不調和 

November 06 [Sun], 2011, 2:28
忘れていた


人間は嘘をつくということを


本当の色など無いよ


僕らはそうやって生きてきた


苦しい、苦しい、苦しい


ふとしたとき、


そんな世界の重圧に耐えられなくなる


厳かな音で


僕の頭の奥の方に訴えかける




世界が白く濁る


視界が黒く微睡む



生かされている、と、心に矢が刺さる



静かに目を閉じる


押しつぶされる


夢が見たい…

幸せな夢が見たい…


この恐ろしく、重い世界に太刀打ち出来るような、


そんな夢が見たい。



ああ、夜が明ける


今日もまた、僕は気持ち悪い笑顔を浮かべる



大したことじゃない。

ペルソナ 

June 09 [Thu], 2011, 2:33
いつかの話をしよう



僕が僕であって、


君が君であった日のような。


心にいっぱいの花束を抱えて、

雨を待ちましょう。


雨が降ったら歩きましょう。


そしてもう一度、僕を探しにいこう。



見つかったら、

力いっぱい抱きしめ、


頭を撫でてあげよう。



そして、飽くほど見つめて、
目に焼き付けたら、


さようなら。

夜でおやすみ。


鍵を閉めて、チェーンもかけておくよ。


僕。


お大事に。



終焉 

December 10 [Fri], 2010, 2:07

何かが始まって

幕があく。


そんな感じがする。


誰もいない部屋に
何かいたり、
食べかけのチョコレートが
無くなってたり、したら、

それが、始まり。


何時だって簡単で単純なのに、

誰も気付かない。


そんなみんなを見て僕は、

あーあ

って首をすくめる。



だってね、僕は気付いてるから。


もう始まってるって気付いたら、

穏やかに、ただ穏やかに、
夜みたいにあったかく、

なると思うんだ。



誰も気付かない。

僕しか気付かない。


終わりの始まり。

淡々 

November 07 [Sun], 2010, 2:50
あー靴音だけが響く



頭の中で喚いている




視界がもう狭まって


よく見えなくなってきました


緑、青、白、


色だけ脳にスピード提供です


後はレンジでチンでお召し上がり下さい。





あーざわざわする


頭の中で誰かが嘆いて

身を投げた。



こんな話、フライデーナイトに如何ですか?





あーなんか見えた



色とりどりの明後日達が宙の天に舞っていた。




僕等の夜は明けません。






隅っこ。 

January 03 [Sun], 2010, 13:14
とても穏やかで


静かで。


夜は好き。


真っ暗で余計なものが見えない。



このまま朝が来なきゃいいのに。




朝は明るすぎて全部見えてしまうから、嫌い。




なんだろうな。


そう思ってたんだけど



だんだんね、暗いのに目が見えてくるの。



さっきまで見えなかったものが、はっきりと。


怖いくらいに。



だから、光で目を眩まして、


もっかい見えなくする。



なんでかな



そんな事、繰り返してたら、


泣きそうになる。




そんな風に、僕は弱くなったの。


もう帰れないの。


怖いの。




ね。笑ってよ。






貪婪 

January 03 [Sun], 2010, 13:13


遠い遠い


いつから遠くていつまで遠い



僕の息が届かない



どうして、なんで




息をするのは疲れるのに




笑ってくれない



吐く息がまっしろだねって笑ってくれない



嬉しくて息を吐きつづけて



酸欠になって



息が止まった






それでも、やっぱり


気付いてくれない






またいつか、



一緒に寒いねって笑いあいたいね。

冷たい手を暖めてあげるよ。


僕が暖めてあげるからね。
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