[119] 嫌われ松子の一生 山田宗樹 幻冬舎 ¥1600 06/05/01 完読 2006/05/02 22:04
大学生の川尻笙は、突然の父の訪問で30年以上も前に失踪した伯母・松子の存在と、その松子が最近東京で何者かに殺されたことを知らされる。
松子の部屋の後始末を頼まれた笙は、興味本位から松子の生涯を調べ始める。殺人歴を持つ男や、かつての友人との出会いを経て、松子が聖女ではなく小さな幸せを求め苦悶した生身の女性であったことに気づいていく笙。
いつしか笙は、松子の彷徨える魂を鎮めるために、運命の波に翻弄され続けた松子の人生の軌跡を辿っていく・・・。
さて。映画化されるということで俄然読みたくなったこの作品。だって、監督があの「下妻物語」の人ですから。これはかなりの期待大。その監督が何故これを映画化したかったのかと言うと「松子に会いたいから」だそうです。そしてその松子役の中谷美紀は「松子を演じるために女優を続けてきたのかもしれない」と言うではないですか。もうそういうコメント読んだら、原作読まないではいられない。と言うわけで貪るように「嫌われ松子の一生」を完読しました。。。
感想。ふーむ。面白く読みました。しかしよく考えるとありきたり。親の愛に飢え、男からの愛に飢え、愛で愛を壊し、愛を求めるばかりで見失うものが多すぎる人生。。。そういう話って割りとあるんじゃないかと。お話的にはよくあるパターンだけど、なぜかこの「松子」の人生から目が離せなかった。それが「松子」の魅力。
松子はお勉強が出来て、容姿端麗で、器用で、努力家で、情熱的で、我慢強くて、一途な女性だ。
なのに「愛」が得られない。
「愛」が欲しくて男に依存していくのだが、どの男もあまりにひどい。ダメな男が好きなのだから仕方がないが。。。
「嫌われ松子」と言っているが別に嫌われているわけではない。「愛されない」だけ。それでも中には愛してくれた人もいた。でもそういう「愛」は見過ごすのだから、松子はよほどダメな男が好きなのだろうなぁ。
裏切られくじけてもまた立ち直る松子。松子の這い上がる姿が見たくてページを最後まで捲り続けたのかもしれない。だから、ラストはあまりに悲しい。また立ち直ろうとしていた松子なのに。松子にまた、シザーを手に取らせてあげたかった。。。
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ほっそ > こんにちは。広告見て気になっていました・・・面白そうですね。迫力を感じました。いつ読めるかな〜(図書館派なので) (2006/05/03 09:34)
青子 > ゆきみ大福さん、書店で平積みされてますよね。タイトルの”嫌われ”からすごーく嫌な女の話なのかなと思っていました。^^; でも、そうじゃなくて、お勉強ができて容姿端麗で・・・なんですね。ちょっと興味湧いてきました。 (2006/05/03 18:02)
きゆ > こんばんは!ゆきみちゃん、もう読み終えたのね〜。私は幼稚園に振り回されっぱなしで、全然読書時間がとれません・・。でも折角だから頑張って読み進めたいデス! (2006/05/05 01:15)
ゆきみ大福 > ほっそさん、こんにちは!「嫌われ」というので、嫌な女の話かと思っていたらそうではありませんでした。HAPPYなお話ではないけれど、なぜか松子に引き込まれてしまいました。予約入れましたか?私も図書館派。私は1ヶ月くらいで回ってきました。ほっそさんにも早く回ってこーい!!
青子さん、こんにちは!そうなの、嫌な女がのし上がって行く話しかと思っていたら、違ってました〜。タイトルとのギャップが、成功してますね。私は最初、まったくこの本に興味がなかったのですが、映画化&中谷美紀ってことで気になって手に取りました。イメージとまったく違う内容が、逆に面白く感じました。青子さんも機会があったら読んでみてね♪
きゆちゃん、こんにちは!今、きゆちゃん一番忙しい時期だもんね。しかも、これは楽しい話じゃないから、なかなかね。。。きゆちゃんの感想、楽しみにしてるからね〜。 (2006/05/05 15:04)
あしか > 私は、残念にもこの本を 本プロ参加直前に読んでるのか、UPしてないんですよね。たまたま一人だった土曜の夜に一人で一気に読んだんですが、相当はまって読めるシチュエーションだったのが幸いしたのか、なかなか印象的でした。で、その後のこの作者のものというので期待した「天使の代理人」でがっくり。(/_;)。それ以降も「これ。」というのがないし・・・・・。次回作には期待したいものです。 (2006/05/05 16:21)
りり姉 > こんちは。発売されてすぐに読んだよ。なぜかというと、タイトルにものすごくインパクトあって・・・。だれでも自分は嫌われているんじゃないかって思ったことあるでしょ。ない?
ないか・・・。松子って相当嫌な女かと思いきやそうでないし。導入部分は辛かったね。映画化の話でまた読んだんだけど、感想うまく言えないので、ここでお茶を濁した次第・・・ゆきみ大福さま、お邪魔しました。 (2006/05/06 12:44)
ゆきみ大福 > あしかさん、「天使の代理人」ダメですか。松子を読むまではこの作家にまるで興味がなかったのですが、なかなか松子がよかったので、どうなのかな〜と思って。そっか、あしかさん本プロ以前だったんですね。感想拝めないのが残念です(笑)
りり姉さん、こんちは。再読したんですね。導入部分からいきなり人生の踏み外しが始まってて、ちょっと松子に同情しました。お茶濁し歓迎ですわ♪ (2006/05/07 00:38)
あん > 私の好きな中谷美紀が主演ってことで映画、気になってたんですよ!なになに、松子はお勉強ができて、…。ドキ。やだなーひとごとじゃないかも(笑)怖いですがこれを読んで自分のだめんずっぷりを反省するのもいいかもしれないですね(><) (2006/05/07 01:36)
トントン > ちょっとした過ちからものすごく転落していく話でしたよね。読後感はあまりよくなかったけれど、ページを読む手が止められなかったのを覚えています。映画、気になります。 (2006/05/07 15:54)
ゆきみ大福 > あんさんも中谷美紀好きなんですね。その中谷美紀が絶賛なんだから気になりますよね〜。ん!あんさんひとごとじゃないだって!?それは読まねば(笑)登場するだめんずのラインナップはかなりなものですよん。
トントンさん、そうそうちょっとした過ちが全ての始まりでしたね。映画はかなりぶっ飛んでそうです。歌ありCG多様ありで別物風ですが、中谷美紀の松子っぷりがとても興味あります♪ (2006/05/08 20:29)