ホステージ
October 11 [Tue], 2005, 16:52
かつて敏腕交渉人として活躍した警察署長が人質救出の為に奮闘する様子を描いたアクション・サスペンス。主演は「ダイ・ハード」シリーズ、「隣のヒットマン」のブルース・ウィリス。
共演に「サラ、いつわりの祈り」「パニッシャー」のベン・フォスター、「ユージュアル・サスペクツ」「バッファロー'66」のケヴィン・ポラック、「ヴァージン・スーサシズ」「テキサス・チェーンソー」のジョナサン・タッカーなど。
監督は「スズメバチ」のフローレン・エミリオ・シリ。
劇場でトレーラーを観て、「結構面白そうかも」と思った作品。
その中には「久々にブルース・ウィリスの派手なアクションを観られるかも」という淡い期待もあったわけですが、結局時間とお金の都合で観に行けずサンプルで見る事になりました。
結果から言うと、サンプルで良かったなと(笑)
2つの人質事件が同時に発生し、主人公がその板挟みになるというアイデア自体はかなり魅力的だと思うんですが、その折角のアイデアを活かしきれてませんでしたね。
その原因の一つは犯人たちのキャラクター設定にあると思います。
第一の犯人グループである若者3人組はどう見ても悪い奴には見えないし、第二の犯人グループは結局何者なのかよく分からない。
これでは緊張感も緊迫感も希薄になってしまいます。
「難攻不落」と謳われるハイテク豪邸もあまり機能してませんでしたしね。
以下、ネタバレしてます。
展開も結構粗く、ツッコミ所も多いのですが、個人的に一番「おいおい」と思ったのはブルース・ウィリスの見せ場の少なさ。
ハッキリ言って大した事してません。
どう見ても一番頑張ってたのは人質にされた男の子。
この子がまさに孤軍奮闘といった感じで頑張っていて、ついつい応援してしまいました。
ある意味この子が主人公だったかも(苦笑)
と、かなり酷評してますが個人的には結構楽しめる作品でした。
どこが楽しめたのか?
それはマースを演じたベン・フォスターの熱演。
「パニッシャー」でも一風変わった役を演じてましたが、この「ホステージ」では狂気と紙一重のアブない演技で魅せてくれました。
良い俳優になりましたねぇ。
あの哀しみを湛えた瞳はこの作品の何よりも印象的でした。
是非とも彼にはこの作品のようなダーク路線で、「クロウ」みたいな作品をやってもらいたいです。
あまり期待すると肩透かしを食らうと思いますが、暇潰し程度に見る分には丁度良い作品かも知れません。
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