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自分と意見が合わない人への接し方 / 2010年07月23日(金)
 あなたは創業20年のデコボコ水産に勤める若手社員。お中元商品として開発した「フナムシ寿司」の売れ行きがイマイチで、部長はこの商品のテコ入れをするための会議を招集しました。

部長 みんなも知っての通り、「フナムシ寿司」の売れ行きがすこぶる悪い!

社員A シャコをフナムシの形に似せただけなんですけど、やっぱり気味が悪いんですかね。

部長 日本人はもっとユーモアが分かると思っていたのだが……。

社員B ユーモア感を出すなら、デパートとかでなく、水族館みたいなところで売ったほうがいいっスよ。

部長 君は何を言ってるんだね? 当社の製品は、デパートで売るからこそ価値が出るんじゃないか。

社員B いつまでもくだらない見栄を張ってるからウチの会社は大きくならないんスよ!

部長 何!? 昨日今日会社に入った君が何を生意気な!

社員B 部長こそ、分からず屋ですよ。こんな会議、もうやってられないっス!

 Bさんは怒って立ち上がり、そのままドアを「バタン!」と強く閉めて出て行ってしまいました。部長はあなたに目でサインを送り、「何とかしてこい」と言っています。

 あなたは今からBさんに、どのように助言しますか?


1. 部長が分かるまで説得しましょう
2. 部長に期待するのは止めましょう
3. 部長の言う意見には、無条件に同調しましょう

●部長が分かるまで説得しましょう――20点

 こちらの説得に、相手がいつでも納得してくれるとは限りません。あなたの判断が正しい場合もありますが、相手には相手の考え方があります。

 得てして自分の意見を強く主張すればするほど、他人の意見の良さが見えなくなってくるもの。理屈で説き伏せようとすれば、相手は強情になり感情的に反発します。

 そうなりますと個人間での戦争状態となり、非常に仲が悪くなります。毎日同じ建物で働くのですから、嫌いな人同士が顔を合わせることほど辛いことはありません。なので、相手が納得するまで説得を続けるというのは、長期的な視点で見れば、かなり危険な行為です。

●部長に期待するのは止めましょう――80点

 たとえ自分がどんなにいい意見を言っていたとしても、「会議のメンバーは、きっと自分の意見を採用してくれるハズだ」と期待をするのは止めたほうがいいでしょう。

 確かに、いい意見を思いついたのなら、それが会議のメンバー全員に伝わるように、冷静に説明することは大事です。しかし、その後、自分の出した意見がメンバーに受け入れられるかどうかはそのメンバー次第です。

 「みんなしょせん人の子だから、常にいい判断なんてできないよね」と思っておけば、自分の自信のある提案が受け入れられなくても、「まー、しょうがないか」で諦められます。

 「人を信じる」というのは、一般的には美徳と思われがちですが、その反面、信じた相手がミスを犯すと、必要以上に腹が立ってしまうものです。言い方は悪いのですが、最初から人を信じなければ、うまくやってくれたときは、「すごい!」と思えますし、ミスをしたときは「しょうがないよね」で終わらせることができます。

 強打者と呼ばれるイチロー選手でも、ヒットを打てるのは10打席に3回です。ビジネスにおいても、常にいい判断ができる人などいないと思っておいた方が現実的だと言えるのではないでしょうか。

●部長の言う意見には、無条件に同調しましょう――30点

 「意見対立は避けたい」という理由で、普段からメンバー全員の意見に同調していれば、確かに会議での争いは少なくなると思います。しかし、さすがにすべて言いなりでは自分の意見を持たない人というレッテルを貼られてしまいますし、会議の場が常にそれでは結局、決定権を持った人の意見が通りやすくなり、偏った意思決定になってしまいます。

 ですから、やはり一度は「わたしは、○○だと思うんです」と、明確に自分の意見は伝えましょう。

逆に言えば、あなたの仕事はそこまでです。 そして、どの意見を採用するかは会議のメンバーの合意の上で決めることであったり、または意思決定者の上司の仕事であったりします。

「淡泊だな」と感じる方もいるとは思いますが、あまりに自分の主張を強くするのは、ある意味でそういった意思決定者の仕事を奪っているのです。

●他人はコントロールできない

 マグロ船に乗せられるまでは、船に乗ればマグロはたくさん釣れて、船の上でピチピチ暴れているものと思っていました。しかし実際見たものは、仕掛けたたくさんの釣り針うち、マグロがかかるのは100針に1匹という、かなりの低確率でした。

 そこで漁師に、「これだけ釣れないと気疲れしませんか?」と聞いたことがあります。そうしたところ、「俺たちはできることはすべてやった。針にマグロがかかるかどうかは、興味がない」と答えが返ってきました。

 現在のマグロ漁のやり方は、1300年前から受け継がれている最も効率のいい方法だそうです。ですから、人間ができるのは、その漁法を忠実にやることだけであって、マグロが釣れるかどうかまでは、人間はコントロールできないし、コントロールをしようとすると無駄に疲れるだけと言っていました。

 会議を含め、すべての人間関係でも、コントロールをできるのは自分のことだけ。基本的には、他人はコントロールできないものなのかもしれません。

 このことを、今回のテーマであった「意見対立が起きたときの対処法」に当てはめますと、以下の2つを心がけましょうということになります。


1. 自分の持っている意見は、明確に主張する。
2. 自分の意見が採用されるかどうかについては、こだわり過ぎない

 今回のコラムは、非常にわたしの主観性が高い内容になっています。ですから、あなたが違う意見を持っていても全然構いません。

 これが相手に分かってもらおうとしない、「いい意味での相手に期待をしないこと」だと思うのです。【齊藤正明,Business Media 誠】

※この連載は、「@nifty ビジネス」で連載中の「今日からなれるファシリテーター 〜荒波を乗り越えるマグロ船会議術〜」から抜粋、再編集したものです。

【7月22日18時37分配信 誠 Biz.ID
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20100722-00000084-zdn_b-inet
 
   
Posted at 06:28/ この記事のURL
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