ふぁいるめーか って 

November 03 [Tue], 2009, 11:01
10月は結局、1度しか更新できませんでした。 m(_ _)m

先週末、東京・品川インターシティホールで開催されたFileMaker カンファレンス 2009に参加してきました。

前日、某病院の院長と遅くまで飲んでいたので、午前中のオープニングセッションの途中から参加しました。

今回一番聞きたかったセッションは、15:30からメインホールにおける以下のセッションです。
「医療 IT システムは医療現場で作られる! ― J-SUMMITS がつなぐユーザーメードの輪 ―」
スピーカー:名古屋大学医学部附属病院 メディカルITセンター長 吉田 茂 氏

名古屋大学医学部附属病院は、病床数 1035 床、外来患者数は一日約 2200 人の総合病院です。電子カルテやオーダリングには基幹系パッケージソフトを活用し、これらと連携を取る FileMaker ソリューションを 1000 ライセンス規模で活用しています。医療 IT システムは、他業種の業務 IT システムに比べて、複雑かつ頻繁な変更が必要とされます。そのため、医療の現場をよく理解した医療者自身が作成する医療 IT システム「ユーザーメードシステム」が、今、日本の医療業界から注目されています。中でも FileMaker Pro による「ユーザーメードシステム」の構築事例は多く、ベンダー製システムに優るとも劣らないレベルのものも多々見られます。このセッションでは、一つの事例として、名古屋大学医学部附属病院における基幹システムと FileMaker ソリューションとの連携事例を示すとともに、全国に広がりつつある「ユーザーメードシステム」の輪として、日本ユーザーメード医療IT研究会(J- SUMMITS)の活動についても紹介します。


F社製の電子カルテシステムをFileMakerを連携しているシステムの紹介があり、大手ベンダー製では簡単に作りきれない部分を医療者自らがFileMakerを活用してカスタマイズしているところは全国の病院で大手ベンダー製の電子カルテに不満を持っている病院への朗報といえるものではないでしょうか。。。

また、スピーカーの先生が中心となって進めている日本ユーザーメード医療IT研究会(J- SUMMITS)の活動についても紹介があり、医療者自らがシステム開発を行い、そのノウハウを共有してより良い医療情報システムに育てていこうという主旨で活動しているとの発言もありました。。。


上記のセッションの前に午後最初に聞いたのはテクニカルトラックとして開催された以下のセッションでした。
「すっきり解決!バージョン 6 以前からの移行テクニック」
スピーカー:株式会社レクレアル 茂田 克格 氏

ファイルメーカー Pro 6 以前のバージョンで作成されたデータベースを、最新版に移行する際の効率よい作業方法や引っかかりがちな落とし穴などをご紹介します。移行は、ポイントさえおさえれば決して難しいことではありません。基本テクニックから、日々更新される運用中のソリューションを移行する場合のコツや情報収集の方法などをご説明いたします。また、手間と費用をかけてでも最新バージョンに移行することが、どれだけのメリットがあるかについて丁寧に説明いたしますので、このセッションをお聞きになれば予算管理者を説得する方法も学べます。


当院でもFileMakerのバージョンアップ問題で苦労しており、少しでもヒントになればと思ましたが、ホントにすこしだけ参考になりました。。。

もっと具体的な内容について話して欲しかったのですが、それは、FileMakerベンダーに依頼せよということなのでしょうか、、、


兎にも角にも第1回のFileMaker カンファレンスはこれからの医療情報システムのあるべき姿を垣間見たような気持ちになり、会場を後にしました。。。


FileMaker Pro 10 Advanced 日本語版FileMaker Pro 10 Advanced 日本語版


医療関係者のためのファイルメーカーPro活用マニュアル (2)医療関係者のためのファイルメーカーPro活用マニュアル (2)


FileMaker Pro 10 スーパーリファレンス for Windows&MacintoshFileMaker Pro 10 スーパーリファレンス for Windows&Macintosh


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いりょうじょうほうぎし って その3 

October 18 [Sun], 2009, 17:32


2009年10月13日(火)に医療情報学会のホームページに今年度の医療情報技師の検定試験の結果が掲載されました。。。

2009年医療情報技師検定試験結果
受検者数合格者数合格率
 2009年3,3501,04031.04%
 2008年2,78195334.26%
 2007年2,98795131.83%


今年度の試験結果に加えて過去2年の受検状況もデータとして掲載してみました。。。

今年は、昨年に比べて受検者数が2割以上増加していることがわかります。。。

7月に当ブログでも紹介したように医療機能評価のVer6に医療情報技師の必要性が加わったことが原因ではないかと思われます。

また、2008年度から上級医療情報技師という、医療情報技師を取得した後、ステップアップを目指す事ができる資格が創設されたことも多少なりとも影響があるのではないかと思います。。



解説医療情報技師能力検定試験問題解説医療情報技師能力検定試験問題

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でぃーぴーしーたいしょうびょういん って その33 

September 30 [Wed], 2009, 20:55
今月3回目の更新です。

めちゃめちゃ更新ペースが落ちています。。。m(_ _)m


今回は久しぶりにDPCに関する内容を書いてみたいと思います。


新機能評価係数等、来年度の診療報酬改定に向けて気になるところはいっぱいありますが、今日、厚生労働省から

DPC対象病院への参加及び退出について


というタイトルのメールが来ました。

DPC対象病院への参加及び退出の方法については、10月下旬に留意事項通知を発出する予定」とのことですが、

DPC対象病院への参加及び退出を希望する病院は、次期診療報酬改定の5ケ月前までに届出が必要となりますので、通知発出後に速やかに届出が行えるよう、院内の周知・検討を進めてください。」

ということだそうです。

届出が必要となる病院として以下の病院を挙げられております。

【届出が必要となる病院】
○ DPC対象病院(特定機能病院は除く)において、次期診療報酬改定時にDPC対象病院から退出する場合
○ 平成18年度DPC準備病院、平成19年度DPC準備病院、平成20年度DPC準備病院において、次期診療報酬改定時にDPC対象病院へ参加する場合



該当する病院の方は、早めに準備する必要がありそうですね。。。



厚生労働省DPC調査データに基づく病院の診療実績一覧〈平成20年度版〉 (DPCデータブックス)厚生労働省DPC調査データに基づく病院の診療実績一覧〈平成20年度版〉 (DPCデータブックス)


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せいけんこうたい って 

September 18 [Fri], 2009, 9:05
ブログの更新がままならないなか、いつも当ブログをご訪問頂きありがとうございます。


さて、民主党政権がようやく船出しましたが、当ブログで注目すべきは厚生労働大臣に任命された「ミスター年金」こと長妻昭厚労相です。。。

年金問題については国会答弁でも辣腕をふるっていたことは周知の事実ですが、医療問題にどこまで精通していて、診療報酬制度の改定等に踏み込んで頂けるかに注目してみたいと思います。


これ以上、病院が倒産しないように、また、医師をはじめ医療職が病院から立ち去ることがないような医療制度改革を望みたいと思います。。。




「医療崩壊」のウソとホント本田 宏 (著)  「医療崩壊」のウソとホント



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ななつの「ど」 って 

September 06 [Sun], 2009, 11:07
先日、ある新聞に問診に大切なキーワード 7つの「ど」 という見出しの記事が目に入り読んでみた。。。


7つの「ど」 とは

 ・どこが
 ・どんな感じ
 ・どの程度
 ・どんなとき
 ・どうなった
 ・どうすれば
 ・同時に

の7つの言葉の頭文字のことで岡山市の医師安東満さんが診断に必要なキーワードとして実践しているようでです。

最近、病気を見抜けない場合の原因として「検診結果を重視するあまり、問診など患者からの情報収集がおろそかになっている事が原因」と安東医師は述べると同時に医師の教育にも問題があると指摘されています。

安東医師は 「病気のカタログ 症状の見本 ~正しい医者のかかり方~」
という本を患者にも自覚症状に敏感になって欲しいと出版したそうです。

また、医師や看護師を対象に 7つの「ど」 を広める勉強会を行っているそうです。

こちらのサイト7つの「ど」について表形式で表示されています。

このブログを読んでいる人に医師は少ないと思いますが、患者としてこの 7つの「ど」 を理解し、もし病気になったときには医師に正確に伝える事が必要ということを再認識してみてはいかがでしょうか?

ちなみにまだ、この本は読んでいませんが、読んでみたいと思っています。。。



病気のカタログ 症状の見本 ~正しい医者のかかり方~
病気のカタログ 症状の見本 ~正しい医者のかかり方~



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まにゅふぇすと って 

August 28 [Fri], 2009, 9:25
選挙直前ですが、自民・民社のマニュフェストを比較したものがJapanMedicineに掲載されていましたので一部抜粋してみたいと思います。

自 民 民 主
診療報酬救急や産科をはじめとする地域医療を確保するため来年度プラス改定を行う医師・看護師などの増員に努める医療機関の診療報酬(入院)を増額する
医師養成数今後も医療確保のため医師数を増やす1.5倍にする
療養病床数療養病床再編成を適切に措置する当面、療養病床削減計画を凍結する
後期高齢者医療制度現行の枠組みを維持しながら改善・見直しを行う廃止し、被用者保険と国保を段階的に統合する
消費税消費税を含む税制の抜本改革を経済状況の好転後、遅滞なく実施する4年間は増税しない
プライマリーバランス今後10年以内に国・地方のプライマリーバランスの黒字化を目指す
社会保障番号社会保障番号・カードを11年度中をめどに導入所得の把握のため、税と社会保障制度共通の番号制を導入


診療報酬については両者ともプラス改定をにおわす表現になっていますが、民主の入院料の増額については公的機関のみという情報も違うメディアで見かけましたので、中小の民間病院は対象外になる可能性も秘めているようです。

公的病院に支援するのはわからないでもないですが、公的病院の大半は人件費等見直す点が多々あると思うので、全医療機関を平等に取り扱って欲しいと思うのですが、、、

消費税については、医療いうより、全体の話なので、診療報酬で決められた医療費にも消費税を加算できる税制改革についてマニュフェストに謳って欲しいと思うのはいじかちょうだけでしょうか。。。



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ぎょうむかいぜん って 

August 21 [Fri], 2009, 9:40
ブログを更新していないにもかかわらず、日々ご訪問頂きありがとうございます。

ちょっと、ばたばたしていて、ブログの更新がなかなか出来ない状況です。

コメント頂いた方にも返事ができておらず大変申し訳ございません。
順次コメントさせて頂きます。


先日、当院の業務改善の目的で2つの先進的な取り組みをしている病院を見学してきました。


見ること、聞くことがすべて新鮮で、一緒に行った看護師達も見習うべきことは多かったと、、、


それを当院で実施できるかというといろんな障壁が待ちかまえているというのが現状です。。。

 ・根付いている過去の踏襲
 ・職種間の業務範囲の固定概念化
 ・看護師間の業務のなわばり意識
 ・頑固な意志を持つ医師達
 ・忙しくて業務改善にかける時間がないという看護師達
 ・業務改善に関心がない事務員 etc.

今回の病院見学が無駄にならないように業務改善を推進したいと思っています。。。


みなさんの病院ではいかがでしょうか???



明るい病院改革―誰も泣かせない新しい経営




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かんじゃさま って その3 

August 02 [Sun], 2009, 11:37
最近、里見清一さんが書かれた偽善の医療という本を読みました。

その第1章は「患者さま撲滅運動」というタイトルでした。

新潮社の立ち読みサイトでその内容を確認できるので読んでいただければ思います。

当ブログでも3回ほど個人的に
 
  患者様呼称撲滅運動実施中!

と書かせて頂きましたが、書籍で書かれていて非常に共感しました。

その中に病院で「患者様」と言うようになった由来が書かれていました。


実際には二〇〇一年に厚生労働省が「患者の呼称は様を基本とすべし」という、実にくだらない通達を出したからである。


今まで由来についてどこかの病院から始まった事だろうくらいに思っていましたが、こともあろうか厚生労働省様が通達を出されていたとは、、、

通達の原文が確認できていませんが、一度見てみたいものです。。。


なお、第1章以外にもいろいろと考えさせられる内容が満載です。

夏休みのある方で、のんびり読書でもしようかと思われている方は一度読まれてはどうでしょうか?


偽善の医療 (新潮新書)
偽善の医療




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みんかんこうぼ って 

July 23 [Thu], 2009, 9:33


Japan MedicineのNo.1424(2009/7/15)に千葉県が県立病院の経営強化目的で民間病院から幹部事務職員を公募する。という記事が載っていました。


千葉県、県立病院の経営強化で
民間病院から幹部事務職員を公募


 千葉県病院局は今年度、民間病院での医事事務経験者を対象に病院局の経営管理部門や県立病院の医事担当者を公募する。医事経営の専門的な知識を持つ民間病院経験者を採用することで、県立病院の業務効率化や経営改善を図るのが狙い。千葉県病院局の事務職員はこれまで県職員と一括採用しており、病院局専属での幹部高所職員の民間公募は今回が初めて。県は8月7〜24日にかけて募集し、採用は2010年4月1日を予定している。



記事によると公募の内容は

 募集職種:県立病院医事事務統括担当
 業務内容:県立病院経営の管理・分析や診療報酬請求業務など
 応募資格:民間病院での経営管理・医事事務の経験が13年以上
 募集定員;若干名

となっています。

また、「求める人物像」として
 
 医事事務に関する部署のリーダー的立場(課長・主任など)の業務経験があり、DPC導入など新しい経営手法に関心のある人。

を挙げています。

また、

 優秀な人材が確保できた場合は病院局の主要ポスト(病院の医事経営課長、事務局長、経営管理室長など)に配置するという方針

だそうです。

公的病院に乗り込んで改革をしてみようと思う人や、今の病院での待遇・処遇に不満がある人は是非、応募してみてはどうでしょうか。。。


残念ながら、いじかちょうは経験年数が半分にも満たないため応募資格を満たさないので断念(?)せざるをえません、、、、

なんちゃって。。。


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ほすぴたるしょう って その5 

July 22 [Wed], 2009, 12:10


国際モダンホスピタルショウ2009の来場者数がホームページに掲載されていました。

過去3年と併せて来場者数の推移を表にしてみました。

来場者数の推移
2006200720082009
 初日19,00019,50019,20018,800
 2日目28,50028,60028,80028,200
 最終日29,20029,50029,80029,500
 3日間合計76,70077,60077,80076,500


初日、2日目および3日間合計が過去最低になっており、病院職員以外の来場者(企業や一般参加)については、不況による、出張制限や自主制限が働いたのではないかと思われます。

病院職員に関しては、基本的に大多数の病院が基本的に赤字の現状なので、一般企業のような不況に特有の感覚とは異なっているところもあるとは思いますが、世間全般の不況の影響は少なからずあったのではないかと思います。

ただ、最終日がそれほど減っていないのはもしかすると3連休に併せて地方から出かけてきた人が多いってことなのでしょうか???

ただ、この数値自体がどれだけ信用できるかは微妙な所かと思いますが、、、
(昔のプロ野球の観客数のようなものと思えてしまうのはいじかちょうだけでしょうか、、、)


また、出展社数も掲載されていました。こちらも過去4年の推移を表にしてみました。

出展社数の推移
2006200720082009
出展社数392社368社375社347社
うち海外22社
1機関
1団体
10社6社0社


こちらも去年と比べて1割減っており、過去4年間で最低となっています。

また、海外からの出展社は年々減り続け、今年はついに0社になっています。

世界同時不況の影響と日本の医療界が魅力的な市場でないことがよくわかる結果となっているのではないでしょうか???


会場で「今年は出展社が少ないな」って感じた通りの数値となっていました。

入り口付近で大きくブースを構えていた不況に強い電力業界の雄、東京電力だけが際立っていたように感じたのはいじかちょうだけでしょうか???

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