裁判員経験者に交流の場=初裁判から1年「疑問話して」―元最高裁判事ら組織設立

August 03 [Tue], 2010, 7:04
 裁判員制度導入後、初の裁判員裁判が東京地裁で開廷してから3日で1年。裁判員を務めた市民は全国で3369人(5月末現在、最高裁まとめ)に上る。こうした中、元裁判官や弁護士、市民団体が連携し、裁判員経験者が交流し体験を語り合う組織「裁判員経験者ネットワーク」を同日、立ち上げる。
 メンバーは元最高裁判事の浜田邦夫弁護士や日弁連裁判員本部委員の牧野茂弁護士らが中心となって組織。裁判員経験者が加わり、東京をはじめ、札幌、名古屋、京都、大阪、福岡各市と青森県の弁護士や市民団体と連携して各地に拠点を広げる。
 裁判員裁判は評議の際、裁判員のプライバシーに配慮し、名前でなく番号で呼ばれることが多い。判決後も守秘義務があり、裁判員経験者が集まり、疑問や悩みを話せる場がないのが現状だ。
 牧野弁護士によると、裁判員経験者を招いて意見を聞いたところ、守秘義務の範囲が分からず、安心して感想を話せる場が欲しいという声があった。同弁護士は「経験者の交流に加え、裁判員になるかもしれない市民との間で貴重な経験を共有する場を提供するのが目的」と説明する。 
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