佐渡島のハロー!ブックスにいってきました

September 26 [Mon], 2016, 2:47
「佐〜渡は〜おいしものがたくさんあ〜るの〜」 by 婦人倶楽部

ということで、佐渡島の山奥にある廃校で開催された、ハロー!ブックス2016というイベントに参加してきました。

このイベントは佐渡に住んでいる自称普通の主婦、田中藍さんが実行委員長をやっているイベントなんだけど、一昨年は詩人の谷川俊太郎さん、去年は料理研究家の平野レミさん、そして今年はブックデザイナーの祖父江慎さん、写真家の川島小鳥さん、朝ドラのオープニングの切り絵の辻恵子さんなどが参加する、東京でやろうとしても難しいであろう規模のイベント。

よくそれを佐渡でやるなあ。いやでも佐渡だからこそなのだなあというのは、いってみるとよくわかる。

私は一昨年がイベント取材(こちら)、去年が製麺ワークショップ(こちら)、そして今年も製麺ワークショップで参加させていただいた。呼んでもらえてうれしい。


フェリーより


一緒に参加した宮城マリオさんと。待ち合わせ場所のコンビニでアイスを二つ食べていたのが印象的だった。

1年振りに訪れた旧羽茂小学校は、明日からイベントが開催されるとは思えない静けさだった。
こりゃタヌキに化かされてるんじゃないかという不安がよぎる。

大人による大人のための大人が本気になってやる文化祭という雰囲気のイベントだが、その舞台が廃校なので、水がちゃんと出るのかとか、そのレベルでの心配があったりなかったり。


イベント開始の20時間前


ガスと時間の止まった調理室が私の部屋。水はちゃんと出た


会場の周辺なこんな感じで人より獣の方が多い

2年連続のワークショップということもあり、去年の事を思い出しながら設営。
2時間くらいで終わるかと思ったらぜんぜんそんなことはなく、やっぱり夜まで余裕で掛かってしまった。

ちょっとお腹が空いたところで、地元の方による餅つきの振る舞いがおこなわれたのだが、夜の廃校であんころもちというシチュエーションのためか、佐渡のタヌキに化かされている感が自分の中で増加していき、なんだかウキウキしてきた。餅はとってもうまかった。


タヌキの宴会に呼ばれた気分


怪しい獣が走り去ったりもする。正体は参加作家のせこなおさんが作ったクケリのかぶりもの


イベント当日の朝になって、どうにかこうにか設営終了。

前回は生地を渡して麺にしてもらったが、今回のワークショップでは佐渡産の小麦粉から麺にするという、初の形式にしてみた。自分でやったシミュレーションだと15分で小麦から麺になるんだけど、さてどうなるやら。伊藤くん、がんばって。


黒板にチョークで描かれた告知


左はサポートで入ってくれた、米農家の伊藤くん


ワークショップで粉から製麺という無謀な挑戦


IHコンロで茹でて、冷たいスープで食べる冷やしラーメン


佐渡の特産品であるトビウオの焼き干しをダシにした


そんなこんなで朝9時にイベントがスタート。

リアル小学生による校内放送で体育館に呼び出され、まずは入学式だか開校式だか始業式だか。
朝一で来たお客さんと一緒に、谷川俊太郎さんがこのために作詞した校歌を、その場で覚えて歌ったり。

司会進行のチャンキー松本さんが、この場でみるとなんだか妙にタヌキっぽく、宮城マリオさんなんてタヌキそのものだった。ちなみにチャンキーさんが教頭で、宮城さんは音楽の先生である。


今回のイベントのテーマは「SCHOOL OF BOOKS」。場所が学校だしね


教頭のチャンキー松本さん。


校長は谷川さん。やっぱりタヌキっぽい。


ロックタヌキ。いや宮城マリオさん。


イベントの日は二日とも雨が降ったりやんだりだったが、この時期は稲刈りシーズン真っ最中ということで、これくらいのほうが客足がいいんだよと委員長が笑っていた。


晴れるとみんな農作業にいっちゃうんだって

小麦粉からのラーメン作りは、なんだかんだ手間がかかるので一人30分くらい掛かってしまったけど、楽しんでもらえたんじゃないかなーと思います。お客さんの半分以上が子供だったかな。
反省点は細々あるんですが、こういうワークショップ、またやりたい。


去年も来てくれたワークショップハンターの少年少女たち


うまい?


ねえ、うまい?


イベント中は他のブースとかを回る余裕が無くて、ほとんど自分の部屋にいたんだけど、ちょっと抜け出して宮城さんの音楽室を覗いたら、タヌキ感が増加していた。

その内容はエアギターのワークショップ。すごいな、音楽好きのタヌキが人間のロックという文化を聞きかじって、仲間のタヌキに教えている感がすごい。

いかに無いギターを見えるように化かすかというエアギターのテクニック講座が、会場全体を包む(と私が感じている)タヌキワールドとベストマッチ。


こんな音楽の先生、人間界にいない


みんなストレートにエアギターを受け止めていたのが印象的


でっかい花を作るワークショップ


宿題を忘れて立たされている中学生?


外の屋台で売っていたそばめしが日本蕎麦だった。売店もタヌキかな。


どこのラーメン屋さんですか?と聞かれる2人組。正解はライターと米農家

そんなこんなでイベント二日目。
去年もそうだったけど、クチコミなのか二日目の方がお客さんが多かった。
すごいバタバタしつつ、心地よいバタバタ。

印象的だったのが、初日に宮城さんのエアギターを見てロックに目覚め、朝早くに起きてロックな衣装を作って2日目に参加したという少年。泣ける。

そういえばいただいたお金の中に、木の葉やドングリが混ざっていた。というのはウソだが、それでもよかった。


まさかの宮城マリオコスプレ


エアギター風ラーメン作り


祖父江さんにもラーメンを作っていただいた


ナイスな食べっぷり!


萌え死ぬわ


クケリに化けるコーナー


さてイベントは昼間の本編と、夜のライブの2部構成。

初日の夜は湯川潮音さん、東野翠れんさん、チャンキー松本さんらによるしっとりとしたライブ。
本当にここは佐渡の山奥なのだろうかと不思議な気持ちになる。


色々と贅沢な時間


ライブの後、大崎そばの会による宴会もあり、これがすごかったのだがすごすぎて今は書かない


そして二日目の夜は佐渡の山奥ならではのライブだった。
ライブというか、タヌキの祭りに紛れ込んだ感が半端なかった。


婦人倶楽部の歌に合わせて踊る、おじゃるずと華千代さん


ムチで煙草を落とす緊張感あふれる芸


予備知識ゼロで拝見したチャタさんもすごかった


口パクで踊るマイクヌンチャク芸!


チーン!


佐渡のご婦人が顔を赤らめたリンボーダンス!


ポンポコポンと盆踊り!


お客さんもタヌキなのだろうか


そして佐渡病院で生まれたロックスター、我らが宮城マリオさん!


輝いている!


エアギターのライブって初めてみたんだけど、こんなに盛り上がるものなのか!


そして全員参加のマイムマイム


妖怪みたいなオカメとヒョットコも踊るよ


そしてトリはアンコールの宮城さん!


最高!!!!

そんかこんなで2日間のイベントは終了。

ライブ会場である体育館を出たところにあった石碑をみて、なぜか私の涙腺が崩壊。

ここは廃校なんだ。やっぱりタヌキに騙されてきたんだなと。


猿の惑星のエンディングを思わせる石碑


このライブの後、関係者の打ち上げがあったので、タヌキの祭りに敬意を表して、天カスをたっぷりと入れた冷やしタヌキを差し入れした。

そういえば冷やしラーメンの具を考えていた時に、なぜか天カスを入れるべきだよなと強く思ったのだが、今思うとタヌキからのリクエストだったのかもしれない。


そばっぽいけど佐渡産の小麦を使ったうどんなんですよ

そして翌日、撤収作業のために会場へと戻ると、元の廃校に戻っていた。
やっぱり化かされていたのかなと思いつつ、後片付けをした。


祭りの後


また撤収されていなかった展示をゆっくりと眺める


廃校で飲むコーヒー


調理室のベランダから


同行していたフェルト作家ののそ子さんが、途中で拾った5円玉を学校内に隠して、また御縁がありますようにと再度の訪問を祈っていた。


撤収作業を終えて、タコを捕って帰った。




また来年もあるといいなあ。
また佐渡のタヌキに化かされたいなあ。
そういえば田中藍さんもタヌキっぽいなあ。





これが山形の芋煮会だ!

September 23 [Fri], 2016, 17:16
ちょっと山形で芋煮会をしてきました!

これが山形の芋煮会だ!
http://portal.nifty.com/kiji/160921197481_1.htm






幹事は皆さんご存知の石井製麺のヒデちゃん。
「やっぱりシメのうどんは製麺機?」という提案があったのですが、今回は一般的なゆでうどんでお願いしました。

山形県の村山地方スタイルです。

オオイチョウタケを食べる

September 23 [Fri], 2016, 16:02
先日、キノコ狩りに誘っていただいたんだけど、別の用事が入っていて、ウォーーーーー!ってなっていたときに、三重県津市美杉町で試験露地栽培をしているオオイチョウタケというキノコが岩出菌学研究所から届きました。

ヤコウタケやヒメマツタケとかの研究、販売をしているところですね。



オオイチョウタケは地元だとスギタケというそうで、美杉町でとれるからスギタケなんですかね。
杉林に生えるからスギタケなんでしょうけど。
ちなみにオオイチョウタケという名前は、イチョウに生えるからじゃなくて、お相撲さんのチョンマゲである大銀杏に形が似ているからとか。



カサの表面はピンと張った鹿革みたいな独特の質感で、ヒダは密。軸もしっかりしていて食べられそう。
香りはマッシュルームやエリンギに近いかな。噂に聞く粉臭さというのはほとんどないと思う。



露地栽培ということで、ゴミを軽くとったら念のために塩水に軽く漬けて虫出し。

オススメは炊き込みご飯らしいので、ニンジン、油揚げだけを追加して、たっぷりのオオイチョウタケと炊いてみた。味付けは薄ーいめんつゆ。

シャキシャキっとした歯ごたえが楽しいキノコですね。エリンギほど硬くもなく、ほどよい歯ごたえ。茎の部分もおいしい。もっとたくさん入れればよかった。



続いてはバターソテー。バターで焼いて、ちょっと白ワイン入れただけ。


平たいマッシュルーム、丈夫なタマゴタケ、軸の生えたヒラタケといったところでしょうか。

クセはほとんどなく、たくさん食べると若干粉っぽさを感じるかな。でもこれがないと、なんのキノコを食べているんだかわからないというレベル。栽培なので収穫時期が適切なんでしょうね。うまい。



翌日はスパゲティなど。わかりにくいけど自家製麺。
クセがないけど食感があるので、和洋中なんでもいけそう。
いろんなキノコと合わせて使うのも良さそうだ。

残りは干してみたので、後日、ダシや煮物を試してみようかなと。
干すと香りが一気に強くなるタイプかも。



手で触って、匂いを嗅いで、なんとなく特徴がつかめたので、森で見かけたら採って食べようと思うキノコがまた増えた。


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