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中森明菜Live2005「Empress at CLUB eX」 / 2006年02月02日(木)
 今回は、先日リリースされたばかりの中森明菜さんのライヴDVD「Empress」をご紹介いたします。このライヴは、昨年の7月に品川プリンスホテル クラブeXで11日連続で行われた「歌姫」シリーズを中心とした選曲のライヴで、円形のステージが中心に置かれ、終始イスに座っての歌唱というちょっと変わったスタイル。MCなどはすべてカットされているので、彼女の歌部分だけをじっくりと堪能する事ができます。

 1曲目は井上陽水さんのカバー「傘がない」。冒頭から衝撃の歌詞で圧倒されますが、明菜さんが歌う事によって、ものすごい説得力があります。ポツリポツリと呟くような歌唱から、徐々に苦悶に満ちた表情で、声を振り絞って歌うその姿には心打たれるものがあります。陽水さんの歌の世界って、明菜さんにすごく合うんですよね。84年の大ヒット曲「飾りじゃないのよ涙は」の誕生は、やっぱり運命的なものを感じずにはいられませんね。そして、松山千春さんの「窓」、村下孝蔵さんの「踊り子」など、他の男性ボーカル楽曲もオリジナリティに溢れていて流石です。

 このライヴでは、ボーカル、ギター、キーボードという非常にシンプルで、じっくり歌を聞かせるという感じの構成になっています。イスに座り、クルクルと回ったり、揺られたりしている明菜さん。普段とは違うこのシチュエーション。いつもよりも若干リラックスして歌えているのではないでしょうか?アレンジも、CD音源の「歌姫」の時と比べ大胆に変化しているものもあり、ライヴならではといったところですね。明菜さんの楽曲は、常にアレンジの変化などがあり、同じ楽曲でもいろんな味わいが楽しめるので、そこが明菜ライヴの醍醐味でしょうか。


 「歌姫」の楽曲以外にも、オリジナル・ラヴの「接吻」、そして井上陽水さんの「リバーサイド・ホテル」もカバーしていて、非常に贅沢な内容です。「接吻」に続き、84年リリースの懐かしのアルバム「ANNIVERSARY」からの「アサイラム」、そして「サザン・ウインド」への流れは絶品。ボサノバテイストで統一してあり、明菜さんの今の新たな魅力が開花しています。特に、「アサイラム」「サザン・ウインド」はどちらも玉置浩二さん作曲なんですけど、原曲とは全く違うアプローチで、80年代当時の雰囲気とは完全に「別物」といった佇まいです。歌唱とアレンジ一つでここまで印象が変わるものなんですね。「サザン〜」での明菜さんの仕草がまた色っぽい!歌詞にあるように大胆に足を組んだり、メランコリックに髪をかき上げたりして、大人の色香が漂っています。

 そして、ラストの「私は風」。本来のライヴでは1曲目に披露された楽曲が、DVDではラストに収録されています。制作側で何か意図するものがあったのでしょう。「歌姫」ではオーケストラアレンジだったこの曲ですが、今回は原曲に近いロックアレンジが施されています。実は私、カルメンマキさんの原曲を聞いた事がないので比べる事が出来ませんが、今回の歌唱&アレンジはとても感動しました。激しいギターのうねりも気持ち良いし、何よりも明菜さんの地声によるロックな歌唱!明菜さん、まだまだイケるじゃないですか!最近は高いキーの歌ではファルセットでの優しい歌唱に置いていた向きがあったので、今回のこのパワフルな歌唱はグッときましたね。ただ1つ、これほど激しいロックテイストのアレンジなのに、みなさんがそのままジッと座って鑑賞している様子は、ちょっと妙でした。けれど、もともと風変わりなスタイルでのライヴですから、仕方ないのかもしれませんね。ぜひこのアレンジで、次回のライヴでも披露してほしいものです。

 よく巷で囁かれる、「今の中森明菜は、声が出ていない。」などという話ですけど、それも一理あるのかもしれませんが、今現在の円熟さを増した呟き&囁きボーカルもまた魅力ですよね。これが今の「中森明菜」の表現方法なんですから。彼女の歌唱法は、常に変化しています。声が出ていないから、楽曲の魅力がいまいち伝わって来ないっていう話ではないと思うのです。80年代当時の声力があり、伸びのある歌唱も、もちろん大好きでしたが、今の歌唱法の方が、より心に染み入ってくるように感じます。今年でデビュー25年目を迎え、ますます歌い手としての魅力が増している彼女。そんな、「今の中森明菜」の生のライヴパフォーマンスをぜひ味わっていただきたいです。そして、改めて正当な評価をしてほしいですね。    
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コメント

TKさん、トラックバックありがとうございます!
素敵なレビューですね〜。

「私は風」は、ライブ会場で正に鳥肌ものでした!
僕は、以前からオリジナルバージョンのイントロを知っていたので、
あの音が流れ始めて、え〜っ!このバージョンで明菜さんが〜??と!
そして、実際歌い始めて・・・あの熱唱にまたビックリでした。
声が出てない〜などと言う悪評に対する‘挑戦’とも取れる程〜(笑)

今回のDVDで、ラストに編集されているのも、
アンコールみたいで、またいい感じですよね。
Posted by:NAGA at 2006年02月05日(日) 19:49

いいですよねぇ。
どんどんライブ盤はリリースしてもらいたいです。
なのに
あちらこちらのBBSで明菜に対して失礼な書き込みが目にあまり、私は少々ヘコみ気味です。そいつらとの口喧嘩のようなやり取りも疲れますし、なぜ、連中は明菜の良さがわからないのかなぁと。(T_T)
Posted by:よっかー at 2006年02月03日(金) 13:12

TKさんこんばんは、TBどうもありがとうございました。
実は私、まだこのDVD購入してないんですが、いいライブでしたよね〜。私はやっぱり「私は風」がよかったです!
Posted by:三日月 at 2006年02月03日(金) 04:11

TBありがとうございました。
このライブは観に行ったんですが、
確かに全盛期の声の張りも艶も伸びもないけれど、
今の声には、今の魅力があると自分も思っています。
全盛期の明菜もリアルタイムで観ていて大好きだったけど、
今の明菜も十分に魅力的です。
Posted by:す〜さん at 2006年02月02日(木) 21:02

   
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