「和敬清寂」と日本人の季節感

October 13 [Fri], 2006, 18:15
私の母は茶道裏千家の宗名を持ち、まだ元気だった頃は週に1〜2回ではありましたが生徒さんたちに教えていました。着物も自分で縫い、着付けもでき、和服を切るとぴしっと背筋が伸びた大和撫子のような母からどうして私のようなかっ飛んだ娘が育ったのか・・・。世の中不思議なものであります。

裏千家の千玄室大宗匠のお話を直接お聞きしたことはないのですが、日本・国連親善大使として世界各国を訪問されていることや世界平和に関する活動は素晴しく、長年尊敬しています。また裏千家が毎月出しているメンバーへの淡交タイムズという雑誌に書かかれていることは思慮深く、いつも多くを学びます。

その中で日本人の季節感についてのお言葉を引用してシェアします。

(前略)・・・古来より日本人は四季折々の節目というものを大切にしてまいりました。・・・(中略)・・・利休居士は、茶道を道として大成され、その精神を<和敬清寂>の四規で表現されるとともに、道を理解する上に大切な心として、

茶は服のよきように
炭は湯の沸くように
夏は涼しく冬は暖かに
花は野にあるように
刻限は早めに
降らずとも雨の用意
相客に心せよ

と七則をもって教えられています。この「四規七則」は、茶の道を理解する上で欠かすことができません。ここに「夏は涼しく冬は暖かに」とあるように、茶道では殊に季節感を大切にいたします。移りゆく一瞬の季節を捉え、それを茶に表現することで、茶の湯は奥行きを深め、豊かな芸術へと昇華したのです。

・・・(中略)・・・日本人であればこそ、自然への感謝とともに季節感を大切にしていうきたいものです。              −千玄宗



不忍池(November, 2005)

ほんとうに日本人の持つ独特の季節感は、世界のどの国にも存在しないのではないかと思います。

ハイテク時代、季節の移り変わりに目を向けることが少なくなっている今の日本。コンピューターに向かい、あくせく目先のことだけに追われる日常生活の中で、時々は季節感という自然との対話がなければ味わえない感覚を思い出してみませんか。

SWEET

February 19 [Sun], 2006, 6:42
14日はセント・バレンタイン・デーでしたが、私は仕事でシカゴにいて「ロマンス」からはほど遠い日を過ごしました。えっ?NYにいたって同じことだったろうって?・・・まあね。

日本では女性が男性にチョコレートを上げるという習慣が定着していますが、これはある業者がチョコレートのセールをやったことが始まりだとか。

セント・バレンタイン・デー(バレンタイン聖者の日)はアメリカやキリスト教徒の国では恋人や夫婦だけでなく、家族や友人など自分にとって大切な人たちにカードやプレゼントを贈ります。

もちろん男性がガールフレンドや奥さんをディナーに連れて行ったり、チョコレートに限らず宝石とか花束などを贈ったり、好きな人に愛を告白したり、また結婚のプロポーズをする人もいます。

詳しいSaint Valentine Day の由来のことを私も知らなかったですが、とっても興味深いですよ。

SWEET
(甘さ、甘いもの、形容詞の甘い)という単語は、お菓子などの食べ物にだけでなく、ロマンの甘さ、人格にも使います。

恋人のことを Sweet Heart と呼びますし、やさしくて思いやりがある人、または愛らしい人のことを She/he is sweet. と言います。

でもやっぱりスウィートと言えば・・・

 
イタリアの代表的なスフォリアテッラ甘酸っぱいワイルド・ストロベリー・パイ

 
冬のデザート定番アップル・サワークリーム・パイバナナ・チョコレート・チーズケーキ

アメリカのデザートはどれもかなり甘いと思っている日本人が多いようですが、お店にもよります。大きさは断然こちらの方が大きいですけれどね。

甘いものに合うのはNYでもこれが人気もの。


エスプレッソの苦味がきいたカプチーノ

真冬の寒い日、温かい飲みものと甘いものは心の中まで温めてくれますよね。
P R
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