サリサだけど安村

February 04 [Sat], 2017, 23:01
今流行りのインプラント。一度埋め込めばその効果は基本的に一生と説明されることが多いようですが、実際のところは、施術の完了後も欠かさずメンテナンスを行えるかどうかや、歯科医の技量にも影響される部分が大きいようです。口内のセルフケアを怠れば、一生どころか、僅か数年でインプラントが劣化してしまうかもしれません。また、歯槽膿漏などの口腔内の病気にかかってしまうと、人工歯根の土台となっているアゴの骨も弱ってしまい、埋め込んでいるインプラントがグラつくなど、耐用年数が縮められ、場合によってはインプラント治療のやり直しも必要になります。歯科医の技量、患者の体調などの条件によって、インプラント治療も失敗のリスクはあります。治療が失敗すると、人工歯根や上部体(義歯)の脱落、あるいは破損など人工歯そのものの問題、インプラントを埋め込んだ後、あごの骨や周囲の組織が腫れる、痛みが引かないなど身体的問題、手術によって、あるいは術後の炎症によってあごのラインが変わってしまうといった外見が損なわれる可能性もあります。失敗の可能性を少しでも下げるために歯科医はともかく慎重に決めてください。インプラント埋入手術では局所麻酔を使います。入院する必要はまずありません。ただし、糖尿病や心疾患など、麻酔や出血に関わる持病がある場合は安全を期すため、入院を求められることもあります。また、インプラントを支えるだけの強度を持った骨がない場合は、厚みを増すための治療が必要で、骨移植も考えられます。腸骨など自家骨の移植手術であれば入院が必要になることもあるので、注意してください。自分が当てはまるという方は、長期間にわたる治療を覚悟しなければなりません。インプラント治療を受けたい方のネックにもなっていますが、治療はほぼ保険適用されません。保険がきけば治療を受ける方の数も増えるかもしれません。それでも保険適用外なのはインプラントを入れるという一連の治療はブリッジや入れ歯と比べればわかるとおり、検査、土台となるあごの骨の管理、人工歯調整、手術とかなりの手間がかかるためです。インプラントを埋め込む手術前後の処置や、インプラントと周りの歯がなじんで上手く噛めるようになるまで時間もかかるので治療全体に医療費がずいぶんかかるのです。もしこの治療が保険適用だったら、他の保険適用治療にしわ寄せが行くでしょう。インプラント治療による危険性を聞いたことがあると思います。その一つとして、インプラントを埋めると、頭部のMRI検査をしたとき金属部分が反応してしまうという問題はありませんでしたか。それは本当のことではありません。確かに、MRI検査では磁気を使うので身体に埋め込んだ金属が反応すると、必要な画像が得られません。インプラントには主にチタンが使われており、金属といっても磁気には反応せず、検査で問題になることはまずありません。
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