今回は、2月11日に渋谷のSHIBUYA−AXで行われた、堀ちえみのライブレポートを書きたいと思います!!
今回のライブは、彼女にとって2年ぶりとなるライブ。僕にとっては、初めてのライブでした。たまたま数日前に、東京でライブがある事を知って、おまけにシングル曲がメインらしいじゃないですか!!もともと、その期間中に岩手から上京する予定がありまして、もうこれは絶対に見るしかない!と思い立ってチケットを購入しました。
当日の東京は、なんと雪。会場そばの代々木体育館では、ジャニーズ所属のアイドルグループ「Kis-My-Ft2」のライブがあるらしく、原宿駅周辺は人・・人・・人でごった返し!「ちえみちゃんのファンの列ではないのか・・・。」と人波に押されながらも、なんとか会場「SHIBUYA−AX」にたどり着きました。会場ロビーには、郷ひろみさんや同期の戦友・松本伊代ちゃん・早見優ちゃんなどからお花が届いていました。会場は、1階席2階席ともほとんど埋め尽くされていた感じがしました。2階席には、アイドル当時を思わせる横断幕が張られていて、熱気むんむんといった感じでした。
そして、ライブの幕開け!オープニングは「クレイジーラブ」!白いパンツスーツ姿のちえみちゃん。なんだかカッコイイ!1曲目からノリノリの選曲で、かなり興奮してしまいました。続いて、「東京Sugar Towm」「稲妻パラダイス」と、ノッケから飛ばす飛ばす!!!ただ、正直声があまり出ていないし、高いキーがかなり辛そうだなあと思いました。まあ、あれから25年以上経ってるんで、仕方ないんですけどね。その後は、MCに突入。本人いわく、晴れ女らしいのですが、雪になってしまいました・・・。けど、シングル次々歌って、ガンガン飛ばしていきます!的な感じで、気合十分でした。
しかし、その後ハプニングが発生!!「この曲を歌うのは、本当に久しぶりです。Deadend Street GIRL!」と言って、羽織っていたジャケットをカッコ良く脱いだまではいいのですが・・・。あれ?なんだかおかしいぞ?「ごめんなさい!歌う曲間違っちゃった・・・・。」という事で場内爆笑!!本当は、ここでデビュー曲の「潮風の少女」を歌うはずだったのですが、先走っちゃったみたいで・・・。「なんだかネタバレしちゃいましたね〜。」確かに!!「Deadend Street GIRL」は、僕的に彼女のシングルの中で、1・2位を争うくらい好きな曲なんで、このハプニングには、ちょっと嬉しい肩すかしを食らった感じでした。
その後のMC後に、今度こそ来ました!「Deadend Street GIRL」!!とにかくカッコイイ!!!の一言に尽きます。もともと、シーナ&ザ・ロケッツの鮎川誠さんが作られた楽曲なんで、もう完全にロックサウンドなんですよね。今回は、ライブなんでバンドメンバーを引き連れてるので、生バンドで聞くこの曲は、もう最高過ぎます!!今歌っても、全然古さを感じさせないですね〜。今の曲!って感じがします。ちえみちゃんってば、1985年にこんなカッコイイ曲をリリースしてるんですから、本当にすごいですよね。(セールス的には失敗でしたが、音楽としては、本当に優れた楽曲だと思います!)時代を先取りしすぎたのかな?とにかく、カッコ良かったです。
その後は、椅子に座ったままアダルトな雰囲気で歌った「青春の忘れ物」も良かったですね〜。40代になった彼女の歌に「深み」が増しました。そして、肌の露出度の高い、真っ赤なドレスに着替えて登場した「さよならの物語」。この曲で初めてベストテン入りを果たして、ここから快進撃がはじまったんですよね〜。ここからの5曲は、そんなアイドル時代の快進撃を思い出させる83〜84年のシングルヒット曲のオンパレードでした。この時には、ライブ開始当初に感じた「歌声の衰え」は、どこかに吹っ飛んでしまったようで、高い声も出る出る!!その姿は、80年代のちえみちゃんそのもので、あの頃の姿が蘇ったように見えました。ちえみちゃんの親衛隊も「ここぞ!」とばかりにコール!!これには、当時のトップテンを思い出させてくれました。80年代アイドルの親衛隊は、柏原芳恵ちゃんを筆頭に(!)ものすごいパワーがありますからね!
それからMCを挟んで、「夢千秒」。この曲、本当に大好きなんですよ!外は雪模様だったので、なんとなくこの曲の世界に一致してて、より楽曲の雰囲気に浸る事が出来ました。続いて、「夏咲き娘」「素敵な休日」。86年のシングルオンパレードですよ!この頃は、体調不良で、引退説が流れてた時期でした。楽曲は、相変わらずハイレベルだったのに、どんどんセールスが落ち込んでいったので、残念に思っていました。
「夏咲き娘」については、正直リリース当時は、あまりなんとも思わなかったんですけど(失礼!)、今改めて聞いてみると、やっぱり良い曲ですよね〜。ちょっとだけ「リ・ボ・ン」の流れを汲んだGS歌謡風で彼女の声質にも合ってましたね。「素敵な休日」は、本来岡田有希子が歌うはずだったと言われている楽曲。良い曲ではあったんですけど、なんとなく当時のちえみちゃんは、あまり似合ってない曲だったかも?
そして、楽しい時間はあっという間に過ぎるもので、早くもラスト!「リ・ボ・ン」!!恥ずかしながら、この曲のイントロの時点で、涙があふれてきてしまいました・・・。87年に引退をしてしまい、その頃は、まさかそれから24年後に、こんな素敵なライブをやってくれるなんて夢にも思っていませんでした。2010年代に、あの頃の青春が甦ったような気持ちにさせてくれるステージを見る事が出来た喜びと感動で胸がいっぱいになってしまったんですね。ちえみちゃんの歌声も絶好調で、1985年の「リ・ボ・ン」そのもの!「あ〜!このライブを見に来て、本当に良かったなあ!」と心から思いました。
その後のアンコールは、Tシャツとジーンズに着替えて、「愛のランナー」からスタート!もう会場全体ノリノリです!ライブメンバーとも一心同体って感じで、見ているこちら側も自然と笑顔になれました。続くは、アイドル時代のラストシングル「愛を今信じていたい」。この曲は、どうしても涙腺を刺激するんだよなあ〜・・・。引退間際にMステや夜ヒットで歌っていた姿が思い出されて、またしても号泣してしまいました・・・。ちえみちゃんも感極まって、涙・・涙・・。
そして、「faraway」。この流れは反則ですよ〜。ラストコンサートみたいで、涙が止まりません。ライブステージ、最後の最後は、やっぱりこの曲でしょう!「Wa・ショイ!」。この曲もリリース当時は、物議をかもしだした迷曲(!)でしたよね〜。この曲のセールスで、すっかりトップアイドル戦線から脱落しちゃった感が否めませんでした。(個人的には好きですが。)けど、ライブでは大盛り上がり!!これほど、テンションが上がるお祭りソングはそうそうないですよね〜。つくづく、堀ちえみのシングルは名曲ばかりだなあと思いました。捨て曲なんて1曲もないですから。
約700人もの観客が集結した今回のライブ。公演終了後は、握手会ですよ!約40分間くらい行われたようです。ちえみちゃんの手、柔らかかったです!もうちょっと、お話したかったなあ。そうそう!ライブ会場でクリス松村さんの姿を見かけました。お花もありましたね。彼もかなりのアイドル好きですからね〜。いつも「HEY!HEY!HEY!」のナツメロコーナーで持ち込み企画をされている姿は、80年代アイドルファンとしては、ものすご〜く共感できます!
というわけで、初参戦となった「堀ちえみライブ2011」。とにかく、彼女はまだまだ現役のアーティストなんだ!って実感できるライブでしたね。全曲フルコーラスだし、キーは原曲通りだし、文句なしでした。前半こそ、声が出てませんでしたが、あれは衰えたんではなくて、緊張で声が出てなかっただけかと。だって、後半は全盛期を彷彿とさせる勢いとハリのある歌声で、グイグイ引っ張っていくんですもの。「堀ちえみ、まだまだイケるじゃん!」と実感した、今回のライブでした。一つだけ欲を言えば・・・「ジャックフナイフの夏」を歌ってほしかった〜。あのクールな歌声を生で聞いてみたかったです。ちえみちゃんも、来年は早いものでデビュー30周年。新作のリリースと、素敵なライブの開催を、楽しみに待ちたいと思います!
堀ちえみオフィシャルサイト