Nature Capitale 

May 25 [Tue], 2010, 2:07
初夏のような5月の休日。
フランスのたくさんある5月の祝日の最後、パントコート(ペンテコステ)の日にシャンゼリゼに出かけてみると。



今日は《Nature Capitale》というイベントの最終日。

5月の最後の3連休を利用して、1晩でシャンゼリゼ通りを自然いっぱいの大農園に変身させて、多くの人に農業や自然、環境について関心をもってもらおう!という一大イベントでした。
サイトはこちら


いつもは観光客でいっぱいのシャンゼリゼ通り、この日はまた一段とたくさんの人が集まって、関心の高さはうかがえたけれど、お昼を過ぎるといっそう強くなる陽射しの下、人いきれも相当なもので、私は途中でギブアップ。



たくさんの木々やお花、お野菜、そして牛や羊といった動物まで、それぞれパーセルと呼ばれる小さな箱庭のようなものに入れられて並べられているのだけれど、午後のまさに炎天下と人だかりに、自然のほうもぐったり。。

中にはそのパーセルによじ登って木々やお花に触れたり写真撮ったりする人たちもいて、踏み荒らされている区画も。
牛や羊にいたっては、見ているのが辛くなるくらい気の毒なほど暑さにじっと耐えていて。

写真を撮る気にもならないくらい、かわいそうでした。

前夜にインターネットのサイトのイメージを見て、パリにお花畑?!ブドウ畑?!なんて、なんだかワクワクした気分で出かけたものの、がっかりを通り越して心が痛くなるような、後味の悪い気分で会場を後にしました。

木々の間に時々現れる信号機にはちょっと笑えたけれど。



私としては、シャンゼリゼ通りに堂々と立ち並ぶマロニエやプラタナス、そしてチュイルリー公園をはじめ緑生い茂る大きな公園がパリにはたくさんあって、それでも十分ではないかと思う。

人々にもっと関心をもってもらって、自然や環境を大切にしようと呼びかけようという考えはいい考えだと思うけれど、ちっとも自然に優しくみえないこのイベントはなにやら本末顛倒な感じがしました。

まさに、おーシャンゼリゼーの歌のとおり、
Il y a tout ce que vous voulez aux Champs-Elysee (シャンゼリゼ通りにはあなたのほしいものはなんでもあるのよ)
自然に触れる時間のない都会の人々のためには、大農園ももってきちゃうんですね。

人間のエゴというか、身勝手さを目の当たりにした感じで、帰りにテラスでビールでも?という夫くんの提案を断り、早々に帰宅、でもビールは買って帰って、我が家でほっとしながら乾杯しました。

パリの近くには、まだまだたくさん自然が残っていて、自然や農業に触れる機会やイベントはたくさんあって、それはそれは楽しくてステキなんですけれどね。

 Il fait chaud ! (イル フェ ショー) 暑いなー!
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