Mr.&Mrs.スミス
December 13 [Tue], 2005, 23:18
お互いに素性を隠し結婚した殺し屋夫婦の甘い結婚生活が一転、壮絶な殺し合いへと発展していく様子を描いたアクション・コメディ。主演は「オーシャンズ12」「トロイ」のブラッド・ピットと「テイキング・ライブス」「アレキサンダー」のアンジェリーナ・ジョリー。
共演に、「ドッジボール」「スタスキー&ハッチ」のヴィンス・ヴォーン、「クール・ボーダーズ」のアダム・ブロディ、「ファンタスティック・フォー [超能力ユニット]」「Ray/レイ」のケリー・ワシントン、「エージェント・コーディ」「リディック」のキース・デヴィッドなど。
監督は「go」「ボーン・アイデンティティー」 のダグ・リーマン。
公開初日に観たにも関わらず今頃アップ(苦笑)
まさに「これぞエンタテインメント!」な娯楽作でしたね。
それぞれで十分に主役を張れるブラッド・ピットとアンジェリーナー・ジョリーが共演、しかも近い将来本当の夫婦になるかも、という話題性だけでも十分に大ヒットが見込める作品ですが、そんな話題性だけの作品ではなく、アクションとコメディのバランス、そしてダグ・リーマンのスタイリッシュなセンスが見事にハマっていて予想以上に面白かったです。
主演の2人の個性がこの作品の大きな魅力の一つである事は確かですが、それ以上に"お互いに凄腕の殺し屋である夫婦が本気で夫婦喧嘩(殺し合い)をする"という荒唐無稽な設定こそがこの作品の肝である事は間違いないでしょう。
そしてその基本設定があればこその突き抜けた有り得なさと、多くの人が共感し得る結婚生活(のみならず他者との交流)につきまとう様々な問題との絡め方が絶妙で、何度も笑わせられてしまいました。
これを観て「ローズ家の戦争」を思い出したのは僕だけでしょうか。
喧嘩のスケールは全然違いますけど(苦笑)
そんな荒唐無稽な史上最大の夫婦喧嘩を、ブラッド・ピットもアンジェリーナ・ジョリーもとてもリラックスし、楽しんで演じていたのが印象的でした。
ブラッド・ピットがそのカッコ良さとは裏腹に、時折見せる可愛らしい仕草や、アンジェリーナ・ジョリーの主導権を握りたがっている強気な目なんかは、まさにこの2人の本領発揮。
お互いが疑惑を確信に変える為に腹の探り合いをするシーンや、激しいカー・チェイスをしながらの口喧嘩や秘密の暴露合戦はかなり面白かったです。
アンジェリーナ・ジョリー殺し過ぎだし(笑)
そしてそれだけに終わらず、凄まじい夫婦喧嘩を経て2人が心を通わせ、本当の夫婦になっていく様子をも描いているのは上手いなと思いましたね。
全編に溢れるツッコミ所はこの際無視して(と言うかきっと意図的)、とにかく何も考えずに楽しむのに最適の娯楽作品です。

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