内堀で昴(すばる)

April 02 [Sat], 2016, 9:11
技術の低い歯科医に当たってしまうと、せっかく手術したインプラントが安定しなかったり外れたりする場合もあります。もちろん経験豊富な歯科医がオペしてもそういったことは起こる可能性はゼロではありません、その確率の差は明らかです。万が一のことも考えて保証してくれるかどうかは手術前に聞いておいた方がいいでしょう。
インプラント治療はデメリットよりもメリットの方が大きいんです。自由診療で治療費が高額であっても、治療完了までの期間が2年を超えても、外科手術を行う必要があっても、それ以上の価値があります。入れ歯やブリッジはなくした歯を外見上だけは補ってくれますが、インプラントは歯の本来の機能を取り戻すことができます。
インプラントにすることで、美味しい食事を楽しむことができるようになります。味だけではなく、歯ごたえや温度まで取り戻せます。固いものも普通に噛むことができるので、控えていたものも食べられるようになります。インプラントでは噛む力は入れ歯の4倍もあります。
インプラントは保険が効かないので、かなり高い出費を覚悟しなければなりません。でもだからといって、値段を最優先させてインプラントを選んでしまうときっと後悔します。表示金額以外に手術費用等を追加で請求される場合や、安全性に問題のある製品だったりという場合もあります。インプラントを選ぶときに忘れてはならないのは、最優先でその歯科医が信頼できるかどうかを見極めることです。
インプラントは1本から手術できますが、実際は数本の手術となる場合がほとんどです。インプラントを希望するのは高齢者が多く、埋入する必要があるインプラントが1本ではない方の方が圧倒的に多いからです。また、ほとんどの歯がなくなっている状態のことを多数歯欠損と言い、この場合にはオールオンフォーといった特別な方法が採用されます。
allon-4とは、多数歯欠損の方に行われるインプラント手術の最も新しい高度な技術です。元来の方法ではインプラント1本に対して歯は1本でしたが、オールオンフォーでは4本ですべての歯を支えます。上顎もしくは下顎に4本のインプラントを埋入し、すべての歯を支えるという手法です。インプラントを埋め込む本数によって、all-on-8などと呼ばれることもあります。
この頃は歯科医院でもインフォームドコンセントを徹底しているところが増えてきました。特にインプラントなどの費用が高額になる保険が効かない自由診療を行っている歯科医院に多い傾向があります。外科手術というリスクと高い費用、長期にわたる治療期間を考えれば、患者の立場からしてみれば当然のことのようにも思えます。
インプラントの治療期間がとても長くなる理由としては、埋入したインプラントと顎の骨が結合するのを待たなければならないからです。ソケットリフトなどの骨造成を行う場合には更に時間が必要となります。長い場合には治療期間が2年を超える場合もあるようですが、完了後には生活の質が一変します。
インプラントは抜けてしまった自分の歯を人工の歯で補うための治療ですが、同じような治療に入れ歯とブリッジがあります。入れ歯もブリッジも保険が効きますので治療費は安く済みますが、それ以上に大きなデメリットが際立つことも事実です。共通しているのは、『噛めない』『痛い』ということです。
入れ歯でもブリッジでも、一見しただけでは歯は全部揃っているように見えます。けれども実のところは表面的な事で、自分の歯と同じように噛めるかと言えば、そんなことはまったくありません。第一印象だけを気にするのか、それとも歯の機能自体を気にするのかは希望だけでは判断できないかもしれません。
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