『秘密の王妃』〜はじまりの嘘〜

July 22 [Mon], 2013, 21:08


『秘密の王妃』
〜はじまりの嘘〜


この世界にはいくつかの国がある。

北の山々を背負い広大な領土を背負うカンザルク。
大海原に面した貿易国サルザランド。
豊かな内陸と穏やかな湖を多くもつイーエルン。
一年の多くを乾季にさらされたバルエンド。
他には細々とした独立自治区が存在する。

それを集統するのが、世界の中央に位置するミュールベルドである。

領地こそは他の国に比べて少ないが、そこを収める王族の血こそが、他の国を圧倒している。

全ての父、偉大なるシューズワス・ハリス。

彼はごく一般的な貴族の息子だったとされるが、内戦続きで荒れた世界を鎮め、人々に安寧を齎した人物として今や神聖化されている。
といはいえ、彼がいたのは今より800年は前のことであり、ことの真相は書物でしか知り用がない。

ただ、後の彼の一族がある国の王族となり、世界に多大なる影響力を持っていることは疑いのない事実である。

なぜなら、彼の末裔であるミュールベルドの王がが首を立てに振らねば、国の行き先を定めることすらままならないのだから。




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