新型インフルエンザの症状と対策

May 20 [Wed], 2009, 2:17
新型インフルエンザA型(H1N1)とは

今回の新型インフルエンザは、日本ではソ連型インフルエンザとして有名な、A型インフルエンザH1N1型の変異株(亜型)のひとつです。
第一次世界大戦中の1918年頃にパンデミック(世界的大流行)を引き起こし、1億人もの死者を出したといわれるスペイン風邪も、このH1N1型の変異株のひとつです。

今パンデミックを引き起こしつつある新型インフルエンザは、もともと豚と豚の間で感染していたH1N1型のウイルスが何らかの要因で、人型のH1N1型ウイルスと遺伝子レベルで混ざり合った変異株と考えられており、当初、豚インフルエンザと呼ばれていましたが、確認が取れていないことや、豚肉で感染するなどの誤解を与え、経済的な打撃を被るということから、「インフルエンザA型(H1N1)」と呼ぶようになりました。

新型インフルエンザの症状

症状としては、季節性インフルエンザと同様、咳、発熱、頭痛などで、呼吸器障害や高熱になり死亡する例も出ています。
現在は弱毒性との事ですが、今後強毒性へ変異する可能性もあり、メキシコやアメリカなど世界各地で、
すでに74人の死者(5月18日現在)が出ているという事実があります。

厚生労働省のHPによる新型インフルエンザへの予防と対策

厚生労働省のホームページを見ると、予防策としては、
飛沫感染への予防としてマスクをすることと、接触感染予防として石けんで手洗いをすることが望ましいとのこと。
また、「私たちにもできる新型インフルエンザの身近な予防策」という動画をYOUTUBEで公開しています。

以下、インフルエンザ感染予防対策の動画の内容を簡単にまとめると
1.なるべく人込みを避ける・・・マスク(不織布タイプ)着用の感染予防効果
2.手洗いをうがいをする・・・・・正しい手洗いの仕方
3.自覚症状チェック・・・・・・・・発熱、頭痛、咳、呼吸困難、倦怠感、筋肉痛など
4.症状を感じたら・・・・・・・・・・保健所への連絡、受診について

新型インフルエンザに対するマスクの効果

この動画を見ると、マスクについて「咳エチケット」と称して注意をしているようです。
マスクに関しては、一部では効果が期待できないと言われているようですが、この動画で説明されているように、ウイルスを完全に防ぐことは出来ないけれど、ウイルスを飛び散らないようにしたり、ウイルスを吸い込む可能性を減らす効果は十分に期待出来るようですね。

新型インフルエンザのこれまでの推移

May 19 [Tue], 2009, 4:36

各国感染者(死者)の合計の推移と日本の状況(AFP発表)

4月27日  26人
4月28日  79人(死者7人  メキシコ)
4月29日   110人(死者1人  アメリカ)
      −−東京では、マスクやタミフルなどが保健所や各医療機関へ配布された。
4月30日   237人(死者1人  メキシコ)
      −−WHOが感染状況をフェーズ4からフェーズ5へ引き上げ。
5月 1日   522人(死者4人  メキシコ)
      −−横浜の高校生が感染を疑われたが、後に否定。
5月 2日   716人(死者4人  メキシコ)
5月 3日   898人(死者3人  メキシコ)
5月 4日   987人(死者3人  メキシコ)
5月 5日 1,327人(死者4人  メキシコ)
5月 6日 1,607人(死者4人  メキシコ3 アメリカ1)
5月 7日 2,077人(死者13人 メキシコ)
5月 8日 2,449人(死者2人  メキシコ)
5月 9日 3,440人(死者2人  メキシコ1 カナダ1)
      −−日本国人初感染 大阪の高校生2人と教師1人
5月10日 4,379人(死者5人  メキシコ3 アメリカ1 コスタリカ1)
      −−日本で新たに高校生1人の感染を確認
5月11日 4,399人
5月12日 5,243人(死者8人  メキシコ)
5月13日 5,827人
5月14日 6,497人(死者4人  メキシコ)
5月15日 7,520人
5月16日 8,451人(死者7人  メキシコ6 アメリカ1)
      −−日本初の国内感染者8人を確認
5月17日−−大阪や神戸を中心に国内感染40人を確認 合計44人に。
5月18日−−日本の感染者数が一気に135人に拡大。

 新型インフルエンザの感染者数は? 5月18日現在

前日の7人という発表から1日で135人に急増しました。
WHOも、世界規模で感染者数8800人を超え、死者数も74人となり、1週間前のマイルドパンデミックという曖昧な表現から、フェーズ6への引き上げを検討しているようです。
P R