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早すぎたテクノポップ・石丸奈津子「私はロボット」 / 2012年01月20日(金)
 久しぶりの更新になります!2012年もよろしくお願いします!今回は、今から約26年前の1985年11月21日に発売された、石丸奈津子のデビューシングル「私はロボット」をご紹介します。

 石丸奈津子?誰??って声が聞こえてきそうですが・・・。彼女はですね、「歌まねふりまねスターに挑戦」っていう、当時放映されていたテレビ番組への出演をきっかけにスカウトされたアイドル歌手(?)だったんですよ。司会の西川きよしにスカウトされたっていう・・・。皆さん、覚えてます??ぶっちゃけた話、当時の僕は、彼女に全く興味ありませんでした。あまり可愛くなかったですしね(!)。ただ、妙な歌い方と妙に耳に残る歌が印象的で。当時としては珍しいPVがあったんですけど、その映像がかなりブキミで・・・。

 タイトル通り、ロボット(鉄人28号)が登場して来たり、何かがブンブン回ってたりする中で彼女が歌ってて、「7色の声」と言われていたミラクル・ヴォイスがまた怪しげで、当時の僕は本当にトラウマになるくらい怖かったんです(爆)。

 なんで急に、そんなコワゴワソング(!)を紹介する気になったのかと言うと、先日たまたまYouTubeを見ていたら、この映像を発見したんですけど、今改めて聞いてみたら、かなりイイ曲じゃないですか!!時代が20年くらい早すぎたのかもしれません。ある意味、Purfumeにも通じるようなテクノポップですよ!これほどの名曲、もっと早くにこの良さに気が付くべきでした!

 そんな彼女のプロフィールを検索してみたら、当時17歳だったんですね〜。結構老けて見えてたんで(失礼)、20代前半かと思ってました。いずれにせよ、お世辞にもアイドルには見えませんでしたが・・・。けど、楽曲のレベルは本当にハイレベルですよ!!何度も何度もループしてしまいます・・・。今は完全に「石丸奈津子ワールド」に摂り付かれた状態です・・・(笑)。

 当時は、この曲の歌詞の世界など全く知る由もなかったのですが、よくよく聞いてみると、男にフラれた女がどこまでも強がってる失恋ソングだったんですね。フラれちゃって泣いてるんだけど、「目元のネジが少し緩んでオイルが漏れただけ・・・泣くわけないじゃん!!」って強がってるんですよ!!泣いてるのに、オイルが漏れただけって・・・。まあ、確かにロボットなんだけど・・・。いやいや、なんとも滑稽というか・・・。それにしても、「泣くわけないじゃん!」って、1985年にしてはすごい歌詞ですよね。やはり最先端を行ってます!(まあ、もともとある言葉ではありますが。)

 とにかく、彼女の魅力は「七色の声」!ミラクル・ヴォイスですよ!この曲のレコーディングの際に、最初は気取って歌ったそうなんですが、先生に「息を吐きながら、言葉をはっきり出せ!」って言われ、本人いわくアラレちゃんのようなロボットっぽい声で歌ったら、OKとなったそうです。先述した、「歌まねふりまね〜」では、柏原芳恵ちゃんのモノマネで登場したそうですが、どんなパフォーマンスだったのか気になるところです。

 ちなみに、この「私はロボット」。オリコン最高位は43位。2.4万枚をセールスしていて、当時の新人のデビュー曲としてはまずまずの結果だったと言えるでしょう。確かに、当時の歌番組で何度も見た記憶があったので(何度もうなされた記憶といった方が正しいかも。)プチヒットしたんでしょう。(まあ、当時はセールス=メディアへの露出という訳じゃなかったですけどね。100位内に入らないアイドルでも、たくさんTVで歌ってましたし。いい時代でした・・・。)

 そんな彼女が、セカンドシングルを出していたようなんですね。約半年後にリリースされた「愛WANT誘」(←なんともステキなタイトル!)。まだ未聴なんですが、どうやらこちらは地声で歌っているようなんで、ぜひともチェックしてみなくては!

 当時、彼女が「私はロボット」のチャート上昇に伴い、オリコンのインタビューを受けていた記事を発見したんですが、言葉の端々から、歌手としてのブレイクを夢見ていた事が伺えました。結構自信もあったっぽい感じなんですけど、セカンドシングルで見事に脱落してしまったようです。地声への路線変更がマズかったのでしょうか?出来れば、「私はロボット」路線をもうちょっと続けてみても良かったのでは?まあ、彼女最大の武器であった「七色の声」を生かして、さまざまな楽曲にトライさせたかったのでしょうけど・・・。結構な逸材だったみたいなので、今となっては非常にもったいないです。

  と、なんだか熱く語ってしまいましたが、現在は43歳くらいと思われる石丸奈津子さん。どうされているんでしょうかねえ〜?山口県光市出身との事でしたが、どこかで「私はロボット」歌われてるんでしょうかね?ぜひとも、Purfumeあたりにカバーしてもらいたい1曲でした。皆さんも、ぜひ1度聴いてみてくださいね!

PS 鷺巣詩郎氏によるアレンジがまた最高なんですよ〜。実は、当時鷺巣ファンだった私。彼による派手派手なアレンジがツボでした。懐かしいなあ〜!






 
Posted at 22:21/ この記事のURL
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