【4日目】枕崎→加世田→知覧 

2012年10月09日(火) 0時00分
早起きして宿泊先のホテルで朝食を済ませ、名残惜しむ間もなくバス停へ。

枕崎駅前から加世田へ向かうバスに乗車。
朝早かったせいか、通学の高校生が数人同乗したくらい。

山間の道をひたすら走ること1時間余り。
加世田到着!!






バスターミナルには、随所に薩南鉄道時代の面影が。




小さなバスターミナルだけど、鉄道好きには色んなところが見逃せない(笑)




時間があれば絶対入った薩南鉄道記念館。
次回リベンジするぜ!!





男子トイレのパネル。
昔の駅員さん?


さて、加世田のバスターミナルに着いた時点で8時半。
午前中の目的地、万世特攻平和記念館の開館時間が9時からなので、焦る気持ちを抑えて駅前のレンタサイクル店を覗く・・・も閉まっていました(汗)

「9時半から」と看板に記載があったのでどうしようかと思っていたら、9時前にはシャッターが開いた!
しかし店内に入ると誰もいない。よくよく見ると、紙に氏名と住所を書いて向かいのタクシー会社の受付に提出すると、借りたい自転車が借りられるようだ。自転車はママチャリ、マウンテンバイク、子供用自転車の3タイプがあったと思う。4時間200円だった(以後1時間延長につき100円加算だったかな?)ので、タクシー代を考えるとかなり安い。

レンタサイクルで対応してくれたお爺ちゃん&お婆ちゃんに、「万世特攻平和記念館に行きたいんですけど」と道を尋ねたところ、どうやら単純な道のりではないらしく、最初とその次に辿るべき道を教えてくれた程度で、「そっから先は人に訊いたらいい」と。適当だなー(笑)

が、しかし!!
本当に単純な道ではなく、スマホの地図アプリにも目的地は載っておらず、通行人の方々に何度もお世話になりました・・(汗)

坂の上り下りが2回ほどあり、「この道で合ってんのか?!」「この労力は無駄になっとらんよな?!」と不安になりながら、道行く人に確認しひたすら走ること30分余り。到着する頃には秋なのに汗が噴き出していました。疲れたー。
それにしても、道を尋ねたお2人の方、嫌な顔一つせずとても親切に教えてくれました。1人の方は、ご自宅の前で作業をされていたところにお邪魔したところ、言葉だけじゃ難しいと思われたのか、家の中から紙と鉛筆を持ってきてくれ、道順を書いて下さいました。その紙と一緒に、「気をつけていってらっしゃい」と。鹿児島の人は親切だなーと、心が温かくなったひと時でした。

さて、紙の上の地図を頼りに走ると見えて来たのが・・・






おー!!来たー!!
心躍ります。



さらに自転車で少し走り、目的地到着!!



万世特攻平和記念館。
独特な外観は陸軍時代の練習飛行機、赤とんぼを模しているのだとか。

受付でお金を払い、冊子をいただく。
「お荷物重そうですけど、預かりましょうか?」と。お言葉に甘えてバックパックを預かってもらうことに。

階段を上がり、2階の展示コーナーへ。
平日の朝早い時間帯だったからか、誰もいない。静謐で厳粛な雰囲気の中、隊員さんの遺書や書簡などに目を通せたのは良かった。こちらの身も引き締まる想い。

ちなみに万世は、他の特攻資料館には見られなかった良かった点が3つ。

・血書コーナーがある(資料が劣化しないように明かりはない。人感知センサーで点灯する仕組み)
・遺書や書簡の字が小さかったり、達筆すぎて読みづらかったりするため、タイプ打ちしたものがすぐ傍にクリアファイルで置いていて参照出来る
・1階入り口の横で、水やお茶が無料でいただける

規模が小さいながらも展示品は充実していたので、あっという間に昼前になっていました。
あわてて1階へ。



世界でたった1つの、水上偵察機。
近くの吹上浜から引き上げられたらしい。迫力満点。


バックパックのお礼を言おうと受付に声をかけるも誰もいなかった・・・
ひとまず記帳し、心の中でお礼を告げて自転車に跨がりました。

レンタサイクルの鍵を返しに行くと、朝に受付してくれたお爺ちゃんが「ちゃんと行けたかー?」と。
相変わらず、のほほん(笑)

見知らぬ土地での自転車の旅を無事に終えて。
次なる(そしてこの旅の最終の)目的地へ。



知覧へのバスも、ほぼ貸し切り状態(笑)

バスの運ちゃんものほほんとしていて、降りる人がいるのに停留所少し過ぎてから気づいて「あれ?ごめんねー」なんてやり取りがありました。地元や東京に住んでた頃に乗ったバスではあり得ない光景だけど、鹿児島の人はのんびりしているのかな。自分ものんびり屋なので、むしろ落ち着くんですけどね(笑)

知覧に着いたのが13時半頃。
空腹だったので、ひとまず富屋旅館別館の近くにあったお好み焼き屋で腹ごしらえ。

この日は知覧武家屋敷群の庭園を観れればいいやーと思っていたので、宿泊先の富屋旅館に荷物を預けて知覧散策。



武家屋敷停留所側からの入り口。
風情ありますな。




薩摩の小京都と言われる知覧。
武家屋敷群はその代表なんだとか。





沖縄にもこういう光景がありそう。
鹿児島に来てるんだなーと圧倒的に思わされました。




アーチ?




武家屋敷の庭園、one of them。
どれもなかなか雰囲気あっていい。

金沢の兼六園や地元の好古園みたいに、1つの庭園の中でさらにテーマが分かれているのもいいけど、1つ1つ武家屋敷の入り口をくぐって、気持ちをリセットしてから各庭園を巡っていくのが良い。

この日、修学旅行の高校生たちがいて、「この庭は好き」って他の庭と比べて評価していたけれども、そういう楽しみ方もある。武家屋敷自体が大きくないので庭園も小さいけれども、屋敷の軒先に腰を下ろしながら庭園を眺められるので、それも良かったな。



生け垣は基本なんだろうか?
こういう感じの庭が幾つも観られます。




途中、こんな自販機が(笑)




武家屋敷群は一本道でそれぞれ繋がっているのですが、端から端まで歩くと結構な距離があるので、休憩所は有り難い存在。日中まだまだ暑かったので、日陰で秋風の涼しさに癒されました。




武家屋敷群を貫く道の先。
富屋別館の方に繋がっている橋。永久橋と平行している。





富屋食堂ホタル館。
外観は食堂時代をそのままに、中は資料館(2階建て)になっています。

知覧基地に縁が深く、印象的な隊員さんを何名かピックアップ、その人たちの資料が展示されています。文献を一読していたので、「あーこの人!」とすぐに思いだせた。

2階には昔の石原慎太郎氏と鳥浜トメさんの写真が。
お2人の親交の深さが伺えます。

入り口に、関連書籍やグッズが販売されていました。
その中でトメさんの印象的な言葉が縫い込まれた手ぬぐいがあったので、旅の記念に購入。

散々歩いたら喉が渇いたので、富屋別館に併設されているギャラリーで「茶イダー」をいただく。
喉越しはサイダーそのもの!後味がお茶なので飲みやすい!

尾道のチャイダーとはひと味違っていた気がする。



どこかからトンボが紛れ込んでいたので、窓を開けて追い出そうとするも店内を縦横無尽に飛行していました。万世に行ったばかりなので、ミニチュアの練習機が飛んでいるような気がしてくる。

ゆっくりしていたら、また歩きたくなってきたので、武家屋敷群の入り口より先にある眼鏡橋の方へ。



知覧は小さな町ですが、武家屋敷群といい情緒溢れる景観が損なわれる事なく、今を生きる人たちによって大事に残されている点に魅力を感じます。

夕闇が濃くなってきたので、富屋旅館へチェックイン。



戦中多くの特攻隊員を迎え、戦後は進駐軍の米兵を迎えた富屋食堂をたたんだ後、トメさんが営み、今は孫嫁さんに代替わりした富屋旅館。建物の中は歴史を感じさせる作り。部屋は階段を上った2階に数室あります。




あー知覧に来たんだな、と。トメさんに会いに来たんだな、と。
色濃く、思わされました。



夕食の時に、知覧の名前の由来を仲居さんが教えて下さいました。
大地(山を含む)と海の両方とが臨めることを意味する「地覧海(ちらうみ)」が訛ったもの、ですと。

確かに知覧には、山(小高い丘)から海に向かって開けている地の利があったからこそ、陸軍も飛行場建設地として目をつけたのだろう。

珍味佳肴に舌鼓を打ち、夜の知覧を散歩することに。
といっても、特に行くところがあるわけでもないので、富屋旅館前の大通りを練り歩く。

大通りの先、知覧町の入り口(?)にある大灯籠。
知覧の夜の顔。



大通りの両脇には老舗の商店がちらほらと。昔から営業しているんだろう。
夜は流石に閉まっているところが多かった。
地元のオバちゃん達がウォーキングしているくらいで、夜の知覧を闊歩する者は他にいない。

お風呂までしばらく時間があったので、武家屋敷入り口近くにあったコンビニまで歩き切手を購入。
家族と友人に宛て、旅の感想と近況を葉書にしたためることにした。

いよいよ明日は、この旅で最も足を運びたかった場所へ行く事になる。



【付箋】

枕崎→加世田のバスは本数が多いとは言えません。自分と同じ行程を辿るなら7:45発が時間のロスが少なくて良いと思います。ちなみに枕崎から知覧、鹿児島中央へもバスで行けます。

・加世田のバスターミナルには待合室があり、その中に数が少ないながらもコインロッカーがあるので、そこに荷物を預けてからレンタサイクルを利用されることをオススメします。自分は後で(知覧へ行くバスを待っている時に)気づいて「しまった…」と思いました(笑)
レンタサイクルは、前述のように坂の上り下りがあるし距離がかなりあるので、廉価とはいえども体力に自信がなかったり、季節が真夏や真冬の場合はオススメ出来ません。また、私の場合はたまたま道に迷う事なく行けましたが、運良く通行人に出会わなければその可能性が大なので、時間に余裕のない方にもオススメ出来ません。これはレンタサイクルを運営しているタクシー会社に何とかして貰いたいところですが・・。

・加世田のバスターミナルから万世特攻平和記念館までは、タクシーかレンタサイクルだけだと思い込んでいたのですが、実はそんな事なかった!! 平和記念館のほど近く(おそらく徒歩10分圏内)にある薩南病院へ行くバスが出ています。所要時間15分。
 自転車向けではない季節だったり体力を温存しておきたい場合はかなり良いと思います。ただし、これまた本数が非常に限られているので、加世田8:50発〜薩南病院12:50発あたりに目星をつけて、バスの発車時刻に合わせて動くことになります。レンタサイクルだと近くの海浜公園なども散策出来るメリットがありますが、平和記念館だけでいいと思われる方にはバスが一番オススメ。平和記念館の近くには食事処もあるので、バス待ちに昼食を済ませるという手もありますよ!

・武家屋敷庭園を鑑賞するのは有料なのですが、チケットを買うところが分かりづらいかも。富屋旅館別館に繋がっている和風の木製の橋(上の画像の橋)の袂にあるのと、もう一つは武家屋敷入り口のバス停近くにあるらしい。自分は前者で購入しました。
 知覧の武家屋敷群を貫く道は、庭園開放が終わった5時以降も歩けます(笑) 夕日を眺めながら人気のない武家屋敷を眺めるのもまた一興。知覧にお泊まりの際には是非とも夕涼みがてらブラブラしてみて下さいね。

・富屋旅館(本館)について。HP上には載っていませんが、基本的なアメニティー(浴衣、羽織もの、タオル大小、歯ブラシ・歯磨き粉、ドライヤー)は揃っています。部屋は外側から鍵をかけられないので、基本的に部屋にある金庫に貴重品を入れて鍵を持ち歩く、というスタイル。いまどき珍しい・・!?
 夕食・朝食もつけてもらいました。チェックインの時にそれぞれ希望する時間を伝えます。部屋食ではなく、1階に降りて別室でいただきます。夕食は新鮮な地の物(魚・肉・野菜)を堪能させて貰えます。食事以外にアルコールも別料金でいただけます。朝食については、翌日のエントリーを参照して下さい。
 お風呂は家族風呂が1つ。自分のような男性(中背、がっしり体型)にとっても、湯船は十分大きいです。これまたチェックインの時に希望の時間を伝えます。他の宿泊客と時間差で入ることになります。シャンプー、コンディショナー、石鹸、垢擦りタオルは共用でした。風呂以外にもトイレは共用になります。私が泊まったときは他に1人、女性客がいるだけだったので、食事も入浴も希望する時間で通ったのですが、混み合う時期にはそうはいかないのだろうな。
 富屋旅館で1つ残念だったのは、窓を閉め切ると暑かったので(エアコンの設定は28度にしています、との張り紙が・・)窓を開け放して寝ていると、夜中トラックやダンプカーみたいな大型車がブンブン走る音がよく響いて来たこと。大通りに面している部屋だったから外の音が響きやすかったのだろうけれども、窓を閉めた後でもなかなか寝つけませんでした(汗)

【3日目】鹿児島中央→指宿→枕崎 

2012年10月08日(月) 0時00分


今日の目的地は指宿と枕崎。
というわけで、『いぶたま』(特急『指宿のたまて箱』)で一路指宿へ。




いぶたま到着!
記念撮影する人がちらほら。自分もその1人でした(笑)





ドアが開くと上部からミストが(笑)
たまて箱から出る煙をイメージしているのだとか。

このギミックにウケるけど、背の低い子供にはわかりにくいかもな。
ドアの四方から出るとおもしろいと思うけど、無駄にお金かかる?




凝っているのはもちろん外部だけじゃありません。

1号車の、海に面している一人席でゆったり。
この旅に出る1ヶ月ほど前に、指定席を予約していた甲斐があった!




キッズ席。
指定席ではないので、運行中に自由に移動出来ます。
子供には嬉しいだろうなあ。




図書コーナー。
ここも指定席ではありません。

本のラインナップを見ると、南九州に関する本が多かったです。





車両の連結通路部分には暖簾が(笑)
こういう遊び心、いいですね。




いぶたまに揺られる事、1時間弱。
錦江湾の眺めがときどき楽しめます。

終着の指宿では「砂蒸し温泉」と「カツオ丼」を満喫!
そして次なる目的地、枕崎へ。





指宿駅から3駅先にある、JR九州最南端の西大山駅。

指宿⇔枕崎間は、上下とも1日の運行本数が壮絶に少ない…
ので、時間帯によっては次の電車を待つことが出来ません。

そのため、記念撮影用に停車時間2分を取ってくれます。




もれなく自分もパシャ!

背景はもちろん開聞岳。





にしてもこのシルエット

・・・美しすぎる。




車窓からの開聞岳に心を奪われている間に、指宿・枕崎線の終着駅、枕崎へ。

現在、駅舎はないらしい。





駅からすぐのホテルにチェックイン。

タクシーを呼んでもらい、今日のメイン会場へ。




火の神公園入り口で降ろしてもらい、徒歩で少し歩くと・・・




灯籠が続く。




戦艦大和で散華された隊員を偲ぶ、平和記念展望台。




慰霊碑もありました。




地平線上には、大和が沈んだ方が見える。

海原の穏やかさが惨い史実を覆い隠しているかのようだ。





展望台に行く途中には、このようなスポットも。

いい映画なので、枕崎に行く前に観ておく事をオススメします。




絶景かな。




枕崎からも開聞岳が見える。

火の神公園の入り口からすぐ近くに広場があり、高校生が友達同士語り合ったり、夫婦がキャンプしてたり、釣りをしている人もいて、市民憩いの場所でした。




枕崎を覆う鱗雲。

日中は汗ばむ陽気だけど、すっかり秋。





日が暮れてきたので、ホテルに戻り駅前を散策。

歴史を感じさせる枕崎市役所。




枕崎は指宿同様、カツオで有名。
駅に降り立ち、少し歩くとふわりと鼻をくすぐるのは、鰹節の香り。

そんな枕崎名物、カツオのビンタを食す。
にしても放送禁止用語が含まれてないっすか?(笑)





右奥に鎮座するのがビンタ。
ざっくり言うと、味噌でコトコト煮たカツオのお頭。

これだけでかなりのボリュームだった(汗)

しっかりした味噌味なので、酒のアテに少しずつ食べるのが美味いんだろうなー。
酒飲みではないのが残念な一幕でした。



【付箋】

・鹿児島中央〜指宿〜西大山駅を2日間かけて往復出来る『指宿レール&バスきっぷ』というお得な切符(3000円)が販売されています。なんと「いぶたま」にも乗車出来るし(ただし、乗車前に指定席をみどりの窓口などで要予約)、指宿やその手前の喜入駅から知覧へ向かうバスにも乗れる。いぶたま片道だけでも2100円程度なので超リーズナブル!
 難を言えば、JR九州管轄下の駅でしか販売されていないため、遠方からの旅行客は九州に旅行に来て初めて切符を買うことになり、いぶたまの(特に人気の高い)座席はその時点で埋まっている可能性が高い。というわけで、どうしてもいぶたま!という人(非九州人)にはあまりオススメ出来ないチケットです。
 ちなみに、いぶたまでも普通列車でも、鹿児島中央から指宿までの時間はそれほど変わりません。いぶたまの方が10分ほど速いくらい。一日片道3便ずつしかないいぶたまが目当てでなければ、逆にオススメです。自分も次回は利用したいと思ってます。
 どうしてもいぶたま!という人は、JR九州の公式サイトから事前に指定席を予約することをオススメします。連休は良い席がすぐに埋まるので、乗車1ヶ月前になったらすぐに予約を入れた方が無難。予約の仕方、各車両の座席構成、どの座席からの眺めが良いか、などはこのページがとても分かりやすいです。3号車はなんだかなーって思いますね。

・指宿→枕崎への車中、かなり驚愕したことがありました。電車に乗っているにもかかわらず、何度も宙に浮いたこと!普通列車の車両が古いのと線路の状態が良くないのかな。電車に酔いやすい人は酔い止めが必要かもしれません。色んなワンマン車両に乗ったことがあるけど、一番揺れた(汗)

・枕崎駅前から火の神公園まではかなりの距離があり、バスも通っていないので、車がない人はタクシーで行くのが基本だとホテルの人に言われました。火の神公園の入り口から平和記念展望台は少し距離があるけれど、一本道(車が走れるように舗装されている)なので迷わずに行けます。ただ、炎天下の真夏は少しの距離でも歩くのはしんどいかもしれないので、公園入り口で降ろしてもらうのではなく、展望台の近くまで行って貰った方がいいと思います。

【2日目】鹿児島中央NLY 

2012年10月07日(日) 0時00分

鹿児島中央駅前。
夜は観覧車のネオンで駅前だとすぐに分かる。

今日は鹿児島市街地の観光。

宿泊していたホテルで市バス・市電1日フリー券(600円)を購入。
カゴシマシティビュー(観光用の市バス)に乗ってまずは仙巌園へ。



朝一の仙巌園にはあまり人がいない。
観光客は昼前から急に増えてきました。

入場門をくぐると、いきなり出迎える鉄製150ポンド砲。




反射炉跡。

試作反射炉は失敗に終わった、とか。



南国に来たーって感じがする(笑)

にしても形と反り具合が・・・

げほごほ。




秋晴れの朝、空気が気持ちよい。

順路は次第に上り坂に。



その前に、忘れてはならないのが正門

現在の入場門は後々に作られたものっぽい。

正門の前には国道と鉄道が走っている。




鶴灯籠。

灯籠としてはビッグサイズ。




曲水の庭、だったかな。

こういう池とか橋とかある庭って憧れる




せっかくなので軽く登山。

遠目に滝が見える観水舎跡を通り過ぎ、雄大な桜島が一望出来る集仙台跡へ。
朝から爽やかな汗をかきました(笑)

自分以外には老夫婦が1組と、ドイツ人夫婦が1組だけ。
ツアーの人は登山してる時間がないからかな。

余力がある人は是非上って下さい!それだけの価値はあります。



一汗かいたら喉も乾くし腹も減るわで。

園内にある「両棒屋(ぢゃんぼや)」で、磯名物の両棒餅(じゃんぼもち)をいただく。
味噌味も醤油味もどっちも美味い!!

両棒屋は今年の8月にリニューアルされたばかりらしい。
そういえば建物が真新しかったな。




仙巌園近くには、数カ所観光スポットがある。
隣接の尚古集成館には旧幕府〜明治維新の頃の展示物が。この辺の歴史に造詣が深ければ、より楽しめるのでしょう。

画像の建物は異人館。
神戸の異人館と佇まいがどことなく似ている。子供でも理解出来やすい展示方法に舌を巻いた。



再びシティービューに乗り、西郷さんの銅像へ。

銅像近くには、記念撮影をしてくれるボランティアの人が常駐。
道路を挟んで向い側には記念撮影用の場所まで構えてあり、温かい配慮です。

にしても西郷さんの頭の上・・・




思わず破顔!!

にしてもこの鳥、勇気あるな(笑)



西郷隆盛銅像の近くには、ちょっとした飲食店が軒を連ねる。
が、ざっと見た限り食べたいものがなかったので、バス停の近くに見つけたカフェに入る。

メニューで気になったのが「おくさまセット」
「奥様じゃないですけど、頼んでいいですか?」と尋ねると快諾してくれた。へへ。

その後、リアル奥様方がおくさまセットをご注文されていました。




セットには、上のプレート以外にシチュー or グラタン、ドリンク、デザートが付く。
これで1050円なのでお得!

店の名前は忘れたけど、小松帯刀像に隣接する建物の2階にあるカフェ。



これが小松帯刀像。

西郷さんとは遠目に向かい合ってる感じ。




再びシティービューに乗車。
目指すは、桜島と鹿児島市街地を展望出来る城山展望台。

その途中、西郷隆盛が自刃するまで隠れていた西郷洞窟前を通り過ぎる。



城山展望台から。絶景かなー!
夜景も綺麗なんだろね。

シティービューには夜景コースもあって、今度はそれに乗ろう。

どうせなので、市街地まで遊歩道を歩いて降りる事に。




西郷隆盛像の近くで見つけた野良猫。

コンクリートと同化しかけてる・・・



次の目的地、天文館に行くバスまで時間があるため辺りを散策。

島津斉彬公を奉る照國神社鳥居。




なかなか敷地面積が広い。

にしても神社の静謐な、なにものにも侵されがたい空気が好き。



松の木がすごい!


この後、天文館むじゃきで白熊、のり一でラーメンを食し、自分への鹿児島土産を購入。
その移動に市電(トラム)を使いました。1日乗り放題券、万歳!
そしてホテルに帰り、鹿児島ラーメン(またかよ)を食べお腹いっぱいで就寝(笑)

画像を探せないので、↑の部分はそのうち追記します。


【付箋】

・白熊を食べるなら天文館むじゃきですが、連休中とあって結構混んでいました。自分はお一人様だったのでほとんど待たずに入れましたが、団体さんは少し待たされると思います。
老舗とあって店内は綺麗とは言いがたいので、白熊以外はあまり期待をせずに行った方がいいかも。ちなみに店内でも食べられるし、テイクアウトで街ブラしながら食べることも出来ます。鹿児島中央から天文館(繁華街)までは少し離れているので、鹿児島中央でどうしても白熊が食べたい!という方には、駅東口にあるアミュプラザ鹿児島を勧めます。早まってKioskのカップの白熊に手を出さないように(笑)

・カゴシマシティービューには2つコースがあって、時計回り・反時計回りと分かれています。バスの車体でどちらなのかが一目で分かります。自分の場合、朝一に仙巌園へ行きたかったので、基本的にウォーターフロントコースに乗っていましたが、城山・磯コースの方が乗車率は圧倒的に高かったです。旅の行程にもよりますが、混み混みのバスが嫌ならばウォーターフロントの順で旅されることをお勧めします。

【1日目】大阪→鹿児島中央→鹿屋→鹿児島中央 

2012年10月06日(土) 20時16分

山陽・九州新幹線さくら。初乗車。
家を出たのは陽が漸く出始めた6時前。

三連休初日とあり、自由席は途中から大混雑・・・
始発駅の新大阪から乗ったのでずっと座れたけど、通路にまで溢れていた人をかきわけてトイレに立つのが申し訳なかった。

九州は、中学校の修学旅行以来。
そして熊本より先は初めてなので、すごーく楽しみ!

山口〜福岡の間に海が見えるのかと期待してたら全然でした(笑)
九州に入るとほとんどトンネルだし、携帯も電波ブチブチ切れるし、本は必携!



鹿児島中央駅には午前11時過ぎに到着。

今日の目的は鹿屋航空基地資料館
周りに飲食店があるか分からなかったため、ないことを考え、ひとまず軽くお腹に入れておくことにした。

鹿児島中央から鹿屋までは
@直行バス(一日数便と限られている)
Aバスで鴨池港まで行く→フェリーで垂水港へ→バスで鹿屋へ

Aよりも@の方が料金の支払いが楽、トータルの料金が少し安い(と思う)ため、直行バスに乗車。
座席間隔が狭いためちょっと窮屈。片道1300円は高いと思うかもしれないけど、フェリー代込み。




フェリー乗船中は、バスから出て甲板に上がって自由に過ごす事が出来る。冬は寒いだろうなあ。

目の前には桜島。なかなか眺めが良い。

フェリーの手すりを触ると、ザラザラしている。桜島の灰だろう。

鴨池〜垂水港は40分ほどだったと思う。喫煙、昼食、桜島鑑賞、めいめいに過ごす時間。



垂水港からは海沿いに走る。
バスに乗り始めてかれこれ2時間すると鹿屋航空基地に到着。

入り口が分からずちょっと迷ったけど、看板をよーく見ると辿り着けました。
今日の目的地、鹿屋航空基地資料館。

連休とあってか、疎らながら人がポツポツと。

入場は無料。
ツカツカと入っていき、挨拶を交わすと記帳を促された。




2階に鎮座する零戦。かっこいい。

特攻を含め、旧海軍の展示をメインとする2階では基本的に写真撮影NGだけど、これだけはOK。



コックピットを間近に見れるように展示に工夫がされている。

色んな計器がある。機械好きとしては思わず触りたくなる(笑)




1階は現海上自衛隊の展示。

なかなか充実しているのに無料なので吃驚。



屋外の展示も超充実!

これは魚雷。




飛行機も沢山屋外に展示されています。

これは二式大型飛行艇12型。

周りのヤシの木(?)で隠されているので、間近に行かないと全容が分からない。



バス停を降りて歩くとまず目にする正門入り口。

「関係者以外立ち入り禁止」の看板があるけれど、全く無視して良し(笑)
現航空基地に入る門が奥にある(資料館近く)ので、その先は自衛隊関係者しか入れないみたい。

滞在時間、3時間半。
まだまだ観足りないけど、閉館時間。

鹿児島中央まで戻る直行バスまでしばらく時間があるので周りを散策。
といっても陽も落ちかけてきたし腹も空いたので、バス停から少し先にあるマックで時間潰し。




鹿児島中央に戻る途中、フェリーの甲板で夕涼みをしていたら、遠くから花火が上がっていました。

思わぬ贈り物に感動!!

ちなみに、桜島フェリーも鴨池・垂水フェリーも、名物はうどん
値段は少し高いけど、味は結構美味いっす。



鹿児島中央に戻ると疲労困憊。

ホテルにチェックインし、着替えてから洗濯を済ませる。
とりあえず晩飯を!と思い、ガイドブックで気になっていた黒マグロ専門店へ。

名物の黒マグロ丼にしようと思っていたら、海鮮丼がタイムセールで安くなっており、その中に黒マグロも入っているのでそれにした。

マグロはさすが美味いっ!!




【注意点】

鹿屋航空基地資料館ですが、予想以上に展示資料が多く、私のようにちゃんと見たい者にとっては3時間半では足りません。資料館隣には、地元物産品と自衛隊グッズ(笑)を扱う売店と食堂を兼ねた建物があり、資料館の開館時間と合わせて営業しているため、ちょっとした休憩、食事は出来ます。鹿屋海軍航空カレーというメニューも気になるし、今度は朝から夕方まで、一日かけて行きます!

・鹿児島中央〜鹿屋の直行バスですが、行きは後払い、帰りは先払いになります。
バス乗り場や時刻表など、詳しい事は以下参照
直行バスでなくても、バスとフェリーの本数はそれなりにあるし、値段も直行バスとさほど変わるわけではないので、少しでも時間を無駄にしたくなければ、乗り継いで行くのもありだと思います。ただ、大隅半島側のバス(垂水港⇔鹿屋)は時間帯によっては本数が少なかったと思うので要注意。

鹿児島旅行序文 

2012年10月05日(金) 19時36分
この記事を投稿している今、既に鹿児島の旅から戻って来ているのですが、旅の行程をより分かりやすい形で目にしていただくためにも。

何故鹿児島を選んだのか、を先ずは語らせて下さい。

2012年の初夏、『俺は君のためにこそ死ににいく』という映画を観ました。
それまで戦争を題材にした映画は何作か観ており、その度に平和を噛み締めることはあっても、戦争があったという史実にまで興味が及ぶことはありませんでした。だけれども、この映画は違った。

特攻隊(正式名称は「特別攻撃隊」)を、特攻基地の近くにあった食堂を営む1人の女性の目から描いている点、特攻隊員一人一人に固有の背景がありその物語を濃やかに描いている点に興味を惹かれ、この女性は何者なのだろう、特攻とは何なのか、自分なりに勉強したくなりました。

偶々10月に連休とあわせて5日間、遅い夏休みが取れたので、その時に鹿児島にある特攻関係の資料館を巡る旅をしようと思いつき、それまでに数多くの戦争映画(特攻に関する物も、そうでない物も)や文献に目を通し、特攻への理解を深めて旅に臨みました。

同映画が舞台とする知覧にある、知覧特攻平和会館は中でも最も有名で、鹿児島で平和学習をする時に欠かせない聖地になっています。
ただ、その他の施設に関してはアクセス情報が限られており、私のように車ではなく公共交通機関をフル活用して馳せ参じる身には容易に辿り着けない。

私自身、特攻基地を巡礼された先人たちのホームページやブログを頼りに、事前に情報を集めていたので、それなりに円滑に旅を続ける事が出来たものの、改善点(これを事前に知っておけば良かった!)ということがあったので、後々同じ目的で旅をされる方のために記しておこうと思った次第です。

平和学習だけでは流石にしんどいかもしれないし、5日間もあるんだからと思い、それなりに観光要素を織り交ぜて旅を企画したので、特攻資料館以外の情報もあります。ご興味がなければ、読み飛ばして下さい。
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