80年代アイドルを中心に、心に残る素敵な音楽を紹介するレビューサイトです!



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なぜ売れなかったのか不思議でしょうがないアイドルベスト10〜前編〜 / 2011年03月06日(日)
 ここ最近は、いつもにも増して、どっぷり80’sアイドルの音楽に浸っています私ですが、今回は、「なぜ売れなかったのか不思議でしょうがないアイドルベスト10」をご紹介してみたいと思います!

 ルックスも◎、歌も◎、メディアへの露出度も◎なのに、売れなかったアイドル達ってたくさんいましたよね。

 今回は、そんな80’sアイドル達を取り上げてみたいと思います。

 それでは、今回は、前編として、第10位から第6位まで発表したいと思います。ちなみに、このランキングは、あくまでも個人的感情ランキングですので、ご理解のほど、よろしくお願いします☆

第10位 八木さおり (’86)

 1985年「ミスマガジン」でグランプリとなり、芸能界デビュー。彼女も不運のアイドルの1人ですよね。デビューして間もないのに、主演映画「パンダ物語」のロケで、約1年もの間日本から離れ中国に行ってしまったのは、デビューして間もないアイドルとして問題ありでしょう。テレビでたくさん顔を売らなきゃいけない大事な時期に、メディアから遠ざかってしまっては、ファンも離れていきますよ。可愛いし、歌唱力もあって、将来が期待されていたんですけどね〜。(個人的には、当時興味がありませんでしたが。)来生たかおが手掛けたデビュー曲「瞳で片想い」は名曲だと思います!

第9位 渡辺桂子 (’84)

 彼女は、デビュー1年目は、かなり好調な出足だったんですけどね〜。デビュー曲「H-i-r-o-s-h-i」で「ザ・ベストテン」のスポットライトにも登場していたし、賞レースでも頑張ってたし。2年目には、大映ドラマ「乳姉妹」で、松本しのぶ役を熱演ですよ!あの役はハマリ役でしたよね〜。ポスト・堀ちえみのポジションは彼女しかいない!って思っていたのに。伊藤かずえ扮する大丸千鶴子にいじめられる姿や、いきなり不良に豹変してしまって、千鶴子とタイマン張る姿は、デビュー1年目の時からは想像もつきませんでした。さらには、その翌年、外人と駆け落ちし、まさか失踪までしてしまうとは。ヌードになって復帰したのも、仰天でした。1年目の真っ当なアイドル路線は、どこで崩れてしまったんでしょう??事実上のラストシングルとなった「純情レジスタンス」は、今でも歌詞を見ずにフルで歌えます(笑)。

第8位 沢田玉恵 (’86)

 彼女は、83年の「ティーンズポップコンテスト」で優勝し、(準優勝は河合その子。)86年4月2日に、資生堂のCMソングとなったシングル「花の精」でソニーよりデビューしました。キャッチフレーズは「ソニーの神秘」。けど、個人的に、彼女の事は、正直まったく興味なかったんですね。あまりアイドルらしいルックスでもなかったし。けど、百恵の再来を思わせるような、しっかりとした歌唱力はホンモノでした。(プロデューサーは百恵の育ての親として知られる、酒井政利)デビュー曲も、まったくアイドルのデビュー曲らしくない作風でしたし。
 女優としても注目されていて、人気ドラマ「北の国から」で吉岡秀隆の恋人役が決まっていたのに、あっさりと引退してしまったんですから。どうやら、発売にならなかった未完成のファーストアルバムが存在していたらしく、松本隆・筒美京平コンビによる楽曲がたくさん用意されていたみたいです。聴いてみたかったですよね〜。彼女も、デビュー時期がもっと早ければ、ブレイクしていたのかも。けど、自身の判断で引退してしまったのだから、時期は関係ないか。

第7位 仁藤優子 (’87)

 不運のアイドルの代表的存在ですよね、彼女は。デビュー曲「おこりんぼの人魚」で「日本テレビ音楽祭」の最優秀新人賞を受賞し、セカンドシングル「秋からのSummer Time」でベスト10入りを果たし、これから!って言う時に、ノドを潰してしまったんですね〜。新人として、一番大事な賞レースの時期に、聴くに堪えられない歌声を披露せざるをえなくて、見ていて本当に可哀そうでした。歌もうまかったんですけどね〜。サードシングル「センチメンタルはキ・ラ・イ」では、レコードでまで声が裏返ってますから・・・。新人ですから、シングルリリースのインターバルを置きすぎては、忘れられてしまいますからね〜。せっかくセカンドシングルがベスト10入りしたのに、サードシングルではそんな事になってしまったので、それから約2年間CDがリリースされなかったんです。その時点でアイドルとしてリタイヤしたも同然。本当にもったいなかったです。ちなみに、ノドが完治した後にリリースされた、山口百恵のカバーアルバムでは、本来ののびやかな歌声を披露していて、ホント完成度高いですよ〜。ノドさえ潰さなければ、ブレイクできたかもしれないアイドルの1人でした。

第6位 沢田富美子 (’81)

 まさか、彼女が「美人不動産投資家」として、華々しく復活するとは思ってもみませんでした。デビュー曲「ちょっと春風」が、雪印「ポップアップ」(氷菓)のCMソングとなり、聖子と同じ布陣でレコード会社もCBSソニーとなれば、売れない訳がないはずなんですが・・・。なぜか最高位114位と100位圏外に。セカンドシングル「風のシルエット」は、200位にも入らず・・・。あんまりですよ〜。透明感あふれるのびやかな歌声で、キレイなファルセットが特徴的でしたよね。世間からすっかり忘れられた1986年に、桜井真里亜としてワム!のカバーで復活した時には、かなりビックリしましたね。どうやら、今月「歌の楽園」に出演するみたいですが、まさか約25年ぶりの歌披露でしょうか!?聖子と同じ時期のデビューじゃなければ、もっと売れていたんでしょうね〜。そもそも、聖子と同じ布陣で挑んだこと自体が失敗の要因かも?

 ひとまず、第10位から第6位までの5人のアイドル達をご紹介しました。本当に売れなかった事が不思議でしょうがないアイドルばかりでした。後編では、ベスト5をご紹介します!

 松田聖子や中森明菜、小泉今日子、河合奈保子、中山美穂、南野陽子、浅香唯、柏原芳恵、堀ちえみ、松本伊代、石川秀美、早見優、菊池桃子、岡田有希子、荻野目洋子たちのように、アイドルとして大活躍するはずだった、悲運のアイドル達をご紹介しますので、楽しみにしていてくださいね!後編もお楽しみに〜!


 
   
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祝☆歌手活動30周年 薬師丸ひろ子「歌物語」 / 2011年03月05日(土)
 今回は、3月2日にリリースされた、薬師丸ひろ子のニューアルバム「歌物語」をご紹介したいと思います。

 薬師丸ひろ子といえば、やっぱり「セーラー服と機関銃」というイメージが強いですよね〜。80年代には、彼女の主演映画と共に、自身が歌う主題歌もたくさんヒットさせていました。90年代にも、シングルやアルバムをリリースしていましたが、2000年代には、女優業がメインとなり、歌手活動からはすっかり遠ざかっていました。そんな彼女が、再び歌の世界に帰ってきてくれました!80年代の歌手活動を知る者としては、こんな嬉しい事はないですよね!今年で、歌手活動30周年を迎えた彼女。本作は、これまでのシングル曲やアルバム曲がたくさん収録された、本人セレクションによる2枚組のベストアルバムとなっています。

 まずは、なんといっても、DISC1の1曲目!「セーラー服と機関銃」のオリジナル・バージョンですよ!この曲、オリジナル盤で聴いたのは、もしかして25年ぶりくらいかも?というのも、これまでいろんなCDに収録されていたこの曲は、星勝編曲によるオリジナル・バージョンではなく、井上鑑編曲による新録バージョンだったんです。

 なぜ、そういった状況になったのか?といいますと、もともと「セーラー服と機関銃」はキティレコードから発売されていたんですが、その次のシングル「探偵物語」から、東芝EMIに移籍したんですよね。そんな事もあってか、これまでのベスト盤などでは、新録バージョンが収められていたわけなんです。新録バージョンは嫌いなわけじゃないんですけど、やっぱりオリジナル盤に愛着がある者としては、全くの別物って感じがするんですよね。イントロの時点で、ぜんぜん違うんですもん。やっぱり、あのせつないイントロじゃなくちゃ「セーラー服と機関銃」じゃないですよ。なので、再びこうしてオリジナル・バージョンを聴く事が出来るなんて、ホントに夢のようで、イントロを聴いた時点で、当時の記憶が走馬灯のように蘇ってきました。

 この曲がリリースされた頃は、まだ小学校1年生だったんですが、友達の家でこのレコードを聴かされて、すっかり気に入ってしまい、レコードを買った想い出があります。この曲のB面に収録されている「あたりまえの虹」(本作には未収録)がかなり良い曲なんですよ!のびやかでしっとりとした彼女の歌声に、小学1年生ながら、「いいなあ〜。」と酔いしれた記憶があります。そうそう、当時レコードがうまく回転しなくなって、この曲を聴くために、ずっと手回しで回転盤を回しながら、苦労して聴いた事を思い出しました・・・。「あたりまえの虹」、出来れば、このベスト盤にも収録してほしかった!ホントに良い曲なんで、機会があれば、検索して聴いてみてください!

 2曲目以降は、怒涛の名曲オンパレード!大瀧詠一による「探偵物語」「すこしだけやさしく」、南佳孝の「メイン・テーマ」、ユーミンによる「Woman」、ヒットメーカー・筒美京平による「あなたを・もっと・知りたくて」、井上陽水の「ステキな恋の忘れ方」、中島みゆきの「時代」、「セーラー服と機関銃」での来生えつこ&来生たかお姉弟が再び楽曲提供した「語りつぐ愛に」などなど、珠玉の名曲をたっぷりと楽しむ事が出来ます。(彼女は、81年の「セーラー服と機関銃」から、89年の「語りつぐ愛に」まで、全てのシングル作品をベスト10入りさせています。)もちろん、本日公開された自身の主演映画「わさお」の主題歌となった最新曲「僕の宝物」も収録されていますよ〜。当時と変わらぬ美声に、ホッとさせられます。

 そんな、数多くの名曲が並ぶ中で、「あれ!?」と気になった曲があったんです。「紳士同盟」のB面曲だった「ハードデイズ ラグ」という曲なんですが、聞き覚えのあるこのメロディーは・・・!♪何が出るかな?何が出るかな?♪ですよ!そうです、TVの「ごきげんよう」のサイコロトークで使われている、お茶の間ではすっかりお馴染みのあのメロディー!まさか、彼女の曲だったなんて、ぜんぜん知りませんでした。はじめて聴いた曲だったのですが、あまりに馴染みのイントロに、懐かしさと新鮮さが入り混じり、不思議な感覚に陥ってしまいました。

 とにかく、今回のベスト盤「歌物語」は、この「セーラー服〜」のオリジナル・バージョンが聴けた事で大満足しました。せつない音色のマンドリンによるイントロからグッときますもんね〜。あと、宇崎竜堂作曲の「紳士同盟」と、来生コンビによる「語りつぐ愛に」は、やっぱりいいですね!ホントに大好きな曲です。DISC2に収録されている、「天に星、地に花」もいいですね!当時流行していた、12インチシングルとしてもリリースされましたよね。欲をいえば、竹内まりや作曲の「終楽章」、高見沢俊彦作曲の「Windy Boy」も収録して欲しかったです・・・。彼女は、ここ10年くらい歌ってませんでしたけど、やっぱり生涯歌っていくべき人ですよ!とにかく、改めて豪華な作家陣が多く楽曲提供していて、色あせない名曲がたくさんあるなあと思い知らされました。全曲リマスタリングされてますんで、過去のベスト盤を所有している方も、ぜひ実際に購入して、音を聴き比べてみてください。

 そして、本作のブックレットの仕上がりがまた素敵なんですよ!レスリー・キーによる撮りおろしなんですけど、これまでに見た事がない表情をしていたり、とにかく画質がキレイ!もちろん、被写体がキレイだから当然なんですけど、ブックレットの写真が本当に鮮明なんですよ。これは、薬師丸ひろ子のファンだと言う、レスリー・キーの腕によるものなのか、それとも?とにかく、ジャケ買いでも全然問題ないほどの仕上がりです。初回特典として、彼女のメッセージサインが入った、過去のシングルジャケット掲載のカードまでも封入されていますよ!30曲収録で、なんと定価3000円!買わずにはいられませんよね!

 彼女の歌をリアルタイムで知っている世代の方にも、女優としての彼女しかしらない若い世代の方にも、ぜひ直接手にとって聴いていただきたい1枚です。あっという間に消費されていくような音楽ではなく、何十年も語り継がれるような名曲を多く聴く事が出来るこのCDこそ、よりたくさんの人達に聴いてもらいたいです。

 PS なんと、来週3月9日(水)午後10時55分〜のNHK「SONGS」に出演するそうです!「セーラー服と機関銃」はもちろん、「探偵物語」「メイン・テーマ」「Woman」「あなたを・もっと・知りたくて」、そして、竹内まりやが楽曲提供した名曲「元気を出して」まで披露するようです!(この曲は、薬師丸ひろ子が後からカバーしたと思っている方もいるようですが、もともと、1984年にリリースされたファーストアルバム「古今集」に収録されていた曲で、後に、竹内まりやがセルフカバーし、広く知られる曲となりました。)テレビでの貴重な歌披露をお見逃しなく!


 
   
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フェイバリット80’sアイドル そのC 竹本孝之(’81)〜祝・歌手デビュー30周年〜 / 2011年02月24日(木)
 今回は、1981年に歌手デビューした男性アイドル・竹本孝之をご紹介したいと思います!先日、どうしても彼のベスト盤が聴きたくなって購入したら、結構良い曲ばっかりだったんですよ!そしたら、このブログで、彼の楽曲の魅力をどうしても紹介したくなったので・・・。

 彼は、1981年に、「ミスターCBSソニーオーディション'81」でグランプリを受賞。(2回目のグランプリは四方堂亘。)そして、この年の7月21日にシングル「てれてZin Zin」でCBSソニーからレコードデビューを果たしました。同期デビューのアイドルは?というと、マッチこと近藤真彦、沖田浩之、ひかる一平、堤大二郎、伊藤つかさといった面々が顔をそろえていました。

 この年デビューのアイドルは、前の年トシちゃん、聖子、奈保子、芳恵、良美。翌年が明菜、キョンキョン、ちえみ、伊代、秀美、優、シブがきなどなど、ビッグアイドルばかりが顔をそろえていて、ちょっと影が薄い印象がありますが、81年組も頑張っていたんですよ〜。どっちかっていうと、アイドル歌手というよりは、ドラマにも積極的に出演していたタレントという印象が強いですよね!マッチも沖田もひかるもつかさもみんな「金八先生」出身ですからね。

 で、竹本孝之なんですけど、デビュー曲が「てれてZin Zin」ですよ!僕は、この当時まだ小学校1年生だったんですけど、NHKの「レッツゴーヤング」や賞レースで歌っていた印象がありますね〜。マッチと同じくらいとまでは言いませんが、頻繁にテレビに出演している人気アイドルという認識でした。なので、てっきり結構ヒットしていたんだろうなあと思って調べてみたら、オリコン最高位68位で2万枚だったんですね・・・。この頃は、ヒットチャートで上位に食い込まなくても、新人アイドル達が出演できる歌番組がたくさんあったので、セールス=テレビの露出度って訳じゃなかったんですよね。セカンドシングルの「連想ゲーム」も、♪頭 グルグル回して〜 気持グルグル回して〜 はっきり言って魅力的だぜ〜♪ってサビの歌詞がとても印象的なナンバーでした。

 ちなみに、この年の大みそか、第23回日本レコード大賞の最優秀新人賞候補の5組の中に、彼も選ばれているんですね。ノミネートされた5組を見てみると・・・。近藤真彦「ギンギラギンにさりげなく」、竹本孝之「てれてZinZin」、祐子と弥生「父さん」、山川豊「函館本線」、沖田浩之「はみだしチャンピオン」という面々だったんですね。最終的に、最優秀新人賞はマッチがかっさらって言った訳ですが、今考えてみると、竹本孝之は7月デビューで最優秀候補にノミネートされたのは、すごい事ですよね。当時の彼の人気がうかがえる結果ですよね。

 翌82年の3月からは、ドラマ「陽あたり良好!」に主演し、(相手役は伊藤さやか。本来は沢村美奈子だったんですよね〜。)歌手としてだけではなく俳優としてもブレイクを果たしました。主題歌「とっておきの君」も歌い、最高位31位・9万枚のヒットを記録し、歌手としても注目を浴びることとなります。そして、10月からはドラマ「だんなさまは18歳」に主演ですよ!このドラマっていわゆる「大映ドラマ」だったんですけど、リアルタイムで見ていた記憶があります。石井めぐみと夫婦だったんですよね。雰囲気的には、鶴見辰吾と伊藤麻衣子が主演していたドラマ「高校聖夫婦」っぽい感じでしたよね。主題歌は、もちろん彼!「約束はいらない」でした。正直、ベスト盤を聴くまで忘れていたんですが(失礼!)、曲を聴いて思い出しましたよ!!この曲も結構テレビで歌ってましたよね!マッチが歌っても似合いそうな、マイナー調のアイドル歌謡なんですけど、ホント良い曲です。個人的には、アイドル時代の彼の曲の中で一番好きな1曲です。

 その後も、歌手としてレコードのリリースを続けていきましたが、83年9月にリリースした「星屑のラブソング」以降、ベスト100入りする事もなくなったしまいました。歌番組でも、あまり見る機会がなくなってしまったのが残念でした。この頃からは、歌手というよりは、俳優として主に活動していく事になります。しかし、歌に対しての意気込みは並々ならぬもので、84年10月にリリースされた「涙のラスト・クルーズ」で「レッツゴーヤング」に出演した際に、司会の石川ひとみが「次の目標は、全部自作の曲でLPを作る事!」と紹介していて、彼の歌に対する「本気さ」を痛感しました。85年には、人気アニメ「キャプテン翼」の主題歌「燃えてヒーロー」を歌い、アニメのヒットと共に、幅広い世代に知られる人気曲となりました。

 その後は、長渕剛から楽曲提供を受けるようになり、アイドル歌謡路線ではなく、年相応の男っぽさを感じさせるロック路線へとシフトしていきました。86年にリリースされた「POWER」では、念願だったシングル初の自作曲で、爽やかなロックを聞かせてくれています。個人的には、翌87年の4月にリリースされたシングル「RIDING HI-孤独を感じて-/SAHARAの風」が好きですね〜。すごく素敵な楽曲なのに、100位入りしなかった事が不思議で仕方ないです。

 90年代以降も、ドラマを中心に俳優として活動していますが、実は、今現在も歌手としてCDをリリースしているんです!歌手デビュー30周年を迎えた今年1月にリリースされたアルバム「GENESIS」は、全曲自作によるライブアルバムなんですけど、これがまた素晴らしいんですよ!全編にわたって、本人がギター1本で弾き語りしているんですが、前半は、爽やか系のフォーク路線、後半は、フォーク系あり、アップテンポあり、メッセージ性の強いバラードありと、歌手としての成長がものすごく感じられる1枚となっています。

 個人的には、「風に吹かれて」と「碧き日々」という楽曲が大好きです。「風に吹かれて」は、福山雅治が歌っても似合いそうな爽やか系フォーク、「碧き日々」は、子供の頃のさまざまな想い出が走馬灯のように蘇ってくるような、メッセージ性の強いバラードナンバーで、思わず涙しそうになりました。これはホントに良いですよ!これからの季節、卒業シーズンにピッタリなイチオシ楽曲です。この曲は、幅広い世代に共感してもらえるはずなんで、ぜひ1人でも多くの人に聴いてほしいなあ〜。有線あたりにリクエストすればオンエアーしてもらえるのでしょうか?正直な話、彼に対して「俳優メイン」という認識があったので、今の歌に関しては、あまり期待してなかったんですね。しかし、今回のニューアルバムを聴いてみたところ、シンプルなギターの音色1つ1つに魂が込められているというか、彼の歌に対する強い思いがヒシヒシと伝わってくる出来に、ものすごい感動を覚えました。全体的に、とてもキャッチーなメロディーラインによる楽曲が多くて、とっつき易いですし、とても聴きやすいです。

 おそらく、一般的には、80年代に活躍したアイドル歌手・竹本孝之というイメージが強いと思いますが、このアルバムを聴けば、間違いなく、歌手としてひと回りもふた回りも成長した、シンガーソングライター・竹本孝之という認識に確実に変わるはずです。騙された!と思っても結構ですので、ぜひ1度、彼の「今の歌」を聞いてみてください!おそらく、今の彼が紡ぎだす歌の世界にドップリとハマるはずです!歌手デビュー30周年を迎え、歌手としても俳優としても勢力的な活動を続ける、竹本孝之45歳。まだまだ目が離せませんね!

竹本孝之 OFFICIAL WEB SITE





 
   
Posted at 21:58/ この記事のURL
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春といえば!春の化粧品キャンペーンCMソング! パート2 / 2011年02月23日(水)
 少しずつ春の足音が近づいてきましたが、皆さんいかがお過ごしでしょうか?

 今日は、3年前の今時期にも書きましたが、「春の化粧品キャンペーンCMソング」について書いてみたいと思います!

 80年代の春と言えば、やっぱり化粧品キャンペーンCMソングですよ!当時は、カネボウと資生堂が、超大型タイアップでCMの大量オンエアーと、とにかく目立つ広告宣伝を打ってきてましたからね〜。この季節になると、「今年は、どのアイドルの曲が使われるのかな?」ってワクワクしたものです。

 代表的な、化粧品の春キャンソングと言えば、まずは松田聖子の「Rock’n Rouge」でしょう!(CMに本人が出演し、CMソングも歌うのは、この時が初でした。)この曲は、ご存知!ユーミンが呉田軽穂名義で作曲した楽曲。とにかく、キャッチーすぎるサビの歌詞とメロディーが耳から離れませんでした。本当に、化粧品の春キャンソングって、黙ってても心がウキウキしてきちゃうんですよね〜。今でも、この曲を聴くと、当時のワクワク感が思い出されますね〜。数年前に、歌詞違いのボツテイク(アナザーバージョン)が流出しましたが、やっぱり世に出回ったオリジナルバージョンの方がいいですよね!けど、ボツテイクもまたじっくり聞いてみたいものです。

 ちなみに、この「Rock’n Rouge」は、’84年のカネボウ春のキャンペーンソングだったんですが、84年の資生堂春のキャンペーンソングは?というと、高見知佳の「くちびるヌード」でしたよね〜。この曲も、大好きだったんですよ!高見知佳と言えば、80年代アイドルというよりは、70年代アイドルなんですが、彼女は数多くのシングルをリリースしてきた中で、この「くちびるヌード」が、オリコンのベスト100入りした唯一の楽曲だったんですよ。最高位は16位で10万枚のヒットとなり、「ザ・ベストテン」のスポットライトにも出演しました。作詞・作曲はEPOだったんですけど、彼女自身も、83年資生堂春のキャンペーンソング「う、ふ、ふ、ふ、」を大ヒットさせてますよね〜。ちょっと聴いただけでも、すぐにEPOの曲だ!ってわかるくらい、彼女らしい曲でした。楽曲全体に華やかさが感じられましたし、高見知佳のフワフワした歌い方もGOODでした。ちなみに!高見知佳にとってのヒット曲は、これ1曲しかないものの、本当にレベルの高いシングルばかりリリースしていたんです。機会があれば、彼女の他のシングル曲にもスポットを当ててみたいと思っています。

 他に、僕が大好きな春の化粧品CMソングはというと、’83年カネボウの春のキャンペーンソングだった、藤村美樹の「夢・恋・人。」ですね〜。正直この曲、リアルタイムではほとんど記憶になかったんです。けど、数年前にたまたまこの曲を知って、中古でレコードを買って聴いてみたところ・・・あまりにもツボにハマる曲で、一気に大好きになった曲なんです。藤村美樹は、キャンディーズのミキちゃんのソロデビューシングルなんですけど、作曲がYMOの細野晴臣ですよ!この年の秋に発売された、中森明菜の「禁区」も細野楽曲なんですけど、2曲ともサウンド的にかなり似た感じのテクノ歌謡なんですよ!もともと、テクノサウンドが大好きなんで、「夢・恋・人。」は、まさに僕にとってのストライクゾーンです!今聞いても、あまり古さを感じさせません。この曲があまりに気に入ったんで、思い切ってこの曲が収録されたLP「夢恋人」も買ったくらいです。YMOやテクノ歌謡ファンの人には、かなりオススメのアルバムですので、ぜひ1度聴いてみてください。

 ちなみに、この「夢・恋・人。」、オリコン最高位13位、16万枚をセールスしています。「ザ・ベストテン」のスポットライトにも出演していたみたいですね〜。ベスト10入りまであと一歩というところでした。ちなみに、藤村美樹は、この曲とアルバム1枚をリリースしただけで、あっけなく引退してしまったんですね〜。歌もうまかったし、楽曲もかなりレベルが高かったので、なんだかもったいない気がしました。

 他には、’87年カネボウ春のキャンペーンソングだった、小泉今日子の「水のルージュ」が大好きでしたね〜。この曲は、ぜんぜん春らしい曲ではないんですけど、キョンキョンのシングルの中で、トップクラスに入るくらい大好きです。アイドルアイドルしてなくて、全体的にクールな雰囲気が漂った楽曲です。作曲は、筒美京平氏なんですけど、彼は本当に素晴らしいメロディーメーカーですね!マイナー調ながらも、キャッチーなメロディーが耳に残る1曲です。

 あとは、翌’88年カネボウ春のキャンペーンソングだった、ナンノこと南野陽子の「吐息でネット」ですね!!この曲は、本当に春を感じさせますね〜。CMはもちろん本人出演だったんですけど、全体的なイメージカラーがピンクで、ナンノ本人の華やかなイメージと、CMコンセプトがバッチリ合ってましたね!この曲を聴くと、「あ〜、春が来たなあ〜!」って感じがしますし、学生の頃の春休みが近づいてくるワクワク感が蘇ってきます。

 そして、忘れられない対決!としては、’86年春、カネボウVS資生堂ですね〜。岡田有希子と中山美穂ですよ!ユッコは、松田聖子&坂本龍一が手掛けた「くちびるNetwork」で勝負を掛け、対する中山美穂は、それまでのツッパリイメージを払拭し、竹内まりやが手掛けた「色・ホワイトブレンド」で勝負!!化粧品キャンペーンCMソング対決で、もっとも注目を浴びたカードだったのではないでしょうか?

 ユッコは、この曲で初の1位を獲得しましたし、美穂も、この曲でそれまでのシングルの中で自己セールスを記録し、トップアイドルの地位を揺るぎないものとしましたよね。化粧品メーカーの春のキャンペーンCMっていうのは、ただでさえ華やかで、見る者を釘づけにするのに、当時のトップアイドル同士の対決となるとますます目が離せなくて、テレビでCMスポットが流れるたびに、ブラウン管にかじりついて見入っていた事が忘れられませんね〜。

 幼少時代、僕をここまで興奮させた化粧品メーカーのCMソングだったんですけど、今ではそういったキャンペーンCMは特になくて、本当につまらないですよね〜。(資生堂「エリクシール シュペリエル」のCMソングになっている、土岐麻子の「Gift 〜あなたはマドンナ〜」は、当時の香りがするなあ〜って思っていたら、手掛けたのはEPO!「う、ふ、ふ、ふ、」の続編っぽくて素敵です☆)80年代に感じた、この興奮&ワクワク・ドキドキ感を、もう一度味わってみたいものです。

 ちなみに、これらの化粧品キャンペーンCMソングが収録された、化粧品CMコンピCDがいくつかリリースされているんです。機会があれば、ぜひ手にとって聴いてみて、当時の華やかな化粧品メーカーCMソングの世界を味わってみてください。



 
   
Posted at 21:34/ この記事のURL
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フェイバリット80’sアイドル そのB 岩崎良美(’80)〜後編〜 / 2011年02月19日(土)
 さてさて、昨日からの岩崎良美楽曲レビューの続き、後編を書きたいと思います!

 1983年、デビュー4年目に突入した彼女。第1弾シングルは「恋ほど素敵なショーはない」。この曲は、当時放映していた本人出演による「日清サラダ油豆乳」のCMソングだったんですよね〜。子供ながらに、♪日清サラダ油の豆乳〜♪と、「恋ほど〜」のメロディに乗せて、のびやかなファルセットを聞かせていた事が思い出されます。そんなCM効果もあってか、久々にヒットチャートを駆け上り、オリコン最高位22位までいったんですね。セールスも7.2万枚と、「愛してモナムール」のセールスには届きませんでしたが、最高位こそ、デビュー1年目の「あなた色のマノン」と同レベルまで持ち直しました。そうそう、このCMで良美さんが美味しそうに豆乳飲んでるもんだから、小学校低学年だった僕も親にねだって買ってもらったんですけど、これがマズイ!!この一件以来、しばらくは良美さんには騙された!感でいっぱいでした・・・。(良美さん、すみません!)

 この年の7月にリリースされたシングル「月の浜辺」は、尾崎亜美作曲によるもので、もともとは金井夕子が歌っていた「マヤマヤビーチ」という曲のカバーだったそうなんです。これは知りませんでしたね〜。もちろん、「月の浜辺」は知ってましたけどね。当時、結構歌番組で聞いた記憶があったので、セールス的にもまずまずだったのかな?と思って調べてみると、最高位47位で2万枚・・・と惨敗状態。あの頃って、ランキング的には100位前後だったとしても、アイドルが出演できる歌番組がたくさんあったから、レコードが売れてなくても知ってる曲ってたくさんあったんですよね〜。今では考えられませんけどね。ホント、いい時代でした。

 そして、1984年、デビュー5年目。1月にシングル「プリテンダー」をリリース。この曲のレビューは、以前書いた事があるんですが、当時大好きだったんですよ〜。レコードもお年玉で買いましたしね。歌番組で見て気に入ったんですかねぇ?この曲も豆乳CMソングだとは知りませんでした。この「プリテンダー」、本当に良い曲なんですよ〜!チャールストン風のリズミカルな楽曲で、毎日繰り返しレコードを聞いていた事が思い出されます。この曲のリリースから1ヵ月後に、田原のトシちゃんも「チャールストンにはまだ早い」ってシングルを出してるんですが、こちらもタイトル通りチャールストン風楽曲!この時期って、チャールストンが流行っていたんでしょうか??

 この年の7月にリリースされたシングルは「くちびるからサスペンス」。この時期に歌番組で披露していた記憶はあんまりないですね〜。セールス的にも、73位で1万枚ですからね〜。林哲司が作曲した曲なんですけど、マイナー調のメロディラインとサビで爆発する良美さんの抜群の歌唱力が素晴らしくて、結構好きな曲です。続く、「ヨコハマHeadlight」も好きですね〜。いかにも、林作品って感じでクールなドライブミュージック風なところが、後々のオメガトライブ、菊池桃子楽曲につながってるような気がします。この曲は、最高位94位で0.2万枚!なんでまた、ここまで売れなかったんでしょう?すでに、ドラマ「スクール☆ウォーズ」の放映がスタートしてたから、歌手としての活動や曲のキャンペーンはしていなかったのかもしれませんね。

 そして、翌85年3月21日にリリースしたのが、「タッチ」ですよ!言わずと知れた、人気アニメ「タッチ」の主題歌でしたね。これで、良美さんの歌手としての評価もググ〜ン!と上がるわけです。あ〜、歌手としての評価ではないか。アニソン歌手としての知名度?とでも言った方が正しいのかも。いずれにしても、歌手・岩崎良美を知らしめる1曲になった事は間違いないんですけどね。今でもカラオケで歌いたくなる名曲ですよ。オリコン最高位12位、24.7万枚をセールスし、自身最大のヒット曲となります。お姉さんの岩崎宏美と一緒に、「ザ・ベストテン」のスポットライトに出演した事が思い出されますね〜。出来れば、「涼風」以来のベストテン入りをしてほしかったのですが・・・。けど、この頃には、まさか25年以上経った今でも、たくさんの人に愛される楽曲になるとは思ってもみませんでしたけどね。

 続く「タッチ」主題歌の「愛がひとりぼっち」では、オリコンで最高位10位となり、デビュー6年目にして念願の初ベストテン入りを果たしました。大晦日には、「タッチ」で「日本レコード大賞」の金賞にノミネートされ、1985年は、歌にドラマに大活躍の1年となりました。それ以降の楽曲批評は、まあ置いておきますか!一連の「タッチ」楽曲は好きですけどね!個人的には、アニメ「タッチ」の放映終了により、あまり流れる事のなかった87年リリースの「情熱物語」が好きですね。もっと、ヒットしてもよかったのにな〜。

 その後、長年在籍していたキャニオンから移籍し、89年7月にCBSソニー移籍第1弾シングル「硝子のカーニバル」をリリースしました。この曲は、彼女にとって久々のシングルで、「カメリアダイアモンド」のCMソングってことで、かなり気合入ってたんですけど、残念ながら100位入りしなかったんですよね〜。リリースが90年代だったら、もっと売れたんでしょうけどね。カメリアCMソングってだけでヒットしてましたからね。

 ちなみに、彼女のアルバム曲で大好きな1曲があるんですよ!「レイン」っていう曲なんですけど、1983年にリリースされたアルバム「SAVE ME」の中に収録されてまして、このアルバム持ってるわけじゃないんですけど(爆)、なぜかこの曲は知ってるんですよ。なぜでしょう??何かのベストアルバムにでも入っていたのかな?とにかく、この曲、本当に良い曲なんです!!哀愁系のメロディラインに乗せて、彼女がしっとりと歌い上げる哀愁歌謡なんですけど、これは名曲ですね〜。シングルにすれば良かったのに!

 というわけで、これまでたくさんの良美さんのシングル作品を紹介してきましたが、これらのシングルが全て収録されているのが、2007年8月17日にリリースされたCD「岩崎良美SINGLESコンプリート」なんです。とにかく、「買ってよかった!!」その一言に尽きます。これだけハイレベルの楽曲を歌っていたなんて、正直知りませんでした。80年代は、やはりアイドル全盛だったんで、大人な楽曲をメインで歌っている彼女には、あまり興味がなかったんですよね。けど、自分も30代の大人になって、じっくりと聞いてみたら、本当に素晴らしい曲だらけなんですもん。ホント、びっくりですよ。

 世間一般的には、どうしても岩崎良美=「タッチ」って事になってしまってますけど、どうにかならないですかね?「あなた色のマノン」とか「愛してモナムール」とか「恋ほど素敵なショーはない」とか、今の良美さんがテレビで歌ったら、結構印象変わると思うんですけどね〜。アニソン歌手じゃないよ!姉のヒロリンと同じくらい抜群の歌唱力で素晴らしい素質を持った、実力派の歌手なんだよ!って事を、1人でも多くの人に伝えたいです。長々と書いてしまいましたが、とにかく買って損はないです!!31曲も入っていて、2940円!ぜひ1度聞いてみて、彼女の歌の素晴らしさ、心地よさを感じてもらいたいです。

PS ちなみに、昨年歌手デビュー30周年を迎えた彼女ですが、今再び歌手としてCDをリリースしているんですね!それらの作品につきましては、今注文中(!)ですので、後日レビューしてみたいと思います!

Yoshimi Iwasaki Official Site


 
   
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フェイバリット80’sアイドル そのB 岩崎良美(’80)〜前編〜 / 2011年02月18日(金)
 今回は、昨年歌手デビュー30周年を迎えた、岩崎良美を紹介したいと思います!最近、80年代に大人気を博した、大映ドラマ「スクールウォーズ」にハマってまして。DVDを借りて全シリーズ見たんですけど、このドラマに、彼女が「山崎加代」役で出演していたわけですよ。ラグビー部のマネージャー役だったんですけどね。ドラマでの彼女の健気な演技を見ていたら、すご〜く惹かれてしまって(笑)。そしたら、彼女の当時の楽曲が無性に聞きたくなって、早速ベスト盤を買ってしまいました〜。ベストを聞いてみたら、あまりにも素敵な作品たちにビックリ!!だって、とてつもなくハイレベルな楽曲のオンパレードで、今更ながら彼女の歌の素晴らしさを再認識しました。というわけで、岩崎良美の歌・楽曲の素晴らしさ、凄さをどうしても伝えたくなったので、思う存分にレビューしたいと思います!

 彼女は、1980年2月にシングル「赤と黒」で歌手デビューを果たしました。お姉さんは、皆さんご存じの岩崎宏美。デビュー当時から、何かとお姉さんと比べられていましたが、負けず劣らずの抜群の歌唱力でしたよね〜。セカンドシングル「涼風」では、同期の松田聖子と一緒に「ザ・ベストテン」のスポットライトに出演。この曲は、本人出演の資生堂のCMソングにもなりました。その後、ベストテン内に聖子よりもいち早くランクイン!!1980年デビューのアイドルの中でも、トップを走っていたんですよね〜!今では考えられませんが(失敬!)、河合奈保子よりも柏原芳恵(よしえ)よりも、当時の80年組の人気女性歌手は、良美と聖子だったんですよ。この2人、かなり仲良かったですしね。

 そして、この年の大みそかには、サードシングル「あなた色のマノン」で、なんと「NHK紅白歌合戦」に初出場!!姉のヒロリンと一緒に姉妹で同時出場という快挙を成し遂げます!先ほど、この紅白初出場の映像をYoutubeで発見したので、はじめて見てみたんですが・・・。この時の司会だった黒柳徹子による紹介が「ザ・ベストテン」みたいでいいですね〜。ヒロリンと一緒に出てきて、新人とは思えないほどの堂々とした歌いっぷりを見せつけてくれているんですが、バックコーラスがなんと石野真子・榊原郁恵・石川さゆり!!なんですか!?この豪華なバックコーラスは!!初出場だっていうのに、この破格の扱いは凄いですね〜。

 さてさて、この「あなた色のマノン」。正直、当時リアルタイムで聞いた記憶があんまりないのですが(当時5歳)、かなり良い曲ですよね!!前述したベストを、今何度もリピートしてるんですけど、この曲の良さはズバ抜けてますよ!!歌いだしの低音部分は、姉のヒロリンにソックリ!!これが、デビューしたばかりの新人のシングルだっていうんですからね〜。びっくりしちゃいますよ、ホントに。1年目にして紅白に出場したのも頷けます。

 こんな幸先の良いスタートを切った1年目でしたが、2年目は?というと・・・。2年目のジンクスが待っていたんです。「四季」「LA WOMAN」は、本当にデビュー2年目のアイドルが歌う曲!?って感じの超ハイレベルな楽曲で、完全に玄人向け。なので、アイドルファンからはソッポを向かれてしまったのか、セールスはどんどん下降線をたどっていきました。「四季」は、サーカスの「Mr.サマータイム」に似た雰囲気がありますよね!こりゃ完全にアイドルの歌じゃないですもん。デビュー2年目の春にリリースする曲だったのかなあ〜・・・。

 「LA WOMAN」も、いかにも南佳孝の曲!って感じで、これまたシブイ感じで。そして、「ごめんねDarling」ですよ!この曲、当時リアルタイムでレコード買ってたんですよ〜。ただ、ストーブの近くに置いてしまって、盤がヨレヨレになってしまった苦い思い出があるんですが・・・(苦笑)。なので、セールス的にはイマイチだったんですけど、かなり馴染みがある曲です。作曲は、尾崎亜美なんですが、いかにも彼女の曲!って感じでした。けど、この曲ってオリコン最高位41位だったんですね・・・。当時小学1年生の僕がレコードを買ったくらいなんで、てっきりもっとヒットしてるかと思っていたのですが・・・。何でこの曲知ったんだろう??ちょい疑問ですね(笑)。

 そして、デビュー3年目の第1弾シングルは、「愛してモナムール」。この曲も、今聞くと良い曲ですよね〜!失礼ながら、この曲もあまり覚えてなくて・・・。今の時代に歌ってもまったく色あせない曲ですよね〜。のびやかなボーカルにウットリしてしまいます。後々に歌われるフレンチポップス路線の原点となるのが、この曲なのかもしれませんね。セールス的には、ちょっと盛り返して、最高位25位・8.5万枚でした。

 そして!!次にリリースされたのが、問題作(!)「どきどき旅行」ですよ!今回、彼女の全シングルを聞いた中で、いちばん気になっちゃった楽曲です!安井かずみ・加藤和彦コンビによるシングルなんですけど、ノリノリのブラスロックで、とにかくヨシリンが「ハワイに行かせて!」とせがむせがむ!こんなノリノリのシングル出してたんですね〜。タイトルは知ってましたが、曲を聞いたのは、はじめてかも!なんといっても、貫録たっぷりの歌いっぷりに仰天!これって、82年の夏リリースですよね?花の82年組が次々とデビューしていた頃に、こんなスゴイ曲をリリースしていたなんて!リアルタイムで聞きたかったな〜。この曲って、高見知佳の「ジャングル・ラブ」(同じ安井・加藤コンビによるもの)とか、ヴィーナスの「キッスは目にして!」に似た雰囲気ですよね。あ、「タッチ」にも似てるかなあ?とにかく、自分自身の声を自由自在に操る、彼女の抜群な歌唱力を思う存分に楽しめる1曲です。ぜひ1度は聞いてみてほしいです!

 次のシングル「Vacance」なんですけど、この曲を歌ってる姿をYoutubeで見たんですが、この頃がいちばん「アイドルアイドル」してたかな?って感じがしました。2年目はちょっと難解な楽曲で、完全アーティスティック路線でしたが、3年目はヴィジュアル、パフォーマンス含めて、アイドルっぽいです。

 どんどん続きを書いていこうと思ったんですけど、なんだか書いていくうちに、どんどん書きたい事が増えてきちゃったので、とりあえず前編ということで、続きは後日書きたいと思います!

 とにかく、歌手・岩崎良美はすごいですよ!!「タッチ」しか聞いた事ないよ〜!なんて言う人がいたら、騙されたと思ってもいいんで、ぜひとも「岩崎良美 SINGLESコンプリート」を聞いてみてください!!もちろん、一連の「タッチ」楽曲もすべて入ってますんで、損はないと思います。彼女は、歌手としてもっともっと評価されてもいいと思うんだけどなあ〜。


 
   
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南野陽子「ReFined-Songs Collection〜NANNO 25th Anniversary」 / 2011年02月15日(火)
 今回は、2月9日にリリースされた、ナンノこと南野陽子のニューアルバム「ReFined-Songs Collection〜NANNO 25th Anniversary」をご紹介したいと思います!

 このアルバムは、去年の11月にネット限定でリリースされた、彼女のデビュー25周年を記念したCD+DVD「ナンノ・アニバーサリー 25th」に収録されていた楽曲に何曲かプラスアルファーされて、DVD抜きで純粋にCDリリースされた作品です。なあんだ!今回は過去のDVDがついてないのかあ〜、だったら買わなくてもいいや!なんて思った、そこのアナタ!!ちょっと待って下さい!!DVD抜きになって、CDのみでおトク感が半減になったなんて思ってはいけませんよ!

 確かに、ネット限定でリリースされた「ナンノ・アニバーサリー 25th」は、過去の楽曲をお色直しして、今のナンノにあった大人のアレンジでたっぷり聞かせてくれるCDと、過去のシングル作品(アイドル時代)の歌番組映像がたっぷり収録されたDVDが入った豪華盤で、ネット予約限定だった為入手できなかった人が続出で、ヤフオクでも高騰しました。しかし、今回のこのアルバム、収録曲はなんと17曲!「ナンノ・アニバーサリー」のCDと比べると5曲も増えています!

 87年の冬にリリースされたアルバム「ガーランド」のオープニングを飾った壮大な1曲「雪の花片」、CM曲にもなった「昼休みの憂鬱」、87年のシングル「秋のIndication」のB面曲だった「ひとつ前の赤い糸」、ナンノが一番大好き!と公言する「私の中のヴァージニア」、89年のアルバム「ゴーシュ」に入っていた「鏡の中のエトランゼ」など、アルバムの人気曲が見事にお色直しされ、鮮やかに蘇りました。

 中でも、一番の聴きどころは、88年にリリースされたアルバム「スノーフレイク」に収録されていた「氷のダイヤモンド」を歌詞とアレンジを変えて再レコーディングした「桜詩集」。この曲は、本当に素晴らしい出来映えですよ。「ナンノ・アニバーサリー 25th」での歌テイクとはさらに別のテイクで録り直しをしているのですが、ナンノの歌が確実に成長している事がはっきりとわかります。よく、「ナンノって歌声が全然変わっていない!」って言われてますが、やっぱり変わってますよ!良い意味で。歌に深みが出ましたよね。90年代以降の女優として培った経験や、人生経験が歌となって表れているというか・・・。原曲と2つの「桜詩集」3パターンで聴き比べをしてみると、それぞれに違ったナンノの歌が存分に楽しめますよ!

 ちなみに、「桜詩集」最初のテイクは、時を経たその人の生活感、せつなさを抱えてセリフのように歌っていて、本作に収録された2テイク目では、いつものナンノらしいアイドル当時の歌い方に近い感じて歌われています。個人的には、どっちが好きか?と聞かれると・・・どっちも好きです!ただ、アイドル時代のナンノファンの方にとっては、2テイク目の歌い方がしっくり来るかも知れませんね。

 そうそう、今回のCDには、デビュー20周年の時にリリースされた「ナンノ・ボックス」の付録として収録されていた、幻の楽曲「最終オーダー」が収録されているんです!この曲は、ナンノ自身が作詞を手掛けていて、作曲とアレンジは、アイドル時代のナンノ楽曲を数多く手掛けた萩田光雄さんによるもので、90年にリリースされた「ダブルゲーム」の雰囲気がちょっと感じられる、大人の歌謡曲に仕上がっています。この曲も、アイドル時代の楽曲の中に混じってても、なんら違和感がなくて、ナンノらしい曲です。シングルとしても、ぜひリリースしてほしかったなあ〜。

 そのほかのイチオシ曲は、「楽園のDoor」かなあ〜。今の年齢にあった、ボサノバ風に仕上がってまして、全く古さを感じさせない1曲となってます。あとは、やっぱり「秋からも、そばにいて」ですかね〜。この曲は、本当に名曲ですよ!どうしても「ザ・ベストテン」での歌詞忘れ事件が頭をよぎってしまいますが、ナンノ本人から感じられる気品さと、楽曲から漂う荘厳な雰囲気が見事にマッチした作品でした。歌番組でのゴージャスな衣装も素敵でしたよね。この曲、また歌番組でリベンジしてほしいなあ〜。

 ちなみに、今回、作曲家の萩田光雄さんが全てのアレンジを手掛けているんですが、やはり彼の存在なしには、歌手・南野陽子は存在しなかったのでは!?と思ってしまうくらい、歌とアレンジとが絶妙なコンビネーションを聞かせてくれています。萩田さんのアレンジって、すごく上品なので、ナンノとは相性がピッタリなんですよね!

 というわけで、「お色直し」とは言うものの、オリジナルアルバムと言っても過言ではないほど、じっくりと丁寧に作りこまれた贅沢なアルバムです。もし、「よくありがちなセルフカバーアルバムなんでしょ!」と勘違いされている方がいらっしゃったら、ぜひ実際にお手にとって、騙された!と思って1枚買っていただいて、じっくりと聞いてみていただきたいです。現在進行形の歌手・南野陽子の姿が、はっきりと見えてきますから!


 
   
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HEY!HEY!HEY!バレンタインSP / 2011年02月14日(月)
 皆さん、こんばんは〜!
 今日は、バレンタイン・デー!ということで、今から25年前にリリースされた、国生さゆりの「バレンタイン・キッス」が、さまざまな場所で流れてましたね!今から25年も前の歌なのに、今やバレンタインデーのスタンダードナンバーとなり、クリスマスの季節は、山下達郎の「クリスマス・イブ」、バレンタインの季節は、国生さゆりの「バレンタイン・キッス」といった感じで、永遠の名曲ですよね!

 というわけで、今日の「HEY!HEY!HEY!バレンタインSP」は、80年代アイドル好きにとっては、たまらない内容でしたね!!国生さゆりと渡り廊下走り隊7との夢のコラボ実現やら、ナンノこと南野陽子が久々に「はいからさんが通る」を熱唱し、「スケバン刑事U」で共演した、「ビー玉のお京」こと相楽晴子と20年ぶりの再会が実現したり、ちえみちゃん、浅香唯などなど、もう80年代アイドルファンにとっては、釘付けの内容でした。

 それにしても、ナンノは変わらないですね〜。「はいからさん〜」から早23年。40代に突入してるのに、あの可愛らしさ。本当に素晴らしいです。歌声も可憐なままで、永遠のアイドルとは、まさにナンノのためにある言葉といっても過言ではないと思います。先日、「ReFined-Songs Collection〜NANNO 25th Anniversary」という、80年代にリリースしたシングルやアルバム曲を、タイトル通りリファイン(洗練・磨き上げた)したアルバムをリリースしたナンノ。このアルバムがまた最高なんですよ!歌声はそのままに、アレンジだけを変えて作られたものなんですが、ニューアルバムのような仕上がりにはびっくりです!あ、このアルバムの件については、後日あらためてじっくりとレビューしたいと思います!とにかく、ナンノは可愛らしいままでした。

 出来れば、ちえみちゃんとか唯にも歌ってほしかったんですけどね〜。ちえみちゃんの持ち込み企画の男性アイドル特集も良かったですね〜。浅香唯が大好きだった麻見和也とか、はるな愛が大好きだった竹本孝之とか、結構コアな感じで良かったです。2人の現在の姿が出てましたが、あまり変わってませんよね!竹本孝之は、マッチと沖田浩之、ひかる一平、堤大二郎と同期の81年組。麻見和也は、NHKの人気音楽番組「レッツゴーヤング」のサンデーズ出身で、83年組でしたね!麻見和也の映像の時、ジャニーズ事務所所属だった中村繁之と、銀蝿一家の矢吹薫が映ってましたね!!懐かしかった〜!竹本孝之達、81年組の非ジャニーズの男性アイドル達は、マッチの陰に隠れてしまって、活動が制限されてしまった感があって、本当に残念でした。当時の「サンデーズ」は、まさにアイドルの卵といった感じのフレッシュアイドル達が、毎週歌い踊ってましたからね〜。売れてても、売れてなくても、顔と名前は全員一致してました。みんな、今はどうしているんですかね〜。

 そうそう、80年代女性アイドル特集も良かったですよね〜!ユッコの「くちびるNetwork」も出てきたし、河合奈保子も岩井小百合も出てきて、もうお腹いっぱいでした。ゲストで登場した、相楽ハル子の貴重な夜ヒット出演映像も出てきて、ビックリ!でした。欲を言えば、桃子や秀美、荻野目ちゃん、美奈子、伊代、優あたりも見たかったですね。

 それにしても、最近の「HEY×3」は、見応えがあって、最高ですよね〜!いつか自分もゲスト出演して、延々と当時の話をしたいくらいです(笑)。

 そうそう、「稲妻パラダイス」のちえみちゃんを見て思い出したんですが、先日のちえみちゃんライブで、「稲妻〜」のステージ衣装と同じものを着た男性ファンが見に来てましたよ〜。

 とにかく、80年代アイドルと共に青春時代を過ごしてきた者にとっては、絶叫したくなるほど興奮した、今日の放送でした。これからも、どんどん当時のアイドル特集をやってほしいですね!


 
   
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「堀ちえみライブ2011」ライブレポート〜2011年2月11日 SHIBUYA-AX〜 / 2011年02月13日(日)
 今回は、2月11日に渋谷のSHIBUYA−AXで行われた、堀ちえみのライブレポートを書きたいと思います!!

 今回のライブは、彼女にとって2年ぶりとなるライブ。僕にとっては、初めてのライブでした。たまたま数日前に、東京でライブがある事を知って、おまけにシングル曲がメインらしいじゃないですか!!もともと、その期間中に岩手から上京する予定がありまして、もうこれは絶対に見るしかない!と思い立ってチケットを購入しました。

 当日の東京は、なんと雪。会場そばの代々木体育館では、ジャニーズ所属のアイドルグループ「Kis-My-Ft2」のライブがあるらしく、原宿駅周辺は人・・人・・人でごった返し!「ちえみちゃんのファンの列ではないのか・・・。」と人波に押されながらも、なんとか会場「SHIBUYA−AX」にたどり着きました。会場ロビーには、郷ひろみさんや同期の戦友・松本伊代ちゃん・早見優ちゃんなどからお花が届いていました。会場は、1階席2階席ともほとんど埋め尽くされていた感じがしました。2階席には、アイドル当時を思わせる横断幕が張られていて、熱気むんむんといった感じでした。

 そして、ライブの幕開け!オープニングは「クレイジーラブ」!白いパンツスーツ姿のちえみちゃん。なんだかカッコイイ!1曲目からノリノリの選曲で、かなり興奮してしまいました。続いて、「東京Sugar Towm」「稲妻パラダイス」と、ノッケから飛ばす飛ばす!!!ただ、正直声があまり出ていないし、高いキーがかなり辛そうだなあと思いました。まあ、あれから25年以上経ってるんで、仕方ないんですけどね。その後は、MCに突入。本人いわく、晴れ女らしいのですが、雪になってしまいました・・・。けど、シングル次々歌って、ガンガン飛ばしていきます!的な感じで、気合十分でした。

 しかし、その後ハプニングが発生!!「この曲を歌うのは、本当に久しぶりです。Deadend Street GIRL!」と言って、羽織っていたジャケットをカッコ良く脱いだまではいいのですが・・・。あれ?なんだかおかしいぞ?「ごめんなさい!歌う曲間違っちゃった・・・・。」という事で場内爆笑!!本当は、ここでデビュー曲の「潮風の少女」を歌うはずだったのですが、先走っちゃったみたいで・・・。「なんだかネタバレしちゃいましたね〜。」確かに!!「Deadend Street GIRL」は、僕的に彼女のシングルの中で、1・2位を争うくらい好きな曲なんで、このハプニングには、ちょっと嬉しい肩すかしを食らった感じでした。

 その後のMC後に、今度こそ来ました!「Deadend Street GIRL」!!とにかくカッコイイ!!!の一言に尽きます。もともと、シーナ&ザ・ロケッツの鮎川誠さんが作られた楽曲なんで、もう完全にロックサウンドなんですよね。今回は、ライブなんでバンドメンバーを引き連れてるので、生バンドで聞くこの曲は、もう最高過ぎます!!今歌っても、全然古さを感じさせないですね〜。今の曲!って感じがします。ちえみちゃんってば、1985年にこんなカッコイイ曲をリリースしてるんですから、本当にすごいですよね。(セールス的には失敗でしたが、音楽としては、本当に優れた楽曲だと思います!)時代を先取りしすぎたのかな?とにかく、カッコ良かったです。

 その後は、椅子に座ったままアダルトな雰囲気で歌った「青春の忘れ物」も良かったですね〜。40代になった彼女の歌に「深み」が増しました。そして、肌の露出度の高い、真っ赤なドレスに着替えて登場した「さよならの物語」。この曲で初めてベストテン入りを果たして、ここから快進撃がはじまったんですよね〜。ここからの5曲は、そんなアイドル時代の快進撃を思い出させる83〜84年のシングルヒット曲のオンパレードでした。この時には、ライブ開始当初に感じた「歌声の衰え」は、どこかに吹っ飛んでしまったようで、高い声も出る出る!!その姿は、80年代のちえみちゃんそのもので、あの頃の姿が蘇ったように見えました。ちえみちゃんの親衛隊も「ここぞ!」とばかりにコール!!これには、当時のトップテンを思い出させてくれました。80年代アイドルの親衛隊は、柏原芳恵ちゃんを筆頭に(!)ものすごいパワーがありますからね!

 それからMCを挟んで、「夢千秒」。この曲、本当に大好きなんですよ!外は雪模様だったので、なんとなくこの曲の世界に一致してて、より楽曲の雰囲気に浸る事が出来ました。続いて、「夏咲き娘」「素敵な休日」。86年のシングルオンパレードですよ!この頃は、体調不良で、引退説が流れてた時期でした。楽曲は、相変わらずハイレベルだったのに、どんどんセールスが落ち込んでいったので、残念に思っていました。

 「夏咲き娘」については、正直リリース当時は、あまりなんとも思わなかったんですけど(失礼!)、今改めて聞いてみると、やっぱり良い曲ですよね〜。ちょっとだけ「リ・ボ・ン」の流れを汲んだGS歌謡風で彼女の声質にも合ってましたね。「素敵な休日」は、本来岡田有希子が歌うはずだったと言われている楽曲。良い曲ではあったんですけど、なんとなく当時のちえみちゃんは、あまり似合ってない曲だったかも?

 そして、楽しい時間はあっという間に過ぎるもので、早くもラスト!「リ・ボ・ン」!!恥ずかしながら、この曲のイントロの時点で、涙があふれてきてしまいました・・・。87年に引退をしてしまい、その頃は、まさかそれから24年後に、こんな素敵なライブをやってくれるなんて夢にも思っていませんでした。2010年代に、あの頃の青春が甦ったような気持ちにさせてくれるステージを見る事が出来た喜びと感動で胸がいっぱいになってしまったんですね。ちえみちゃんの歌声も絶好調で、1985年の「リ・ボ・ン」そのもの!「あ〜!このライブを見に来て、本当に良かったなあ!」と心から思いました。

 その後のアンコールは、Tシャツとジーンズに着替えて、「愛のランナー」からスタート!もう会場全体ノリノリです!ライブメンバーとも一心同体って感じで、見ているこちら側も自然と笑顔になれました。続くは、アイドル時代のラストシングル「愛を今信じていたい」。この曲は、どうしても涙腺を刺激するんだよなあ〜・・・。引退間際にMステや夜ヒットで歌っていた姿が思い出されて、またしても号泣してしまいました・・・。ちえみちゃんも感極まって、涙・・涙・・。

 そして、「faraway」。この流れは反則ですよ〜。ラストコンサートみたいで、涙が止まりません。ライブステージ、最後の最後は、やっぱりこの曲でしょう!「Wa・ショイ!」。この曲もリリース当時は、物議をかもしだした迷曲(!)でしたよね〜。この曲のセールスで、すっかりトップアイドル戦線から脱落しちゃった感が否めませんでした。(個人的には好きですが。)けど、ライブでは大盛り上がり!!これほど、テンションが上がるお祭りソングはそうそうないですよね〜。つくづく、堀ちえみのシングルは名曲ばかりだなあと思いました。捨て曲なんて1曲もないですから。

 約700人もの観客が集結した今回のライブ。公演終了後は、握手会ですよ!約40分間くらい行われたようです。ちえみちゃんの手、柔らかかったです!もうちょっと、お話したかったなあ。そうそう!ライブ会場でクリス松村さんの姿を見かけました。お花もありましたね。彼もかなりのアイドル好きですからね〜。いつも「HEY!HEY!HEY!」のナツメロコーナーで持ち込み企画をされている姿は、80年代アイドルファンとしては、ものすご〜く共感できます!

 というわけで、初参戦となった「堀ちえみライブ2011」。とにかく、彼女はまだまだ現役のアーティストなんだ!って実感できるライブでしたね。全曲フルコーラスだし、キーは原曲通りだし、文句なしでした。前半こそ、声が出てませんでしたが、あれは衰えたんではなくて、緊張で声が出てなかっただけかと。だって、後半は全盛期を彷彿とさせる勢いとハリのある歌声で、グイグイ引っ張っていくんですもの。「堀ちえみ、まだまだイケるじゃん!」と実感した、今回のライブでした。一つだけ欲を言えば・・・「ジャックフナイフの夏」を歌ってほしかった〜。あのクールな歌声を生で聞いてみたかったです。ちえみちゃんも、来年は早いものでデビュー30周年。新作のリリースと、素敵なライブの開催を、楽しみに待ちたいと思います!

堀ちえみオフィシャルサイト


 
   
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フェイバリット80’sアイドル そのA 島田奈美(’86) / 2011年02月08日(火)
 昨日からスタートしたこのコーナー「フェイバリット80’sアイドル」。今日ご紹介するのは、1986年デビューのアイドル・島田奈美です。

 彼女は、「モモコクラブ」出身のアイドルで、1986年5月21日にシングル「ガラスの幻想曲(ファンタジー)」で歌手デビューしました。「モモコクラブ」出身のアイドルというだけあって、菊池桃子を彷彿とさせるような透明感あふれる美少女といった感じで、まるでお人形さんのようでした。歌の方はと言うと、菊池桃子よりも歌唱力はだんぜん上で(ちょっと失言?)、爽やかで伸びやかな中低音ボイスが魅力的でした。デビュー曲ながら、オリコン最高位19位・4万枚と滑り出し上々で、「ザ・ベストテン」のスポットライトにも登場し、新人として幸先の良いスタートとなりました。

 8月にリリースしたセカンドシングル「負けないで・・・片想い」(最高位15位)は、本人出演のクレアラシルのCMソングに起用され、結構な頻度でオンエアーされていました。サードシングル「パウダー・スノーの妖精」も好評で、最高位12位と、自身の最高位を更新し、デビュー1年目としては上々のセールスをおさめました。ただし、新人賞レースでは、見かけた記憶がないんですよね〜。デビューが5月と、ちょっと遅かったからでしょうか?

 そして、デビュー2年目となる、翌87年2月にリリースされた4枚目のシングル「Free Balloon」では、オリコン初登場9位と初のベストテン入りを果たし、「ザ・ベストテン」にもランクインされ、一躍人気アイドルの仲間入りを果たすこととなります。(自己最高セールス楽曲)この曲は、本当に良い曲なんですよ!!毎年、春になると必ず聞きたくなる、春の名曲ですね!この曲をはじめて聞いた時に、間違いなくヒットするぞ!って直感したくらいです。

 それ以降も、EPOが作詞・作曲した「内気なキューピッド」(7位)、「パステル・ブルーのためいき」(7位)、「ハロー・レディ」(10位)、翌88年2月にリリースした「タンポポの草原」(9位)まで、実に5作連続でオリコンシングルチャートのベスト10内にランクインさせていました。この頃は、旋風を巻き起こした「おニャン子クラブ」も解散し、アイドル冬の時代に突入しようかという微妙な時期。そんな中で、同じく「モモコクラブ」出身のアイドル・酒井法子、西村知美と共に、気を吐いていましたね〜。

 88年5月にリリースされた9枚目のシングル「NO!」では、それまでのアイドルポップスとは異なり、ユーロビートを基調としたポップナンバーで、デビュー3年目にして、アイドルから徐々に変化していきました。この曲は、オリコンでは最高位13位だったものの、「ザ・ベストテン」では、ベスト10内にランクインされたんですよね〜。(残念ながら、これが最後のベストテン出演でしたが・・・。)彼女の声に合った爽やかな曲で、今聞いても全く古さを感じさせない楽曲です。

 その後もリリースを続けていきましたが、前述した「NO!」あたりからの「アイドルからの脱皮」を思わせる路線変更が、ファン離れのきっかけとなってしまい、セールス的にも下降線の一途をたどっていきました。89年頃には、ダンスミュージック中心のアーティスティックな路線へとシフトし、シングルよりもアルバムの方に力を入れるようになっていきました。

 そして、90年3月21日、結果的にはラストシングルとなってしまう「もっと・・・ずっと・・・I LOVE YOU」をリリース。シングルとしては初となる本人作詞の作品で、作曲は、元・SALLYの杉山洋介が手掛け、アイドル全盛期の楽曲とは180度変わった、打ち込み全開のダンスミュージックでした。個人的には、すごくカッコ良くてお気に入りの曲だったんですが、そこにはすでにアイドル・島田奈美の面影は全く無く、アーティスト・島田奈美といった雰囲気でした。ランキング的にも最高位100位と散々たる結果で、路線変更が商業的に成功したとはお世辞にも言えない状況でした。

 彼女自身もそう感じる部分があったのか、この作品(ラストシングル)も収録されたアルバム「I LOVE YOU>YOU DO」のリリースを最後に、突然の引退宣言をしてしまいます。本人いわく、「アイドルとしてデビューしたわけだから、アイドルとして終わりたい。」「(ラストアルバムが)十分満足のいく作品が出来たので、やりきった感があった。」との事で、引退を決意したようです。ダンス・ミュージックへの新しい可能性をもっと突き詰めていきたい気持ちもあったようですが、アイドルとしての限界を感じたのかもしれません。個人的には、この路線の音楽を、もっとたくさん聞いてみたかったのですが・・・。

 アイドル引退の彼女は?といいますと、本名・島田奈央子として、音楽ライター、そしてラジオDJ、クラブDJとして大活躍中なんです。最近では、自身が大好きなジャスの素晴らしさを広めるべく、「もっと気軽に、聞きたいものからジャズを楽しもう」と提唱し、著書「Something Jazzy 女子のための新しいジャズ・ガイド 」の出版や、ジャズコンピCD「Something Jazzy~毎日、女子ジャズ。」の選曲・監修、そして、<良い音楽をライブで聴く 楽しみをひろげたい>ということで、「Something Jazzy」というプロジェクトを立ち上げ、ジャズライブのプロデュースを行うなど、アイドル時代からは想像もつかないほどのマルチな活躍ぶりです。個人的には、アイドル・島田奈美が大好きだったので、アイドルとして、もっと歌い続けて欲しかったですが・・・。

 そんな、アイドル・島田奈美の作品をたっぷり聞きたい!という方には、2004年12月1日にリリースされたベスト盤「島田奈美ベスト〜アイドルミラクルバイブルシリーズ」がオススメ!全シングルのAB面がリリース順に収録されているので、アイドルから次第に変化していった彼女の姿を、しっかりと確認する事が出来ます。個人的には、「Free Balloon」「NO!」「春だから」がオススメです!ぜひ、聞いてみてくださいね!

島田奈央子 OFFICIAL WEB SITE


 
   
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