「病気で仕事できぬ」生活保護費470万円詐取容疑 元暴力団組長ら逮捕(産経新聞)

June 07 [Mon], 2010, 10:57
 居住実体のないマンションに住民登録し、収入を隠して生活保護費をだまし取ったとして、大阪府警住吉署は4日、詐欺容疑で、指定暴力団東組系暴力団の元組長、西村良右容疑者(55)=堺市堺区中之町西=ら2人を逮捕したと発表した。

 住吉署によると、西村容疑者は覚醒(かくせい)剤の売買などで多額の収益を上げていたが、昨年11月に和歌山県警に覚せい剤取締法違反容疑で逮捕されるまで、2年間にわたって大阪市から計約470万円を不正に受けとっていたという。

 他に逮捕されたのは、西村容疑者の姉で大阪市住吉区我孫子東の無職、家村裕美子容疑者(58)。

 逮捕容疑は平成19年11月〜21年11月、西村容疑者が住吉区内のマンションに住んでいるように装い、生活保護費計約470万円をだまし取ったとしている。

 住吉署などによると、西村容疑者は13年に覚せい剤取締法違反罪で服役し、出所直後の19年11月に住吉区役所で生活保護を申請した。実際は堺市内の組事務所に住んでいたが、住吉区内のマンションを契約。ケースワーカーの訪問時だけマンションに行って応対していた。申請時には「病気で仕事ができず収入がない」と説明していたが、西村容疑者の口座には2年間で約3千万円の入金があったという。

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