エイリアンvs.プレデター
December 20 [Mon], 2004, 4:12
「フレディvsジェイソン」に続くドリームマッチ第2弾!コミックやゲームの世界では実現していた対決が遂に実現。
監督・脚本・ストーリーは「バイオハザード」のポール・W.S.アンダーソン。
エイリアンもプレデターもどちらも好きなシリーズですけど、実はこの「エイリアンvsプレデター」にはそこまで大きな期待はしていませんでした。
何故かと言うと、結構無理があると思うからです。
「フレディvsジェイソン」もたいがい無理矢理でしたけどあれは確信犯的に笑いに走ってましたよね。
そしてそれが許されるキャラだったと思います。
でもこの「エイリアンvsプレデター」ではどう考えてもそれは許されない。
どういう風にこの宇宙2大凶暴生物を絡ませるのか、そこにとても興味がありました。
勿論ファン心理として「プレデター2」でのあのシーンは非常に印象深いものでしたけど。
これまでの設定を最大限に活かしつつ監督が作り上げたのは、「プレデターが100年周期でクイーン・エイリアンに卵を産ませ、人間を生け贄にして育てたエイリアンたちと若いプレデターたちを戦わせ“成人の儀式”を行なう」というもの。
エイリアン・ファンには多少不満のある設定だとは思いますが、これはこれで番外編として見ればなかなか良い設定だと思います。
まぁ逆は無理ですからね。
ネタバレになるので書きませんが、プレデターの正体(?)もおもしろいアイデアだなと思いました。
エイリアンとプレデターのデザインはオリジナルを継承しつつ、これまでよりもやや戦闘的なデザインになっていた気がします。
相変わらずどっちもカッコ良いですね。
特にエイリアン!
不気味さはギーガーがデザインした初代エイリアンには敵いませんが、その敏捷性と凶暴さ、そして光沢!いいですねぇ(ウットリ)。
プレデターも個々の見た目がより人間的になっていて、1作目のグロさは無くなったものの断然カッコ良くなってましたね。
内容に関してはとにかく「バイオハザード」同様かなりテンポが良いです。
あまりに良すぎて恐さや不気味な雰囲気が薄まってしまってるくらい。
そこらへんはちょっと残念でしたね。
あと登場人物のキャラが全然印象に残らないのも気になりました。
ランス・ヘンリクセンがビショップのオリジナルとして登場したのは嬉しかったですが。
ただ、登場人物に関しては「この作品はあくまでエイリアンとプレデターが主役」という事で納得出来るレベルです。
何箇所か「おいおい、それはないやろ」と突っ込みたくなるシーンもありましたが、それで作品自体がおもしろくなくなる程ではないですし、僕はなかなか楽しめました。
かなり前から何度も何度も企画が出ては潰れていたこの作品。
それほど映像化が難しい作品だったとは思いますが、ここまで出来れば期待以上です。
コアなファンだけでなく、エイリアンもプレデターも知らない人にも楽しめる娯楽作に仕上げてる所なんかは流石ですね。
もし、この作品で初めてエイリアンとプレデターを観た人がいたら、是非それぞれのシリーズを観てもらいたいです。

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