長井港からカツオ&マグロのコマセ釣り

October 21 [Fri], 2016, 13:49
ええとですね、久しぶりに釣りの日記です。

※@ニフティつりの連載は終了しました。なので釣りのお仕事を募集中。


■2016.10.1 長井港 カツオ&マグロのコマセ釣り

年に一度はいこうと心に決めている釣りがいくつかあるんですけど、その中でも絶対に外せないマグロ釣りにいってきました。これで6回目くらいかな。マグロが釣れたのは1回だけね。

マグロ釣りっていっても、松方弘樹的なアレではなく、意外と身近なコマセ釣りのアレです。アレアレ。30キロくらいのキハダマグロ釣り。でも十分にでかいんだけどさ。

2年前のうかれた私。



マグロといってもコマセ釣りなんで、アジとかタイとかを釣る延長線上で、ちょっと糸が太かったり、リールがごつかったりするだけで、やってみると本当に普通のコマセ釣りなんですよね。

今回は友人のSさんの仕立て船に誘っていただいたんですが、なんでも今の時期はカツオとマグロが混ざっているので、両方の仕掛けを用意してきてねとのこと。

カツオとマグロといえば、サバとワラサくらい、獣神サンダーライガーとバッドラック・ファレくらい違う訳ですよ。
一応釣り分けるコツみたいのはあるんですが、どっちが掛かるかは運次第ですよ。

釣具屋さんの話では、カツオ狙いならハリス16号の3メートル、マグロ狙いなら20号以上で4.5メートル。
ハリはエサが同じオキアミなので、兼用でいいんじゃないのということで、クイッとヒネリの入った18号の管付バリ。
ちなみにタナはカツオの下にマグロがいることが多いとか。

とりあえずカツオの仕掛けを作るわよ。



テンビンに直接ハリスを結ぶと、ねじ切られちゃう場合があるから、サルカンを使ってねとのことです。



ハリの結び方は、南方延縄結び!
これのやり方がいまいちわからなかったのですが、今頃になってコツがつかめたかも。
ちなみに管付き針ですが、管部分に結ぶのではなく、通すだけが一般的みたいです。へー。



マグロ用は去年ぶっちぎられたナイロンの24号。フロロの26号とかが安心なんですが、年一回の釣りだしなーとケチったなう。せめてものお守りとして、チューブで補強。




そんなこんなで準備をして、集合場所の長井港に到着。
メンバーは幹事のSさんが声を掛けた全6人。
土曜日にけっこう大きな船を6人で使えるっていうのは、仕立て船の魅力ですかね。
レンタルタックルやエサの準備がないので、そこは持参する必要がありますが。
私はマグロを狙うようなタックルなどないので、そこはSさんに借りました。


船宿の名前は伏せますが、Sさんがこの時期になるとほぼ毎週土曜日を仕立てているという船宿だそうです。どんだけ釣りが好きなんだ。

ちなみにここ数週はカツオと呼吸が合わなくて、週のその日だけ釣れない日というのが続いているのだとか。わー。



80号のプラビシに、コマセはオキアミを使用。



とりあえずはカツオから狙うということで、テンビンに結ぶのはハリス16号の仕掛け。



クーラーはマグロが釣れても半分くらいは持ち帰れそうな60リットル。



その中には、エサや飲み物を入れておくと保冷バッチリの小型クーラー。これからの時期はワカサギやハゼにも最適。製麺マニアのマダラさん推薦の品だぜ。






付けエサは、なにかでコーティングされた専用のオキアミを用意したんですけど、他の人たちはコマセ用のオキアミから、形のいいのを選んで使っているみたい。再冷凍とかしてなければ、それで大丈夫だったみたいよ。でも以前、マダイ釣りかなんかで、船宿が用意したコマセのオキアミがグズグズだったことがあるんだよねー。って今回は自分でコマセを買っているんだから大丈夫だったんだけど、でもなんか不安になるよねー。ねー。まあ、お好みで!



お借りしたタックルは、「大丈夫!絶対に折れないから!」とSさんから渡されたグラスロッドのワンピース。

「この竿、イカでもワラサでもマグロでも、なんでも大丈夫!」だそうですよ。

リールはPE6号が巻かれた電動リール。電動といっても魚が掛かったら手で巻くようにとのこと。



ドラグはグーッと強く引っ張って、ちょっと出るくらい。文字で説明しづらいですね。まあ今日は仕立てだし、片舷3人の大名釣りなので、多少ゆるくてもいいかもね。



ハリがどっかいにいかない用、指に刺さらない用の小型クレーン(ワリバシの先に磁石をつけたもの)。




そんなこんなで船は魚の群れを追って大海原へと旅立つんですけど、これがねー、あれねー、魚がいないのよねー。

イメージだと、まず肩慣らしにカツオを5匹ほど釣って、仕掛けをマグロ用に変えて24キロをゲット。さらにヒットして「もう腕がパンパンだよー!」とかいいながら31キロをゲットという流れなのだが、このままだと夕飯はオキアミのかき揚げになりそうだわ。



カツオやマグロは夏の釣りというイメージが強かったので、うっかり薄着で来ちゃったんだけど、まー寒い。なんで長靴じゃないんだ俺は。

風は北風がビュービューで、波はザップンザップンで、タックルボックスのチャックは塩で壊れてるという修行。
寒すぎて久しぶりに船酔いしちゃったよ。










たまに仕掛けを入れてみるも、アタリは皆無。
こりゃクルージングで終了、そして海が悪く早上がりかなーって船の全員が思っていたら、10時を過ぎたところで急にカツオが活性化!



「カツオー!まちなさーい!」と、サザエさんのモノマネを脳内でしながらコマセをせっせと撒いていると、ゴインゴインと私の竿先も揺れた!

合わせはちゃんとやった方がいいらしいので、グッと竿を持ち上げたらズルーってドラグが滑った!
あらあら緩かったわねとちょっと締めて、今更あわせてもなあと巻き上げ開始。
引っ張る力の強いこと。全力でグイグイと巻くも、向こうも全力だから一向に寄ってこない。

こんなに力強いんだから、こりゃカツオじゃなくてマグロなんじゃないかしらね。
そこまでいかなくてもキハダマグロの子供、通称キメジってやつかしら。

16号のハリスで持つかなー、なんてハラハラしながら格闘し、Sさんのサポートもあって獲物をゲット!

見事に釣り上げたのは、普通のカツオでした!でも60センチの良型!



ごめん、カツオのことをバカにしてたよ。
カツオってこんなに引くのね。こりゃ楽しいわ。
でっかいサバくらいに考えていたら、全然違った。カツオ、すげえ。



Sさんの話だと、このカツオの下にマグロがいる可能性が高いとのことだが、私の体力だとマグロが掛かったら上がらないわ。カツオ相手で精いっぱい。

よーし、来年までにマグロが似合うマッチョなおとこになってやるぞー!ってこれ毎年誓って毎年叶わない願いだな。


なんて感じでカツオ祭りが続くかと思ったら、パタッとアタリが止まりまして、そのまま終了かなーと思ったら、今度は別の祭りが待っていた。

まさかのイワシ祭り!



上からは海鳥、下からはカツオやマグロに追われたイワシの大群が海面に溢れていて、船に隠れようとするから、なんとタモで掬えちゃうんですよ。





さらにはイワシを追うカツオが、目視できる浅さをビューン!

こうなっちゃうとコマセを撒いてオキアミで狙うよりも、やっぱりライブベイトでしょうということで、船長からイワシをちょっといただいて、テンビンをとっぱらって道糸にハリスを直で結び、ハリに生きたイワシをつけての泳がせ釣り。

うおー、テンションあがるー!ワッショーイ!





こりゃ一発でカツオがくるでしょう。
いやマグロが来ちゃうんじゃないの。

なんてドキドキしていたら、後ろのSさんが普通にコマセ仕掛けでカツオをゲット。
そして私はノーヒット……

そんなこんなで終了となったのでした。
船中カツオが1〜2匹。
まあ全員釣れたし、おもしろかったからいいですかね。




しっかりと血抜きしてキープしたカツオですが、胃袋の中身はイワシが1匹であとはオキアミでした。
まあオキアミで釣れたカツオだからね。一応参考まで。



この胃袋を良く洗って、塩を振って焼くとですね、これがまー、クリオネっぽいんだ。



っていうのは余談ですが、コリコリしてうまいですよ。



カツオの刺身ももちろんうまかったです。



モッチモチの赤身、これは釣りたての戻りガツオだからですねー。



ということで、今はマグロが順調に釣れているみたいなんで気になるんですが、ワラサも爆発しているみたいですね。

なので私は台湾にエビ釣りにいってきます!








10/23のコミティアでます

October 12 [Wed], 2016, 16:30
10月23日開催のコミティア118(ビッグサイトの同人誌即売だがコミケではない)に出ます。

「私的標本」ブースです。 S29a。
趣味の製麺1〜5号、捕まえて食べる話、など。
よろしくお願いいたします。

そしてティアズマガジン(コミティアのカタログで入場に必要な本)にインタビューが載っているよ。



場所はここです。 東2ホールに入ってすぐの、S29a。



お買い上げの方に、「趣味の製麺」の5号で同人誌デビューした小学六年生のビバ子先生の初コピー本「カワウソ話」8ページを、先着30名様くらいにプレゼント!超貴重!



製麺機の帽子をかぶって待ってます。





まってます!







佐渡島のハロー!ブックスにいってきました

September 26 [Mon], 2016, 2:47
「佐〜渡は〜おいしものがたくさんあ〜るの〜」 by 婦人倶楽部

ということで、佐渡島の山奥にある廃校で開催された、ハロー!ブックス2016というイベントに参加してきました。

このイベントは佐渡に住んでいる自称普通の主婦、田中藍さんが実行委員長をやっているイベントなんだけど、一昨年は詩人の谷川俊太郎さん、去年は料理研究家の平野レミさん、そして今年はブックデザイナーの祖父江慎さん、写真家の川島小鳥さん、朝ドラのオープニングの切り絵の辻恵子さんなどが参加する、東京でやろうとしても難しいであろう規模のイベント。

よくそれを佐渡でやるなあ。いやでも佐渡だからこそなのだなあというのは、いってみるとよくわかる。

私は一昨年がイベント取材(こちら)、去年が製麺ワークショップ(こちら)、そして今年も製麺ワークショップで参加させていただいた。呼んでもらえてうれしい。


フェリーより


一緒に参加した宮城マリオさんと。待ち合わせ場所のコンビニでアイスを二つ食べていたのが印象的だった。

1年振りに訪れた旧羽茂小学校は、明日からイベントが開催されるとは思えない静けさだった。
こりゃタヌキに化かされてるんじゃないかという不安がよぎる。

大人による大人のための大人が本気になってやる文化祭という雰囲気のイベントだが、その舞台が廃校なので、水がちゃんと出るのかとか、そのレベルでの心配があったりなかったり。


イベント開始の20時間前


ガスと時間の止まった調理室が私の部屋。水はちゃんと出た


会場の周辺なこんな感じで人より獣の方が多い

2年連続のワークショップということもあり、去年の事を思い出しながら設営。
2時間くらいで終わるかと思ったらぜんぜんそんなことはなく、やっぱり夜まで余裕で掛かってしまった。

ちょっとお腹が空いたところで、地元の方による餅つきの振る舞いがおこなわれたのだが、夜の廃校であんころもちというシチュエーションのためか、佐渡のタヌキに化かされている感が自分の中で増加していき、なんだかウキウキしてきた。餅はとってもうまかった。


タヌキの宴会に呼ばれた気分


怪しい獣が走り去ったりもする。正体は参加作家のせこなおさんが作ったクケリのかぶりもの


イベント当日の朝になって、どうにかこうにか設営終了。

前回は生地を渡して麺にしてもらったが、今回のワークショップでは佐渡産の小麦粉から麺にするという、初の形式にしてみた。自分でやったシミュレーションだと15分で小麦から麺になるんだけど、さてどうなるやら。伊藤くん、がんばって。


黒板にチョークで描かれた告知


左はサポートで入ってくれた、米農家の伊藤くん


ワークショップで粉から製麺という無謀な挑戦


IHコンロで茹でて、冷たいスープで食べる冷やしラーメン


佐渡の特産品であるトビウオの焼き干しをダシにした


そんなこんなで朝9時にイベントがスタート。

リアル小学生による校内放送で体育館に呼び出され、まずは入学式だか開校式だか始業式だか。
朝一で来たお客さんと一緒に、谷川俊太郎さんがこのために作詞した校歌を、その場で覚えて歌ったり。

司会進行のチャンキー松本さんが、この場でみるとなんだか妙にタヌキっぽく、宮城マリオさんなんてタヌキそのものだった。ちなみにチャンキーさんが教頭で、宮城さんは音楽の先生である。


今回のイベントのテーマは「SCHOOL OF BOOKS」。場所が学校だしね


教頭のチャンキー松本さん。


校長は谷川さん。やっぱりタヌキっぽい。


ロックタヌキ。いや宮城マリオさん。


イベントの日は二日とも雨が降ったりやんだりだったが、この時期は稲刈りシーズン真っ最中ということで、これくらいのほうが客足がいいんだよと委員長が笑っていた。


晴れるとみんな農作業にいっちゃうんだって

小麦粉からのラーメン作りは、なんだかんだ手間がかかるので一人30分くらい掛かってしまったけど、楽しんでもらえたんじゃないかなーと思います。お客さんの半分以上が子供だったかな。
反省点は細々あるんですが、こういうワークショップ、またやりたい。


去年も来てくれたワークショップハンターの少年少女たち


うまい?


ねえ、うまい?


イベント中は他のブースとかを回る余裕が無くて、ほとんど自分の部屋にいたんだけど、ちょっと抜け出して宮城さんの音楽室を覗いたら、タヌキ感が増加していた。

その内容はエアギターのワークショップ。すごいな、音楽好きのタヌキが人間のロックという文化を聞きかじって、仲間のタヌキに教えている感がすごい。

いかに無いギターを見えるように化かすかというエアギターのテクニック講座が、会場全体を包む(と私が感じている)タヌキワールドとベストマッチ。


こんな音楽の先生、人間界にいない


みんなストレートにエアギターを受け止めていたのが印象的


でっかい花を作るワークショップ


宿題を忘れて立たされている中学生?


外の屋台で売っていたそばめしが日本蕎麦だった。売店もタヌキかな。


どこのラーメン屋さんですか?と聞かれる2人組。正解はライターと米農家

そんなこんなでイベント二日目。
去年もそうだったけど、クチコミなのか二日目の方がお客さんが多かった。
すごいバタバタしつつ、心地よいバタバタ。

印象的だったのが、初日に宮城さんのエアギターを見てロックに目覚め、朝早くに起きてロックな衣装を作って2日目に参加したという少年。泣ける。

そういえばいただいたお金の中に、木の葉やドングリが混ざっていた。というのはウソだが、それでもよかった。


まさかの宮城マリオコスプレ


エアギター風ラーメン作り


祖父江さんにもラーメンを作っていただいた


ナイスな食べっぷり!


萌え死ぬわ


クケリに化けるコーナー


さてイベントは昼間の本編と、夜のライブの2部構成。

初日の夜は湯川潮音さん、東野翠れんさん、チャンキー松本さんらによるしっとりとしたライブ。
本当にここは佐渡の山奥なのだろうかと不思議な気持ちになる。


色々と贅沢な時間


ライブの後、大崎そばの会による宴会もあり、これがすごかったのだがすごすぎて今は書かない


そして二日目の夜は佐渡の山奥ならではのライブだった。
ライブというか、タヌキの祭りに紛れ込んだ感が半端なかった。


婦人倶楽部の歌に合わせて踊る、おじゃるずと華千代さん


ムチで煙草を落とす緊張感あふれる芸


予備知識ゼロで拝見したチャタさんもすごかった


口パクで踊るマイクヌンチャク芸!


チーン!


佐渡のご婦人が顔を赤らめたリンボーダンス!


ポンポコポンと盆踊り!


お客さんもタヌキなのだろうか


そして佐渡病院で生まれたロックスター、我らが宮城マリオさん!


輝いている!


エアギターのライブって初めてみたんだけど、こんなに盛り上がるものなのか!


そして全員参加のマイムマイム


妖怪みたいなオカメとヒョットコも踊るよ


そしてトリはアンコールの宮城さん!


最高!!!!

そんかこんなで2日間のイベントは終了。

ライブ会場である体育館を出たところにあった石碑をみて、なぜか私の涙腺が崩壊。

ここは廃校なんだ。やっぱりタヌキに騙されてきたんだなと。


猿の惑星のエンディングを思わせる石碑


このライブの後、関係者の打ち上げがあったので、タヌキの祭りに敬意を表して、天カスをたっぷりと入れた冷やしタヌキを差し入れした。

そういえば冷やしラーメンの具を考えていた時に、なぜか天カスを入れるべきだよなと強く思ったのだが、今思うとタヌキからのリクエストだったのかもしれない。


そばっぽいけど佐渡産の小麦を使ったうどんなんですよ

そして翌日、撤収作業のために会場へと戻ると、元の廃校に戻っていた。
やっぱり化かされていたのかなと思いつつ、後片付けをした。


祭りの後


また撤収されていなかった展示をゆっくりと眺める


廃校で飲むコーヒー


調理室のベランダから


同行していたフェルト作家ののそ子さんが、途中で拾った5円玉を学校内に隠して、また御縁がありますようにと再度の訪問を祈っていた。


撤収作業を終えて、タコを捕って帰った。




また来年もあるといいなあ。
また佐渡のタヌキに化かされたいなあ。
そういえば田中藍さんもタヌキっぽいなあ。





これが山形の芋煮会だ!

September 23 [Fri], 2016, 17:16
ちょっと山形で芋煮会をしてきました!

これが山形の芋煮会だ!
http://portal.nifty.com/kiji/160921197481_1.htm






幹事は皆さんご存知の石井製麺のヒデちゃん。
「やっぱりシメのうどんは製麺機?」という提案があったのですが、今回は一般的なゆでうどんでお願いしました。

山形県の村山地方スタイルです。

オオイチョウタケを食べる

September 23 [Fri], 2016, 16:02
先日、キノコ狩りに誘っていただいたんだけど、別の用事が入っていて、ウォーーーーー!ってなっていたときに、三重県津市美杉町で試験露地栽培をしているオオイチョウタケというキノコが岩出菌学研究所から届きました。

ヤコウタケやヒメマツタケとかの研究、販売をしているところですね。



オオイチョウタケは地元だとスギタケというそうで、美杉町でとれるからスギタケなんですかね。
杉林に生えるからスギタケなんでしょうけど。
ちなみにオオイチョウタケという名前は、イチョウに生えるからじゃなくて、お相撲さんのチョンマゲである大銀杏に形が似ているからとか。



カサの表面はピンと張った鹿革みたいな独特の質感で、ヒダは密。軸もしっかりしていて食べられそう。
香りはマッシュルームやエリンギに近いかな。噂に聞く粉臭さというのはほとんどないと思う。



露地栽培ということで、ゴミを軽くとったら念のために塩水に軽く漬けて虫出し。

オススメは炊き込みご飯らしいので、ニンジン、油揚げだけを追加して、たっぷりのオオイチョウタケと炊いてみた。味付けは薄ーいめんつゆ。

シャキシャキっとした歯ごたえが楽しいキノコですね。エリンギほど硬くもなく、ほどよい歯ごたえ。茎の部分もおいしい。もっとたくさん入れればよかった。



続いてはバターソテー。バターで焼いて、ちょっと白ワイン入れただけ。


平たいマッシュルーム、丈夫なタマゴタケ、軸の生えたヒラタケといったところでしょうか。

クセはほとんどなく、たくさん食べると若干粉っぽさを感じるかな。でもこれがないと、なんのキノコを食べているんだかわからないというレベル。栽培なので収穫時期が適切なんでしょうね。うまい。



翌日はスパゲティなど。わかりにくいけど自家製麺。
クセがないけど食感があるので、和洋中なんでもいけそう。
いろんなキノコと合わせて使うのも良さそうだ。

残りは干してみたので、後日、ダシや煮物を試してみようかなと。
干すと香りが一気に強くなるタイプかも。



手で触って、匂いを嗅いで、なんとなく特徴がつかめたので、森で見かけたら採って食べようと思うキノコがまた増えた。


蛇善でヘビのハンバーグとニンニク焼きをいただいた

August 29 [Mon], 2016, 14:03
久しぶりにブログっぽいこと書きます。

浅草橋と蔵前の間くらいに「蛇善」というその道では有名な店があるのですが、どの道かというと店名のままですが「蛇の道」。

サイトの情報だと、「すっぽん、マムシをはじめとする精力剤、黒焼きの製造販売・卸〜蛇善〜」だそうです。まあ、そういうことです。

昔は蛇屋もたくさんあったそうですが、いまはほんの数軒になったみたいで、逆にいろいろなところからお客があつまってくるのだとか。その辺の話は直接ご主人から聞いてみてください。意外な顧客だらけです。



この店は昭和4年に建て替えたそうで、その時に取り付けたのがこの金庫。

空襲で目の前に焼夷弾が落ち、金庫の外側は大丈夫だったけれど、中身は灰になったのだとか。この建物も、一枚壁紙をめくると燃えた跡があるらしいよ。












で、以前にこの店の五代目当主にヘビ狩り(仕入れ)に連れて行っていただいたことがあり、そちらの記事がこちらです。このときのことを店主が覚えていてうれしかったです。

■プロといくヘビ狩りツアー

あのときはヘビを捕まえるまでで、諸々の都合が合わずに「ヘビを食べる」というのはしなかったのですが、ようやくそのチャンスがやってきました。おっさん8人くらいでヘビを食べに行くという、実にオッサンらしい企画が立ち上がったので、いの一番(化学調味料じゃないですよ)に手を上げて、参加してきた次第です。いや正確にはおっさんがすぐ応募してきて定員に達したという感じか。

これがまあ、実に感動的というか、好奇心をガンガンと揺さぶられる内容だったですよ。久しぶりにブログに書いちゃうくらい。


さてこの蛇善さん、ヘビの黒焼きとか粉末とかの薬っぽいものを売っているだけではなく、キッチンと食堂スペースがあり、お願いすれば生きたヘビやスッポンなどが食べられるんですね。座席が4つしかないし、仕入れ次第でなにがあるかは謎なので、予約した方がいいかもしれません。夜の営業時間外も対応可。



<お問い合わせ>
株式会社蛇善
〒111-0051 東京都 台東区 蔵前 4-1-2
TEL:03-3851-3070
http://www.hebizen.co.jp/




この日のメニューは、おすすめのヘビをみんなで2匹くらい、オススメな料理でお願いしますという感じ。

もちろんお腹いっぱい食べるような店ではないので、胃袋よりも、好奇心を満たす店だと考えた方がいいかもしれません。あるいは陰嚢袋。しらないけど。


まず出していただいたのは、食前酒としてニシキヘビの胆嚢を干して漬けたお酒。

オシャレな「切子」のグラスに入ってます。

ちなみに蛇を捕る人を「トリコ」といいまして、ヘビ好きが高じて「虜」になる場合と、「トリコ」になる場合があるのでご注意を。ご主人と話がかみ合わなくなることがあります。



で、味ですが、前に作った焼きサンショウウオ酒をパワーアップさせた感じ。前にどっかでちょっとなめた熊の胆が近いかな。まあまあ苦いです。ああー。




続いてはお待ちかねの生きたヘビ。取り出されたのはナイスサイズのアオダイジョウ。ご主人の話によると、主にカエルを食べるシマヘビよりも、鳥やネズミが主食のアオダイショウの方がうまいんじゃないかなと。

なんとなーく臭そうなイメージですが、さてどうでしょうか。







秘伝の方法で手際よく蛇をさばいていく店主。

気になる捌き方は、背中越しに盗み見て覚えましょう。



食前酒が続きますが、アオダイショウの生き血を赤玉ワインで割ったものと、胆嚢をニンジン酒で割ったもの。

生き血というのはよくスッポンなんかでも聞きますが、胆嚢っていうのは初めてですね。魚を捌くときに苦くなるから絶対につぶすなといわれる苦玉のことです。その鮮やかな緑の色から「翡翠酒」と呼ぶこともあるとか。











生き血は赤玉ワインで薄められて飲みやすいのですが、翡翠酒はすげーっすね。だれか夢精するんじゃないかな。

ニンジンだけでもパワフルなのに、さらに胆嚢ですよ。ブルブルくるね。飲み終わった後に唇をなめてもビリビリくるね。胆嚢で作った媚薬入り口紅とかどうでしょう。


身は包丁を使わずにイワシみたいな手開きでチョチョっと捌かれて炒め物に。









これが血抜きが完璧だからか、まったくもって臭み無し。上手に捌かれているから骨もない。食感と味は深海にすむヌタウナギが近いかなって伝わらないかな。クニクニしてこれぞ全身筋肉って味なんですよ。



肝(レバー)はウナギやサンマの肝に似てますかね。なんでも毒蛇の肝のほうが美味しいんだとか。

蛇ってどうしても無理をして食べるジャンルのイメージがあったんですけど、考え方がガラガラっと変わりました。ヘビだけに。

こりゃ金を払ってでも、あるいは自分で捕ってでも食べるジャンルの食べ物ですね。もちろんマムシとかの毒蛇はあれですが。胆嚢と生き血はパスすると思いますが!

今後はキャンプとかでみつけたら、まず間違いなく捕まえると思います。テヘペロ。


もう一匹は沖縄のヒメハブ。でたな、毒蛇。

これもとりあえずは酒で。
生き血と胆嚢がダブルで入ったワイン割り。

うおー。







そして身は皮や内臓を取り除き、謎の専用マシーンでガンガンと骨を叩いてハンバーグに。

この機械はもちろん特注で、一号機はパワーが強すぎてお蔵入りし、この二号機はちょっと弱いのが難点だとか。

まずはウナギのように開いてガンガンと叩き、ぶつ切りにしてから電動ミンチ機でウィーンと潰し、さらにお好み焼きを焼くようにガンガンガン。

俺の知っているハンバーグと作り方が全然違う!











「今日はニンニクも入れちゃうか!」





あれだけ丁寧に潰しても骨がコリコリするけれど、でもそこがいい。これも臭みが無く、ワイルドなツクネ焼きといった感じ。シシャモを頭から食べられる人なら問題なし。一緒に焼いたタマネギの甘みが合うね。味付けは醤油。ふりかけるのは山椒が合うそうです。

ハンバーグならぬハブバーグということで。

ヘビは油がないので、フライパンは焦げ付かないティファールを使用。ちなみに包丁はグローバルナイフでした。


以下はオマケ。
沖縄のアカマタという噛みまくるヘビ。
すげー噛むんだよとうれしそうな店主。



毒がないけれど噛まれると剣山で刺されたみたいな、イラッとする痛さだそうです。
沖縄で見かけても、手を出さないようにしましょう。






すっぽん料理もオススメだそうです。
でかいな、きみ。




こちらはすっぽんの尻尾。ではなくてヒル。

ひーーーーーーーーーーーーーー!



「この前、ヒルを買いに来たおねえちゃんに、エサはどうすんだいって聞いたら自分を噛ませるっていうから、どうせ血を吸わせるならってツボを教えてやったんだよ。ヒルに吸われると、唾液の成分で血が止まらなくなるんだけれど、それが体にいいのよ〜」とかなんとか。


ということで、とても楽しかったです。

久しぶりに心がワルツを躍りました。細胞単位でゾワゾワしたよ。

とりあえず近いうちに、麻の袋とヘビバサミとポイズンリムーバーを買おうかな。


ちなみにこのあと男だらけでいったのは、汁なし坦々麺のお店「タンタンタイガー」でした。
痺れが強くておいしかったです。パクチー追加してみました。




ということで、胆嚢を堪能してきましたという話でした。





ミシュランも評価する佐渡島のすごい海水浴場

August 29 [Mon], 2016, 13:56
夏の終わりに恐縮ですが、佐渡の海水浴情報です。


ミシュランも評価する佐渡島のすごい海水浴場
http://portal.nifty.com/kiji/160824197262_1.htm




寝違えて軽く首が痛いですが、よろしくお願いいたします。

アメリカナマズを釣って食べた

August 18 [Thu], 2016, 0:23
8/27頃発売のHUNT(ハント)13号で、アメリカナマズを釣ってシャレオツにクッキングした記事を書きました。

うまかった〜。

買って読んでアンケート答えて〜。 












よろしくー。

家庭料理としての天下一品風こってりラーメン

August 08 [Mon], 2016, 12:49
今日も暑いですね。

こんな日は逆にコッテリラーメンとかどうでしょう。

家庭料理としての天下一品風こってりラーメン
http://portal.nifty.com/kiji/160808197137_1.htm




あっついなー。

そして夏コミ3日目に出展しています。
■8/14(日)東へ06a「私的標本」
よろしければどうぞー。
暑そうですが。

ラーメンの「かんすい」を使い分ける実験

August 08 [Mon], 2016, 12:45
あっついですね。

あついからこそ、ラーメンなんてどうでしょうか。


ラーメンの「かんすい」を使い分ける実験
http://portal.nifty.com/kiji/160802197105_1.htm



ナトリウムとカリウムの違いを勉強してきました。
リン酸とかも知りたいですね。

あっついですねえ。
私的標本
このブログは私的標本のメモ標本です。
ご連絡は「unaki アットマーク hyouhon.com」からどうぞ。
どうせアマゾンで買うのなら
このリンクから買い物をして
応援してくれたら嬉しい!







プロフィール
  • プロフィール画像
  • アイコン画像 ニックネーム:玉置豊
  • アイコン画像 性別:男性
読者になる
私的標本という、ライター・玉置豊の個人サイトの「メモ標本」というブログです。 デイリーポータルZ、@niftyつり、地球のココロなどに連載しています。
2016年10月
« 前の月    |    次の月 »
1
2 3 4 5 6 7 8
9 10 11 12 13 14 15
16 17 18 19 20 21 22
23 24 25 26 27 28 29
30 31
月別アーカイブ