キング・アーサー
December 23 [Thu], 2004, 23:20
「パイレーツ・オブ・カリビアン」など大ヒット作を数多く手掛けるジェリー・ブラッカイマー製作のアクション・ロマン。欧米では「英雄の原点」と語り継がれていながら、数多くの説が存在する「アーサー王と円卓の騎士」の物語を映像化した作品。
この作品、劇場で予告編を見た時からかなり期待をしてました。
その期待の大きさが裏目に出てか…、イマイチでした。
エクスカリバーに関するエピソードも殆ど出てこないし、アーサーと共に戦う円卓の騎士たちそれぞれのキャラの掘り下げも浅く、結果的にどのキャラも、アーサーでさえも地味な印象しか残りませんでした。
見終わった後印象に残ったのは、戦闘シーンと円卓の騎士の友情、そしてキーラ・ナイトレイのかわいさぐらい。
アーサーを演じるクライヴ・オーウェンは悪い役者ではないと思うんですけど、この作品のアーサーは演出が悪いのか盲目的に信心深い優柔不断なリーダーというキャラになってしまっています。
円卓の騎士たちに全幅の信頼を寄せられる伝説の騎士、というイメージをもっと全面に出した方が良かったと思いますね。
おそらく「アーサーも悩み傷つく1人の人間」みたいな描き方がしたかったんでしょうけど、ちょっと中途半端に思えました。
ランスロット、グウィネヴィアとの関係の描写も何故かかなり遠まわしでしたし。
決して見所がないわけではなく、凍った湖での戦闘シーンなんかはかなり見応えありましたし、実際映像のクオリティはなかなか高いと思います。
「ロード・オブ・ザ・リング」や「トロイ」のように数万人単位の戦闘ではなく、当時そうであったような数百人〜数千人単位の戦闘はCGなどに頼らない分見応えがありました。
それだけに惜しいんですよね。
以下ネタバレ含みます。
と言うか、
何でランスロット死んじゃうの!?
僕の記憶では、確かランスロットはアーサーと結婚したグウィネヴィアと不倫して、アーサーと敵対する事になったような気がするんですけど。
幾つもの説があるらしいのであくまでこの作品での解釈って事なんでしょうけどねぇ。
どうも僕にはしっくり来ませんでした。
劇場の大画面で観ていたらまた違った印象があったのかも知れませんが、見たのがバイト先の14インチくらいのテレビでしたからね…。これが一番の原因かも?
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