『いのちを消さないで 母が自殺したあの日から』

February 14 [Sat], 2009, 23:12
今日は、バレンタインデーです。
愛する人にチョコを渡す人。
土曜日なので、義理チョコを渡さなくてもいいと、ホッと胸をなで下ろすOLさん。

でも、私には、どうしても気になる人がいました。




二月一四日。
バレンタインデー。
街のお店のいたるところに積まれるチョコレートの山。

悲しいのはチョコレートをもらえないからじゃない。

この日は心の中で母と向き合う一日だから。
いつもよりずっと母のことを意識してしまう一日だから。

二月一四日は母の命日。

僕の母は九年前に自殺した。

(本書帯より引用)


著者の藤本佳史さんのエピソードについては、『自殺で家族を亡くして』でおおまかに知っていました。

・弟さんが障害児である
・お母さんは、障害を持った子供を産んだため、自分を責めていた
・お母さんは、小学校の教員をしており、自分の生徒たちと弟さんとの狭間に悩み続け、うつ病を患っていた。
・復職したが、上司の理解がなかった。
・これらの要因で、お母さんは自殺に至ったと思われる。
・藤本さんは、これを機に、大学を中退し、精神科医を目指すべく、再度医学部を受験し合格。
・また、あしなが育英会の活動にも参加。
・現在、研修医として活躍中。
・ライフリンクの「自死遺族支援全国キャラバン」でも度々登壇。



いつもの癖で、
「著者はどんな人なんだろう」
と、巻末の経歴を見たとき、しばらく動けませんでした。


高校の後輩だったとは…


7歳違いなので、重なることはなかったのですが


あの校歌、応援歌を歌い

あの強歩大会を走り

あの一種独特の校風のもとで学んだ後輩達


その中に自死遺族がいるとは全く考えたことがなかったです。
しかも、藤本さんは高校在学中からお母さんのうつ病と対峙しなくてはならなかった。

それに比べ、私はなんと暢気な学生生活を送っていたことか…
こんな形で自分の高校生活を振り返ることになるとは思ってもみませんでした。
あの頃の我が家は、まだ平和でした。


藤本さんは、自分から積極的に人前に立つ理由について、

「僕のような人間が遺族としての生の声を届けることで、今後の自殺対策に結びついていって欲しいと思うからです」

と述べています。


私がこのブログを立ち上げたのも、同じ理由です。

こういう発想になるように、うちらの母校に育てられたのでしょうか(^^)


遅ればせながら、先輩も後輩の後に続くことにしました。

先輩は、藤本君より先に社会人になり、違う世界を歩んできました。
なので、その経験を活かせる動きをしたいと思っています。

アプローチは違いますが、大きな目標は一緒。


藤本君とは、きっとどこかでお会いできるでしょう!

その時は、少しでも居心地の良い社会になっているように、頑張ろう!


  • URL:http://yaplog.jp/hrhmiioto/archive/90
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kimiko
こんばんは、いいおとさん。
お久しぶりです。
ご存知かもしれませんが・・藤本さんは、4月から市内の病院で精神科医として勤務なさっているそうです。
お元気そうでしたよ。
June 27 [Sun], 2010, 23:28
いいおと
>kimikoさんへ
ありがとうございます。
北海道は、インフルエンザが大流行中ですが、今のところ私は大丈夫です。
お互いに体調に気をつけましょうね。
November 05 [Thu], 2009, 9:12
kimiko
 こんばんは。インフルエンザの件、ご心配頂いてありがとうございます。我が家はおかげさまで大丈夫ですが、地元の中学は学級閉鎖が長く続きました。
いいおとさんもどうぞ、お元気でお過ごし下さい。
November 03 [Tue], 2009, 20:13
>kimikoさんへ
お久しぶりです。
札幌は真冬並みに冷え込んでおります。

久々に母校のHPを見たら、9月にはインフルエンザで休校になったそうですね。
kimikoさんは大丈夫でしたか?

11月といえば、強歩大会ですね。
私が2年生の時は、「小雨決行」で寒い思いをしました。
この年だけ完走できなかった苦い思い出があります…

またご近所を騒がせる行事が行われますが、ひとつ温かく見守って頂ければ幸いです。
November 02 [Mon], 2009, 21:10
kimiko
 いいおとさん、こんにちは。
お久しぶりです。
急に肌寒くなりましたが、いかがお過ごしでしょうか。
藤本さんの先輩でいらっしゃるということで、こうしてメッセージを送らせていただいていますが、いいおとさんがお元気でいらっしゃる事を願ってもおります。

浦和高校は地元なので、いいおとさんのお話はとても興味があります。
寒くなりますけれど、どうぞご自愛下さい。
November 02 [Mon], 2009, 12:51
>kimikoさんへ
大変遅くなりました。
私がいたころは、第2体育館内にハトが飛んでいた時代です。
授業中に、教室内に野良犬が入ってきたり
校風も、警備もフリーな時代でした(^^;)

藤本君なら、kimikoさんの応援を力に変えてくれるはずです。
今後とも、後輩を宜しくお願いします。


June 14 [Sun], 2009, 23:22
kimiko
お久しぶりです。 いいおとさん、
 
今、藤本さんの事を、何かと、思い・・こちらにおじゃまいたしました。
お元気ですか。
私は浦和高校の近くに20年位前から住んでいます。
その頃、ご卒業ということですね。
母校の桜の木に『二色桜』が咲く事、ご存知でしたか。
とても綺麗ですね。
藤本さんの応援、特別な事は出来ませんが、今後も続けさせていただきたいと思っています。
June 03 [Wed], 2009, 17:16
>kimikoさんへ
はじめまして!
あのあたりにお住いなのですね。

私は、卒業してから20年弱になります。
kimikoさんは、その頃からいらっしゃったのでしょうか?

私も、藤本君のこれからを温かく見守りたいです。
大きな可能性を秘めた後輩に期待しています。

そして

藤本君が札幌で語ってくれた思いに共鳴した仲間たちと
今度は、私が頑張る番です。


今も後輩たちが騒がしくしていると思います。
近隣の皆様のご理解あっての母校です。
今後とも宜しくお願い申し上げます。
April 25 [Sat], 2009, 23:25
kimiko
失礼しました。
誤字に、気がつきました。
kimikoです、訂正します。
April 24 [Fri], 2009, 14:02
kimko
 初めまして、私は藤本さんを陰ながら、応援させていただいています。
自宅が浦和高校の近くです。

今偶然、拝見して思わずコメントさせていただきました。
どうぞ、ご自愛ください。
April 24 [Fri], 2009, 13:58
>野月蛍香さんへ
はじめまして。
コメント頂き、有難うございました。
野月さんのブログも拝見させていただきました。
勇気や力を出されましたね。

>似たような境遇の方が頑張っているのをみると、
>励まされると同時に、自分の未熟さ加減に呆れかえります。

私も思います。
野月さんより10歳以上年寄りですが、今までの自分を全否定することもありました。
生まれてこなければ良かったのでは?と…

私はいっぱい書いてるようですが、肝心の部分(自分のうつの悪化から父の自殺、ブログを書きはじめるまで)にはまだ至っていません。

色々動き回り、それらしきことをしているようで、核心部分を書き始めると止まります…

ブログであれだけ書けるのだから、野月さんも、頑張ってますよ!

>私はまだ、周りの人に母の話はできないので…
>病死とうそをつき続けています、、

私も使い分けています…
無理をすることなく、安心できる相手(今まで出会った人に限らず、これから出会う人も含めて)にだけ伝えるようにしていますよ。

お互い大変ですが、ゆっくりやっていきましょう。

April 17 [Fri], 2009, 0:35
私の母も自殺しました。
もう15年も経つのに、時間は痛みを癒してはくれません。

似たような境遇の方が頑張っているのをみると、
励まされると同時に、自分の未熟さ加減に呆れかえります。
私はまだ、周りの人に母の話はできないので…
病死とうそをつき続けています、、
April 16 [Thu], 2009, 21:49
>かえでさんへ
>障害を持った子が生まれると、親は自分を責めるとか邪険にするとか
家族の背景は様々・・・

そうですね。うちの父の実家は、家族の中でも色々だったようです。

自殺しないのが当たり前
障害がないのが当たり前
という社会では、生きにくさを感じますね。


>いちなみさんへ
辛いことを思い出させてしまったようです。
申し訳ございませんでした。

もし良かったら、次にお会いしたときに、もっと色々お話させていただきたいです。
ちょっと遠いので、いつになるかわからないんですけど(^^;)
February 16 [Mon], 2009, 22:57
いちなみ
私の従兄弟には知的障害があり、その父は数年前に自死しています
やはり、偏見を持つ人々に囲まれて疲れていたのも、原因の一つであったと思ってます。
私の叔父の中では、一番優しい人でした
February 16 [Mon], 2009, 6:31
かえで
興味深い内容ですね(^^)

障害を持った子が生まれると、親は自分を責めるとか邪険にするとか
家族の背景は様々・・・

その弟さんの障害は何かしら・・・?
テレビでよく知的障害のある子を連れ心中した親子が報道される。と・・・

それにしても、偶然ですね。著者といい音さんとは、学校の先輩後輩関係なんでね。私もその著者にお会いしてみたいものです。
February 15 [Sun], 2009, 10:29
プロフィール
  • ニックネーム:いいおと
  • 性別:男性
  • 職業:会社員
読者になる
38才。2006年7月転勤の後、同年9月、仕事上のストレスから抑うつ状態と診断。家族、会社に隠して、仕事をしつつ治療。軽快、悪化を繰り返していたところ、2007年5月、父が自殺。忌引休暇後の出社を前に再発。同年6月から休職し、同年10月に復職。その後、出社したり休んだりの繰り返し。
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