ミトンの手袋
November 12 [Wed], 2008, 12:55
「うん、とりあえず暖かい」
「謡汰、今からそんなんでどうするん?」
マフラーをして口元まで隠している謡汰を見て陸が苦笑する。
「だって寒いんやもん、11月ってこんな寒かったっけ」
「例年通りって言っとったで」
「ふうん」
2人で話しながら歩いていると、
そうだったとバッグから何かを取り出した。
「なんや?」
「じゃーん、手袋!」
自慢気に謡汰が手袋をこちらに向けてくる。
「えーと、煌汰くんの?」
そう言ったのには理由がある。
謡汰が取り出したのはミトンの手袋だったのだ。
親指と他の指が別になっているあれ。色は紺色だが…。
「違うよ、おれの」
「なんでミトン?」
「普通のより可愛いやん」
にっこりと笑っていう。どうせ、そんなことだろうと思った。
「ふうん、恥ずくない?」
「それ、恵武にも言われた」
「誰だって言うっちゅーの」
謡汰のすごいところは、こういうミトンだとか、
淡い色のマフラーだとかが似合ってしまうところだろうか。
予鈴がなったよー。
「謡汰、今からそんなんでどうするん?」
マフラーをして口元まで隠している謡汰を見て陸が苦笑する。
「だって寒いんやもん、11月ってこんな寒かったっけ」
「例年通りって言っとったで」
「ふうん」
2人で話しながら歩いていると、
そうだったとバッグから何かを取り出した。
「なんや?」
「じゃーん、手袋!」
自慢気に謡汰が手袋をこちらに向けてくる。
「えーと、煌汰くんの?」
そう言ったのには理由がある。
謡汰が取り出したのはミトンの手袋だったのだ。
親指と他の指が別になっているあれ。色は紺色だが…。
「違うよ、おれの」
「なんでミトン?」
「普通のより可愛いやん」
にっこりと笑っていう。どうせ、そんなことだろうと思った。
「ふうん、恥ずくない?」
「それ、恵武にも言われた」
「誰だって言うっちゅーの」
謡汰のすごいところは、こういうミトンだとか、
淡い色のマフラーだとかが似合ってしまうところだろうか。
予鈴がなったよー。
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