ネバーランド
February 02 [Wed], 2005, 23:37
昨年、1904年の初演からちょうど100年目を迎えた「ピーター・パン」の原作者バリと、彼に「ピーター・パン」を書かせるきっかけとなった家族との交流を描いた、言わば“ピーター・パン製作秘話”と呼べる感動のドラマ。主演は個性派俳優として知られるジョニー・デップ、そしてピーター・パンのモデルとなったピーター役に「トゥー・ブラザーズ」のフレディ・ハイモア。
いやぁ、良かったです!
予想を遥かに上回る素晴らしさでしたね。
ストーリー、映像、演技、音楽が見事なアンサンブルを奏でながら互いに引き立て合い、温かく、そして切ない作品を創り上げていました。
「シザーハンズ」や「パイレーツ・オブ・カリビアン」などメジャーやインディーを問わず、個性的な役柄を演じる事で知られるジョニー・デップですが、この「ネバーランド」での役はそれほど個性的なキャラクターではありません。
にも関わらず、彼以外有り得ないという程のハマリっぷり。
それはきっとバリと同じく、ジョニー・デップが少年の心を持ち続けているからなんでしょうね。
ちょっとした瞳の動きや、さり気ない動作で、時にコミカルに、時にシリアスにバリを演じたこの「ネバーランド」は、間違いなく彼の最高傑作だと思います。
出演作全部は見てませんが…(汗)
共演のケイト・ウィンスレットもかなり良かったですね。
僕は「タイタニック」での過剰な演技があまり好きじゃなかったんですが、この作品での未亡人役は別人のようで本当に見事でした。
そして何と言ってもこの作品のもう1人の主役ピーターを演じたフレディ・ハイモア。
現在12歳らしいです。
恐ろしい演技力ですね…。
これは「トゥー・ブラザーズ」にも期待出来そうです。
ちなみに次回作はジョニー・デップとティム・バートンが4度目のコンビを組む「チャーリーと夢のチョコレート工場」。
あと、ダスティン・ホフマンが「演劇界のナポレオン」と呼ばれたチャールズ・フローマンを演じてたのですが、過去にスピルバーグの「フック」でフック船長を演じたのは面白い奇遇だなと思いましたね。
演出の面でこの作品には所々にバリや子供達が空想した世界が映像として出てくるのですが、そのセンスが素晴らしかったですね。
普通ならもっとファンタジックにCGとか使ってやっちゃうんでしょうけど、この作品は敢えてそれをやらずに“作り物”と分かるレベルに抑えていました。
ここらへんのバランス感覚と言うか、細部まで行き届いた繊細な表現は作品全体の随所に見ることが出来ました。
そして、この作品は誰もが経験する、子供から大人へと変わる瞬間をフィルムに捉えた非常に稀な作品でもあります。
ああいう場面で感動したのは初めての経験でしたね。
長男ジョージのあの表情だけでもこの作品は観る価値があります。
マーク・フォースター監督、要チェックですね。
敢えてこの作品の欠点を挙げるとするなら、それはジョニー・デップが若く見えすぎる事(笑)
とても40過ぎには見えませんでした。
やはり彼こそがピーター・パンなんでしょうか?
想像する事の大切さと難しさ、情報過多によって失われつつある子供の純粋さ。
なくしてはいけない大事な物を教えてくれる心温まる傑作です。
普通ならもっとファンタジックにCGとか使ってやっちゃうんでしょうけど、この作品は敢えてそれをやらずに“作り物”と分かるレベルに抑えていました。
ここらへんのバランス感覚と言うか、細部まで行き届いた繊細な表現は作品全体の随所に見ることが出来ました。
そして、この作品は誰もが経験する、子供から大人へと変わる瞬間をフィルムに捉えた非常に稀な作品でもあります。
ああいう場面で感動したのは初めての経験でしたね。
長男ジョージのあの表情だけでもこの作品は観る価値があります。
マーク・フォースター監督、要チェックですね。
敢えてこの作品の欠点を挙げるとするなら、それはジョニー・デップが若く見えすぎる事(笑)
とても40過ぎには見えませんでした。
やはり彼こそがピーター・パンなんでしょうか?
想像する事の大切さと難しさ、情報過多によって失われつつある子供の純粋さ。
なくしてはいけない大事な物を教えてくれる心温まる傑作です。
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