19

December 05 [Sun], 2010, 12:55

「お前ほんとうに伯父貴と結婚するつもりなのか?」

「まあね」

「本気?
媛の母親の代わりとしか思ってないの、それくらいわかるだろう」

「別に悪い話じゃないでしょ。
それに、私、そういうの嫌いじゃないし」

あほか

媛はいまだに一途に母親を想っている広瀬に好感さえ持っている。

「心配してくれてんの?」

「そうだよ!!!!」

媛は少し驚いたように目を丸くして飛翔を見る。

自分でも思ってみないほど腹が立つ。

なんだお前

なんなんだよお前!!


「そんなフラフラした奴だとは思わなかった」

「フラフラしてんのは、飛翔でしょ」

「おれはいいんだよ」

「・・・そ」


「・・・ホントに・・・結婚すんの・・・?」

「する」

はっきりと意思を持った言葉だ。

燃えていた怒りはなりをひそめ、かわりに途方もない脱力に飛翔は襲われた。

「やめてくれ」


「結婚はやめてくれ。頼むから」

「なんでよ。飛翔にとってもいい話だと思うけど?」

「嫌なんだ」

感情に走るところもあったんだ。

「やめろ」

「やめないわ」

きっぱりとした言葉は、目的をみつけてそこへただ一直線に向かうだけ
そんな意思を感じる。

媛はおれのことをさっぱり好きではなく

父親の研究を取り返すことが最優先で


「結婚せずに佐倉博士の研究をとりもどせばいい」

「あんたがそんなリスクやらめんどうなことすることないじゃない。
結婚すりゃ済む話よ。何より当人がそれを悪いこととは思ってないのよ」

「ダメだ」

「はっきり言わないとダメなの?あんたを信用できないの」

知的で優雅そして上品

July 27 [Tue], 2010, 18:13

君はどうして私が求めているものをすべて持っているんだ。

知的で優雅、そして上品。

惹かれないはずないじゃないか。

惹かれるに決まっているじゃないか。


それに反応するという事は、あなたも持っているんじゃないですか?同じものを。


もう、

君の言葉は

届かないよ。


ただ、
イヤになる。

受け入れられなくなってる。

君の言葉が

イヤだ。


ないものねだりだ


僕は羨ましい。好きだという気持ちで動ける媛が


そんなことないよ

飛翔の恋心

July 07 [Wed], 2010, 21:29

「何というか・・・
お前が泣くのは見たくない」

蘭は泣かせてナンボとさえ思っているのに。

媛が泣くのにはひどく動揺してしまう。

泣いている姿は見たくない。

それはエゴだ。でも、願いだ、望みだ。

おれはバカか?

いつからそんなことを思うようになった?

「媛・・・」

泣き止むまで待とう。
泣きたいのだ、媛は。

そっと媛の手をとった。

媛の悲しみや動揺が伝わってくるような気がした。

媛の悲しみよ、早く立ち去れ。早く媛を癒してやってくれ。


自分がどうすれば媛が癒されるかを考えていた。

--------------まったく自分はどうかしている!!!!!!

「うっ・・・っ・・・」

媛の悲しみは終わらない。

「泣け。存分に泣け。」
言いながらそっと媛の体を自分のほうへ引き寄せた。

媛は少し抵抗して、飛翔の顔を不思議そうに見上げたが、
飛翔の肩に顔をうずめた。

ずっとこうしていてやりたい。

かもしれない。

自分の中に芽生えた気持ちに自分で動揺をする。自分がわからない。

「ミイラ取りがミイラになりました。か?これって」

ぼそっとつぶやくが、媛の耳には届かなかったようだ。


山田の告白2

July 07 [Wed], 2010, 21:14
「逃げるなよ」

「に・・・逃げてなんか・・・」

しどろもどろになった。

私らしくない。

「佐倉」

私は気まずい思いから目をそらした。

ちくしょー

-------多分、山田のほうがイイ奴だ。
山田は容易に私のものになるだろう。私はきっといやな思いをしたり、思い通りにならなくて悩むことも少ないだろう。

でも、、、

私は山田の気持ちに気づいていた。心地よいとさえ思っていた。
でもそれを受け入れる気はなかった。
そのままにしておいたら、自分が逃げ込める場所としてとっておけばよかった。
そんな私に気づいたのか・・・?

私は飛翔が好きなのか?

わからない。

わけがわからない奴だ。

あいつは私と北大路会長を天秤にかけている。

いや、都合のいいほうへ都合のいい情報を流している。撹乱しているのはわかる。
そっちがその気ならと私も撹乱することを選んだけれど。

どうして

いつも

協力してくれる?

「----蘭には言わない。理事長にも言わない。約束する。」

ホワイトローズが私とわかって、それを秘密にしておいてくれている。
確かに彼が言っていないことは明白だ。
誰も私を捕まえにこない。長内博士の娘だと知りながら、同時にホワイトローズであることを
まだ知らない。

いつか
飛翔が
私を
売ったら


それでも、いいか。

すべては彼次第だから。

その行動を制限する権利は、私にはない。

いや、私だけではない。

他人の行動を制限する権利なんて、自分以外のほかの誰にもない。ないんだ!!!!!

飛翔のしたいようにすればいい。

それが

私の愛だ。

決してきみを制限したりしない

たとえ私に何の利益がなくても
私が傷つこうとも

それは君の選択になんの制限ももちあわせちゃいない、

私は飛翔を愛する。

愛しているんだ。

今日のお洋服

July 07 [Wed], 2010, 21:08

ロングワンピ
(ブルーと白と赤と赤とオレンジオレンジ、、カラフルカラフル))

白い白いTシャツをインナーに

サンダルはいつものベージュのウエッジソール

ふにゃーー
カワイイ

歩くたびにすそがゆれゆれ、フワフワするのがたまらない。

カワイイ

ヘアはアップにしてすっきり。

ポニーテールはにあうかな??

毎日自分の好きなものが着れてハッピー♪
らぶ♪

しょーもねー場所には行きたくない

July 06 [Tue], 2010, 22:02
みんなムカつくんだよ!!

飛翔くんそんなんだった?もっとデキる人だったんじゃないの?

もう

ムカつく!!

みんなバカばっかり!!

バカだよ!!

どうしてそんな風にいちいち説明しなければわからないの?
バカじゃないの?

私は認めない
認められないんだよ!!

何でも人や自分の子供にやってもらおうなんて
ここにいる資格がねえんだよ!!

私の能力がわからないって?

私は私がのぞむ結果でそれをあらわす好かないと思っているんだよ!
あんたらの何倍も上に行って
上のものを手に入れて
上の考え方をして
あんたらが私を見直すにはわたしが私の臨むものになることでしか
それは叶わないんだよ!!

だまって黙々とやるんだよ!!自分の中にためるんだよ!!
そして見せるべきところでみせるんだよ!
バカが!!
何言ってんだ

背中で見せるしかないんだよ!!

自分が得たことをじぶんのものにして、コレはかげでこっそりやっているように見せないように
やって
それで結果だけ示すんだよ!!

過程をイチイチ人に見せてどうするんだよ!!バカ

てめえらみんなバカ!!


万物を愛する

June 22 [Tue], 2010, 22:11

わたしにできること

慈愛は自愛

地球を愛する

自然を愛する

動物を愛する

そこかしこに存在するものたちを愛する

宇宙を愛する

それはまさに自己を愛すること

そして

きみを愛したいんだ

私のすべてが愛

きみにすべてを受け取って欲しい

この想いのすべてを

きみに差し出したいんだ

TheRoseProject第12回

June 21 [Mon], 2010, 14:29

立ちふさがる隼人くんは
面白くて仕方がないというように笑みをたたえていた。

「おめーは一体何がしてえんだよ!!?」


「ボクは最初っから飛翔くんが味方しないほうに、味方するつもりだったサ。
だって選べないんだもの、媛ちゃんも蘭姉さまも、大好きだからネ」

「飛翔くんもだよね」

「けっこう迷ってたよね、飛翔くん。
飛翔くんも大好きだものね。媛ちゃんのことも蘭姉さまのことも」

「やめろ!!!」

飛翔はまっすぐに隼人をみつめながら
しかし、媛のほうをうかがうように向けていた。

「ほんっと、変わっちゃったよね飛翔くん」
媛ちゃんが何をどう思うか、気になって仕方ないってカンジだものね。

前はそんなんじゃなかったのにね。
誰にどう思われようとカンケーない。俺は俺のやりたいよーにやるってカンジで…
そんな風にして蘭姉さまを翻弄して、縛りつけていたでしょう?
自分を求めるように仕向けていたでしょう?どこかに行かないように、ネ?

なんだかんだいって
自分以外が蘭姉さまを所有するのは許せないんでしょう?
心はいつでも自分のほうへ向けておきたいんでしょう?

責めてるんじゃないよ。クス・・・
ボクはそんな飛翔くん、好きだったもの。

でも・・・飛翔くん、
そんなに媛ちゃんに嫌われたくないんだ?
マズイって顔してるものね、ホラ。ぜーんぶ媛ちゃんに言っちゃうよ。
まだ、隠してることあるもんね。


ああ、イヤだね。
言っとくが俺は、媛の前では手も足も出ねえ。



「それ聞いたら、蘭姉さま・・・どうなっちゃうんだろうね」


RoseProject第8回

June 21 [Mon], 2010, 1:18

「今から、お前を、抱く」

言いながら制服のネクタイをゆるめ、乱暴に引き抜いた。

その目は笑っていない。

もう、決めている。


――――逃げられない

ああ・・・

私は逃げるつもりなんか、ないくせに。
仕方なかったって、自分の本位じゃなかったって、後で言い訳するために、そんな事思うんだ。


「媛」

もう、想いをとめるのは止めよう。

この胸の疼きを、飛翔にすべてあげよう。

私は飛翔の目を見た。もう、そらさない。

「媛」

腕をつかまれ、乱暴に引き寄せられた。
飛翔の胸の中にすっぽりと納まる。

やさしく抱擁したかと思うと、スイッチを入れたかのように
きつく抱きしめられる。

「・・・っ」

あまりの締め付けに、声が漏れる。

「苦しいか?」

「もっと・・・強く・・・」

TheRoseProject 第6回

June 21 [Mon], 2010, 0:55

「好きだ」

「俺と付き合ってくれ」

山田の突然の告白に
媛は何の反応もできなかった。

「つ…付き合うって・・・どういうこと・・・」

しどろもどろになりながら媛のやっと発した言葉に
山田は頬を赤く染めた。

「付き合うってのは・・・つまり・・・
お前とキスしたり、お前の事抱きしめたり、するって、ことだ」

「な…」

山田の発言に媛も顔が赤く熱く上気していくのがわかった。

「好きなんだ」

山田は改めて真剣なまなざしで媛をとらえた。
目をそらす事は許さない
山田の目がそう言っていた。

飛翔とは、違う目。
あいつは、私の心や考えていることをいつも見透かしているような目で見る。
そのくせ、何にも見透かせていやしないのだ。
私は飛翔の感じていることがわかるのに。

「佐倉」

はっと正気に戻ると
山田がいつの間にか媛の目の前に立っていた。

「他に好きな奴がいるなら、言え」

飛翔のことを言っているのか。
山田の目にもそんな風に見えるのか。
北大路会長からも、勘ぐられている。
北大路会長は飛翔の婚約者で、そしてずっと飛翔を愛してきた。
飛翔が興味を持っている私に、良い感情を持っていないのは伝わってくる。

返答次第では、山田は次の行為に出るだろう。

それは、避けたかった。

「いない、そんなもの。
だから、それ以上近づくな。」




ああ、私は飛翔が好きなんだ。

あの憎らしい微笑も、どこか沈んだようなあの瞳も、
すらりと伸びた手も脚も

時折見せる、無邪気な笑顔も!!

飛翔を想うと、胸が蕩けそうだ。
それだけで、耐え切れず声を出してしまいそうだ。

飛翔
あなたもそうでしょう?

あなたも
私を想うでしょう?

あの日、あの時、
飛翔の目がそう言ってた。

自惚れてる?

私の思考が入り込む。




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