幸せの意味 

2005年01月01日(土) 10時53分
「ン、ふぁ・・・」

ぴちゃ
くちゅ

「ふぁ・・・」

粘着質な音がやつ中、その手は服の中へ進入していく。

「!」

それに驚き
「や、やだ!」
ドンッ!と突き飛ばしてしまった。

「って・・・」

「ねぇ不二、まだだめ?」
ため息混じりに確かめる。

「ご、ごめん・・・」

いつもと同じ。その返事しか返ってこない。

「・・・あのさ」

その言葉にビクッと体をふるわせる。

「俺達もう付き合って3ヶ月なんだよ?」

――そう、この2人。菊丸英二と不二周助。2人は付き合って3ヶ月だというのに、手を繋いだりキスまではするものの、不二が怖がってそれ以上の行為はやらせてくれないのだ。

「ごめん・・・」
そして、返ってくるのは決まってこの台詞。

「怖がらないで、俺のこと信じてよ?」
「でも、なんか怖くて・・・」

いつもいつもどんなに説得しようと怖がってしまう。
菊丸は、不二を泣かせたくない。嫌われたくないという気持ちからなかなかしつこく言い寄れないでいた。

「大丈夫だから・・・ね?」

不二はフルフルと首を振る。
優しく触れようとすると無意識か不二は逃げてしまう。

その行動にカチンときた菊丸はついむきになってしまった。

「不二・・・それってさ、俺のこと信用してないってことだよね?」
「!――っちが!」

「じゃあ何で!?」
「こ、こわいっ―――こわいのっ!」

「・・・・・」

少し沈黙が続いたあと、菊丸はすくっと立ち上がった。

「え、英二・・・?」
「帰る」
「え!?まっ・・・!」

「不二がえっちしてくれるまで不二とは口利かない。」
「そ、そんな・・・」

「英二、そんなこと言わないで・・・」

ぽろぽろと涙を流しながら訴える。

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