁ、次のコミュニティーへ行くのよ!
NEXT!NEXT!
それは、あたかもポジティブな考えのように見えるけれど
新しいコミュニティーに属した時、
生まれ変わった
キラキラの新しい私になっているはずの「私」は
結局又、同じ間違えを繰り返す。
そして、一人で下を向いて呟く。
「NEXT!NEXT!」
一つずつコミュニティーを渡り歩く、リセット女。
少しずつ「小出し」に
自分の意思をぶつけられたらいいのに。
でも、この「小出し」加減がすごく難しくて
「小出し」にしたはずなのに
いつの間にか「大出し」どころか
地球をひっくり返すようなオオゴト
になっちゃう事もある

そして最後は結局、又、下を向いて呟かなければいけない。
「NEXT!NEXT!」
そんな時、私も苦虫を噛み締めたような顔しているのかしら。
「百万円と苦虫女」の主人公、鈴子の人生は
「あるある」
と共感するところがいっぱい。

若い時は、逃げたっていいんじゃない?
世界にはいっぱいコミュニティーがあるんだから。
いろいろなコミュニティーを渡り歩き続けると
きっと
大事なものが何か見えて来る。
それまで、かばん1つで、逃げ続ければいい。
実は、それが
「自分探し」
に繋がるんだから。
私もまだまだ、逃亡&自分探し中です。

「百万円と苦虫女」
タナダ ユキ作
幻冬舎


クリック。



これな〜んだ
孔雀











に遭い


























