McCartney シリーズ デラックスエディション化!

May 03 [Tue], 2011, 23:00
ポール・マッカートニーのアーカイブコレクションシリーズに動きあり!。

連休前にビッグニュースが飛び込んできました。昨年のポール・マッカートニー&ウイングスの代表作Band On The Runにつづき、70年発表の1stソロアルバム McCartneyと80年のソロデビュー10周年記念作 McCartney2の再発&デラックスエディション、リリース決定。

意外な選択ですが、この並びは面白い。
発表順に数枚一気に発売するよりも組み合わせの妙を楽しめる。ここらへんはキング・クリムゾンの5.1mixシリーズと似たところ。アルバムの数が多いのでこの方法は財布にやさしい。

両アルバムともリンダのコーラス以外は完全に一人で演奏したもの。インストもかなりの割合が入っているという共通点もある。しかし音的にはまったく異なる2作。商業的ヒットとは程遠い内容で後者に至っては駄作・失敗作とも呼ばれているが、両アルバムともしっかりと全米・全英のトップ3入り、どちらかでは1位を獲得している。ファンにとっては決して駄作ではないが、超名曲とそうでない曲の振れ幅がすごいせいでそう言われてしまうのではないだろうか。
どちらにもポールの代表的名曲が収録されている。

追加収録曲とDVD映像でもいい仕事をしてくれた。
McCartneyはタイトルすら聞いたことのない未発表曲が収録されているし、公式には未発表の79年イギリスツアー音源も入っている。同時期の音源に限るのではなく、あくまでアルバム収録楽曲でまとめるというスタンスがとられている。
80年作品のMcCartney2にも79年のイギリスツアー音源が収録されているがこちらは同時期なのでごく自然。両作品に共通して79年ツアー音源が入っているので、かなりの音源が手に入る。こういう点でも同時発売のつじつまが合うというもの。

心配なのは、バンド・オン・ザ・ランのweb特典も含めると、79年ツアーがバラ売りされてしまっているということ。
これは79年のBack To The Eggのデラックスエディションで映像も含めてまとめて放出されたら効果大と思ったからだ。ひょっとすると、その時はTVスペシャルをDVDに、ツアー音源はBack To The Eggものに限ってCD収録ということになるのかもしれない。
実はこのアルバムの再発を最も楽しみにしているもので(笑)。

それにしても、このアーカイブシリーズは素晴らしい。
装丁のしっかりした本状になっているし、全シリーズがそろったあかつきには百科事典のような眺めになるだろうけど、一体いくらかかるのだろうか・・・(30万くらい行くだろ、きっと)。
デアゴスティーにみたいなシリーズといえる。何年かかけてもらったほうがいいかも(笑)。しかし、地味なアルバムもあるので、抱き合わせにしないときついかもしれない。でも3冊同時となると売れないだろうし、どんな組み合わせが良いのだろうか。そういう意味では今回の組み合わせは成功かもしれない。

今後の予想
ラムとワイルド・ライフ
ヴィーナス・アンド・マースとスピード・オブ・サウンドとウイングス・オーバー・アメリカ(これを前2作に分断して収録だけは避けたい)
レッド・ローズ・スピードウェイとロンドン・タウンとバック・トゥ・ジ・エッグ

そうするとその後どんどん地味になるような気が・・・そして、ウイングスパンと同様に84年までしか発売されないとか・・・不安になってきた。(この予想は保証しません)
個人的にはライブボックスをウイングス編(72〜79年)、ソロ編(89〜93年)と分けてまとめたらどんなに素晴らしいことかと思います。


というところで、McCartneyとMcCartney2の発売は6/14。日本盤は未定。
前者は3枚組、後者は4枚組だがお値段変わらず!!(笑)
通常盤はCD2枚組で発売されます。


McCartney

Disc 1 CD Remastered Album
The Lovely Linda
That Would Be Something
Valentine Day
Every Night
Hot As Sun / Glasses
Junk
Man We Was Lonely
Oo You
Momma Miss America
Teddy Boy
Singalong Junk
Maybe I'm Amazed
Kreen-Akrore

Disc 2 CD Bonus Audio Tracks
Suicide [Out-take]
Maybe I'm Amazed [From One Hand Clapping]
Every Night [Live At Glasgow, 1979]
Hot As Sun [Live At Glasgow, 1979]
Maybe ''m Amazed [Live At Glasgow, 1979]
Don't Cry Baby [Out-take]
Women Kind (Demo) [Mono]

Disc 3 DVD Bonus Film
The Album Story
The Beach
Maybe I'm Amazed Music Video
Suicide [from One Hand Clapping]
Every Night [Live at Concert for the People of Kampuchea]
Hot As Sun [Live at Concert for the People of Kampuchea]
Junk [MTV Unplugged]
That Would Be Something [MTV Unplugged]


McCartney II

Disc 1 CD Remastered Album
Coming Up
Temporary Secretary
On The Way
Waterfalls
Nobody Knows
Front Parlour
Summer's Day Song
Frozen Jap
Bogey Music
Darkroom
One Of These Days

Disc 2 CD Bonus Audio Tracks 1
Blue Sway [With Richard Niles Orchestration]
Coming Up [Live At Glasgow, 1979]
Check My Machine [Edit]
Bogey Wobble
Secret Friend
Mr H Atom / You Know I'll Get you Baby
Wonderful Christmastime [Edited Version]
All You Horse Riders/Blue Sway

Disc 3 CD Bonus Audio Tracks 2 (DELUXE 3 CD – 1 DVD EDITION ONLY)
Coming Up [Full Length Version]
Front Parlour [Full Length Version]
Frozen Jap [Full Length Version]
Darkroom [Full Length Version]
Check My Machine [Full Length Version]
Wonderful Christmastime [Full Length Version]
Summer's Day Song [Original without vocals]
Waterfalls [DJ Edit]

Disc 4 DVD Bonus Film
Meet Paul McCartney
Coming Up Music Video
Waterfalls Music Video
Wonderful Christmastime Music Video
Coming Up [Live at Concert for the People of Kampuchea]
'Coming Up' [taken from a rehearsal session at Lower Gate Farm, 1979]
Making the Coming Up Music Video
Blue Sway

レノンの日

December 08 [Wed], 2010, 23:00
今年ももうこの日がやってきました。師走に入ると、テレビやラジオからジョン・レノンやビートルズが頻繁に流れるようになり、この日が来ます。

俺がファンになってから23回もこの日がやってきたことになります。そんなにも経ったか・・・。
初めのころは、ニューアイテムのリリースや露出が多くなるこの時期、むしろワクワクしたものでした。不謹慎ですが。リアルタイムでジョンの死を経験していないのは大きい。
80年と言えば5歳なので、親がジョン・レノンが死んだと言っていたりしたのをどこかで覚えていたりして、ジョン・レノンというとなんだか不穏な言葉という印象がありました。ビートルズを聴いてからはもう聞くとワクワクする魔法の言葉でした。

生誕50年、没後10年の1990年は凄かった。4枚組ボックス発売、ジョン・レノン・トリビュートコンサート開催。ポールがジョンの曲をやったりとか、翌年はジョン・レノン展という遺品展示会が日本全国で行われたりした。

2000年は掟破りのリミックス盤発売開始。
ジョンのアルバムは音質がモコモコして良くないとかねてから思っていたので、正解と思ったが、やけに音がハッキリしすぎて、原盤の持つ不穏な雰囲気が無くなっているものもあった。

今年は生誕70年、没後30年で、全アルバムがリマスター。原盤の雰囲気をそのままに、音質を向上した素晴らしい作品。
ポールは何かコメントするんだろうか。

本日、東京でジョン・レノン・スーパーライブも開催されました。
今年は民生は何を歌い、ヨーコはどのように登場したのだろうか。

今年は、ダブル・ファンタジーのリミックス版(ストリップダウン)を聴くことにしました。今年の作品であり、発売30周年ということで。
ジョン・レノンの遺作となりましたが、とにかく音が新しい。昨日録ったといっても通じる音と思います。


2007年のジョン・レノン日記

Band On The Run

July 25 [Sun], 2010, 20:09
ひさびさにWINGSのBand On The Runを頭から聴いています。
ポップを装ってますが、これほど過激なロックアルバムは無いというくらいに、あたまがおかしいアルバムだと思います(笑)。
やっぱポールは天才もそうだけど、鬼才という言葉の方もしっくりきます。

それで、大発見?というか、20年くらい聴いてきて初めて気づいたのですが、バンド・オン・ザ・ランの3パート目のバックにかなり薄くリズムボックスの音が聞こえる(気がする)。
※アコギの音か?ってくらいわかりづらいです。

オーバーアメリカのツアーでBluebirdをやった時に使ったギロを模したリズム(CDのオーバーアメリカではほとんど気にならず、ビデオのロックショウでは大きめにミックスされている)。と同じ音が聞こえるのだが。。。
どうなんでしょう。ポールがリズムボックスを聴きながらドラムを叩いた可能性は大いにありますが。いままで全然気がつかなかった。
お持ちの方は聴いてみてください。
自分が聴いたのは25周年エディションの98年リマスターのやつです。

なぜかレコーディングの際、アフリカに行くことになり(気分を変えるためだとか・・・)、行く直前になってメンバーが2人脱退しています(アフリカに行きたくなかったからとか・・・事前に相談すればいいのに)
ということで、このアルバムのドラムはポールが叩くことになったのですが、リズム隊が1人の人間というのはなんというか、それはそれで独特のノリが出るわけです。非常にリズム隊がいい音しているアルバムだと思います。

アフリカに行ったおかげで強盗に襲われそうになったり、地元のミュージシャンがアフリカ音楽を盗みに来たとかいちゃもん付けてひと悶着あったり、気候のせいかポールがぶっ倒れて仮死状態?になったとか、今もツアーオープニングで歌われるジェットはロンドンに戻ってから録られたものの、録音を失敗したなど、なかなか騒動を起こしたこのアルバム。

だからか、変なエネルギーに満ちています。
ポールの唱法は、アルコール期と地方ツアーを経てかなりタイトに、ビートルズの頃と多少違うものの、ビートルズ後期以来の瑞々しさ。
ジェットはほんと名唱だと思うな〜。この時のテイクが一番かっこいい(特にエンディングがすごい)。


金曜に久々に自分の好きな音楽について夜を徹して熱く語ったので書いてみました。

インスタントカーマ

June 13 [Sun], 2010, 20:43
昨晩、BS-hiでジョン・レノンのドラマが放映されていました。
アーティストへの脱皮とのことで、あまり詳しく見てませんが、おそらく66年から70年までを凝縮したような内容のはずです。
あまり美化しすぎない描写はなかなかのものでしたが、あそこまで赤裸々で大丈夫だったのか心配してしまいます(笑)。

内容については、ここまできたらもう新発見など望むべくもないので、淡々とどのような描写をしているかに注目しましたが、リンゴが似てる!(笑)。ほとんどセリフはなかったけど、すごい鼻。
ていうか、ビートルズのメンバー(今回の主人公ジョン含む)みんな、なんか劇画調な感じ。
ごっついんだよ。マッチョ・ビートルズって感じ。
ほんとにみんな、20代には見えません。本人たちも20代に見えなかったけど、実際はもっと若々しいはずだったんだ。でも今回のドラマときたら・・・みんなリアルにおっさんではないですか!!。

あと、ヨーコ役。ご本人から苦情きませんでした?。来なかったら別にいいんですけども。


それとは関係なく、前回の一人バンドである曲で偏執的に手拍子を録音したらこの曲を思い出したので、録りました。
合わせてアウト・ザ・ブルーもドラムを入れてみました。

こちらからどうぞ。
http://briefcase.yahoo.co.jp/bc/nagahara_1975/lst?&.dir=/bca6&.src=bc&.view=l&.sortBy=md&.begin=9999&.order=&.done=http%3a//briefcase.yahoo.co.jp/bc/nagahara_1975/lst%3f%26.dir=/bca6%26.src=bc%26.view=l



The Beatles NO REPLY

November 29 [Sun], 2009, 21:39
先日録ってきた音源のうち、ビートルズのノー・リプライを仕上げたので載せます。

ビートルズ・フォー・セール(64年)の冒頭を飾る名曲。ビートルズの場合、シングルもあるバム収録曲も名曲には関係ないので、この曲も一般的に超有名なわけではないけど、ファンにはかなり好まれている1曲かと思います。ジョン・レノンの作品。

リッケンバッカー360、エピフォン・カジノ、リッケンバッカー4001といったビートルズギアを使用してますが、たぶんこのどれもこの曲には使われていないはず(笑)。でもエンディングの感じは気分出てますね。
ちなみにドラムスティックはリンゴ・スターモデルです。

この曲も昔から好きなんだけど渋い部類で。
ビートルズはアレンジがもうこれ以外には考えられないくらいみんなの頭に染みついているし、アレンジした時点で別物になっちゃうので、うかつにコピーできなくて。

今回晴れて一人バンド・ビートルズのフォルダに、正真正銘ビートルズの曲が入りました(他はソロ)。
よかったらお聴き下さい。

一人バンド(THE BEATLES)

ビートルズ祭2 THE BEATLES BOX(Stereo) 購入

September 14 [Mon], 2009, 21:14
今住んでいる田舎町では、全くもってビートルズリマスター祭りとは縁遠い感じであります。
よって、先週末、札幌まで日帰りビートルズBOX購入の旅に出ました。

この田舎町でも予約をすれば買えないことはないと思うんだが、やはり大型CD店でコーナーを展開している場に行くのが好きだ。やはり物を持ってレジに並ぶのが最も嬉しい瞬間。

思った通り、コーナーが作られていた。札幌のタワレコPIVOT店では、BOXコーナーとばら売りコーナーが出来ていた。先日通販で購入したMONOボックスがまだあった。
あれから数日モノラル盤を聴いた感想だが、時代の空気が非常に反映されていて、ちょっと古くさい感じがした。確かに当時の最先端という感じがする。同時代の作品をCDで聴いてかつて思ったことと同じだが、ちょっとエフェクトにしてもやりすぎ感がある。なので、このモノラルミックスを基本とした再発でなく、87年初CD化したものを基本にリマスターをしていったのは正解と思うが…。
今回初期4作品をモノラルからステレオを基本にしたのはいかがなものかと思った。明らかに失敗と思われる部分がそのまま基本のものとして作品化されているのだ。

それを除けば、MONOボックスを限定版、いわゆるコレクターズアイテムとしてリリースするのもうなずける。
が、このモノラル盤、オーディオ的にもかなりレベルが高い。ステレオにこだわらなくとも最高級の音で楽しめる。
ステレオ盤のBOXを購入したものの、モノ盤ばかり聴いてました。

今日になってステレオ盤のみがリリースされた、アビイ・ロード、レット・イット・ビーを聴いてますが、音が非常に生々しく生まれ変わってます。
ベースの音、ドラムのタム・スネア・バスドラ等、情報量が格段と増え、生で聞く音にさらに近づいたと思う。

レット・イット・ビーは既に録音されたものを部外者がリ・プロデュース、オーバーダビングを重ねたことから、幕の掛かったようなフレッシュ感のない、刺身に対して茹でた生もの、のような感じでしたが、今回のリマスターで幕を剥がし、ソリッドなサウンドに生まれ変わってます。

ステレオボックスも捨てがたい。
アビイ・ロードの生々しさが特にすごい。ベースの音が輪郭まではっきりしてて全然違う。I Want Youのシンセノイズ、Sun Kingのドラムサウンドも素晴らしい。
I Want Youの後半で、ジョンがイェ〜!!って言った後に思いっきりブチっと入っているノイズや、The Long And Winding Road全編に入っていたマイクが拾ったノイズが綺麗に消えているのがわかった。あれはあれで曲の一部だったんだけどなぁ(笑)。


お店では便乗で発売された本もズラッと並べてあるのが壮観。今回は内容をきっちりチェックし、厳選した数冊を購入。もう既に知ってる内容ばかり並べられても、と言いたくなるものも中にはあるので。思うに初心者向けの本はもう作らなくても良いんじゃないだろうか。明らかに初心者向けガイド丸出しの本を最もマニアックでなくてはならないファンクラブが制作していて情けなくなった。あれ、本当に売れるんだろうか?(何とは言わないけど)。
87年以降のビートルズ商品についての詳しい解説の載ったDIG、全アルバムの解説・今回のリマスターに関して丸々1冊特集しているCROSSBEAT、ビートルズ・各メンバーの全ソロアルバムを解説したレココレ増刊号The Beatles CD Guide、そして、ビートルズの全レコーディングを日記形式でつづる名著の改訂版The Complete BEATLES Recording Sessionsの4冊を今回は購入した。
レココレ10月号も内容はともかく恐らく買うでしょう。なにせ、ビートルズ祭りですからね。こんなに財布と相談しない買い物もないな・・・。重いのは重いけど考えないようにしてます。けどビートルズに7万5000円払うことに全く悩まないのも事実だ(怖い)。

19年前の9月、ジョンの4枚組ボックス、11月にポールの2枚組ライブCD発売というのも結構効いたのを覚えてます。中学生には相当な出費でした。今回のは重さ的にはそれに匹敵する。
あと、このBOXセット、物の重量的に非常に重いです。単位はsです。タワレコではでかい袋の取っ手にプチプチを巻いてくれました。でないと、ちぎれるだろう。というくらい重かった。書籍も入っているからなおさら。
これで両方のボックスを同時に購入した日にはもう目も当てられない。恐らく取っ手がちぎれたり袋の底が抜けたなんて人もこの広い世の中だから全くいないことはないだろう。

というのは冗談だけど、両ボックスを同時に購入しなかったのは良かったと思う。手にした時、2度とも同じような興奮を味わえたからだ。
あと、ステレオボックスのCD袋を1枚ずつ破るのが大変だったな。
全アルバム、ほとんど1回ずつしか聴けてません。ラバーソウル〜ホワイトアルバムまでのステレオ盤は未聴。ラバー・ソウル(モノ盤収録の65年ステレオミックスは聴いた)とリボルバーは開封すら出来ておりません。。。とにかく凄いボリュームだ。

だが、ドップリっす。



ビートルズ祭 THE BEATLES IN MONO到着

September 10 [Thu], 2009, 20:27
昨日全世界同時発売のビートルズリマスター盤。朝から晩までニュースで取り上げられていました。また、先週末にはおそらく各CDに付いている付属映像そのままであろう番組もNHKで放送されました。明日の深夜、その完全版が放送されるので興味のある方は是非。

ということで、品薄と噂のザ・ビートルズ MONO BOXを確実に入手するために、通販で注文したところ今日届きました。さすが日本制作だからか、発売日前日の一昨日発送されました。
ステレオボックスの方はポイント3倍になるコインのあるタワレコで買うことに決めてます。一体何ポイント付くんだろうか、本来ならMONOBOXも合わせて買うと凄いポイントになるのんだけど、万が一ということがあっても困るので確実な方をとりました。
最近は不景気のせいで、プレス枚数が本当に少ない。うっかりしていると品が消えるのが以前よりも早い。

順序的にはマニアックな聴き方になってしまいましたが、これで良いのかも。俺はマニアだから。
それにしても音がとてもいい。
モノラル盤をCD化したものは、かつては目も当てられない代物だったが、ついに技術もここまで来たかと。アナログ盤が持つ立体感・メリハリあるサウンドが空気を伝わって出てくる感じを味わえます。

モノラルの良さは、ビーチ・ボーイズのものである程度知っていましたが、最高の技術を時間をかけて用いた今回のビートルズリマスタープロジェクトのものはまた、、、驚異的です。


デビューアルバム、プリーズ・プリーズ・ミーから聴いたものの、モノラルで聴かなきゃ意味が無い的なコメントがプロデューサー・ジョージ・マーティンから直々に出されたサージェント・ペパーズ・ロンリー・ハーツ・クラブ・バンドを我慢できずに聴いてます。
これが正調サージェントペパーズなのか。確かに音が違うが長年ステレオCDを聞き慣れた耳にはちょっと違和感があるような気が。回転数が違う曲まである。でもこれ、20年ほど前にアナログ盤を持っている友達の家で聴いた、と思いだした。あれはモノラル盤だった。
ステレオ盤(従来店頭に置いていたステレオCD)に無い音まで入っている。ポールがライブで歌うサージェントペパー(リプライズ)の終わりのアドリブボーカルがモノラル盤には入っている。


とにかく、ステレオとは別個にミックスして、しかもモノラルの方が本流で枚数出るので気合い入れてミックスしていたと聴けばこちらを聴かないわけには行くまい。ステレオは手抜き、とまでは言わないけど少なくともメインの商品だったわけではないわけだから(とは言っても、87年から22年間はこちらの音が公式商品でした)。
聴いてみたら確かに別物でした。

ところで、俺はよほどの理由がない限り、ビートルズ関連の商品は日本盤を手にすることにしています。
帯や解説がないと寂しい、というのがメインの理由ですが、何でだろう、ものを手にした時にワクワクするんですよ。未だに初めてCD店でビートルズのCDを買った時のワクワク感を思い出します。

うちのCDの解説書には黄色いシミがたくさん付いている。ビートルズにハマって半年後、中2の冬休み、居間のこたつに入ってミカンを食べながら解説書を読み、毎日ビートルズばっかり聴いていたので。
バック・イン・ザ・USSR、なんて格好いいんだろうと。
その頃(80年代末)のバンドブームとパンクが死ぬほど嫌いだったな。エコーの効いた安い音と、オーオー!みたいなアホっぽい独唱コーラスを聴いてると殺意すら抱いた(笑)。ハモらないものはコーラスじゃない、と!。
ビートルズは暗いとか古いとかいう先入観が若者の間で横行する風潮があって、なんでこんなにカッコイイものを分かってくれないんだ、と鬱屈した感じと、俺は分かっているという優越感を同時に抱きながら過ごした思春期でした。嫌なガキだな。
あの時代に流行った日本のバンドものを聴くと懐かしい反面、屈折した何かも思い出してしまいます。

90年代に入って古いサウンドが持て囃されるようになり、やがてビートルズのベスト盤・赤盤青盤が話題になり、若い世代の間でちょっとしたブームになったような時期もあったと思います。白盤(ホワイトアルバム)を聴かずに何がファンだ!。と思ってましたけど(笑)。その頃には既に人にビートルズを奨めることを諦めていたのでどうでもよかった。
しばらくすると自然にビートルズのサウンドは日本のロック・ポップスの売れ筋に溶け込んでいった。普通に日常の耳にするようになってからビートルズをあまり聴かなくなり、ポール・マッカートニーのソロの方が面白く感じられるようになった。


初めてビートルズのCDを買ってから21年も経ち、何年もかけて揃えたCDも、今では一辺に手に入れられる歳になった。
思い起こすと暗い少年時代だったんだなぁ(笑)。




ジョージの誕生日

February 24 [Tue], 2009, 19:54
ジョージ・ハリスンが亡くなって早8年が経ちましたか。もし存命ならば66歳の誕生日。
66歳か〜生きてたら過去の作品を自らリマスターするプロジェクトを進めていたんだろうな〜。ダークホースツアーの映像は日の目を見たか?。トラヴェリング・ウィルベリーズのツアーも案外実現したかもしれない。

いずれももしですが、想像するのも楽しい。
そうそう、去年ビートルズを聴き始めてからちょうど20年経ったんですよ。忘れていた訳じゃないけどここで長文を書くこともなく過ぎました。正直ビートルズを聴く時期と聴かない時期というのがあるんですが、去年はあんまり聴かない時期だったかな〜。
聴き始めてから10年くらいはかなり熱心に聴いててもし○○だったらというのをよく想像していたと思う。

聴き始めた88年というのは、ビートルズの全アルバムのCD化が完結した年。
何も知らない俺はビートルズの全メンバーが既に老人になっていると思いこんでいたし、生きているのか死んでいるのかもわからなかった。クラシックとかしか聴いてなかったからね。クラシックの有名な人って大体死んでるし。

初めてビートルズのCDを買いにレコード店に行ったところ、全然現役なロックのコーナーにあったし、ソロのコーナーなんてバリバリに現役感が漂っていた。ポールはウイングスというバンドをバックにしたUSAライブ!!を始めたくさんCDがあるし、地味と評判のジョージはもっともデザインの新しい感じのジャケットのCDがあった(クラウドナイン)。ジョン・レノンだけ唯一全アルバムがビートルズと同じ赤い帯が付いていてなんとなく歴史になってるなと感じたものだ。リンゴはベスト盤しかなかったので扱いがなんとなくわかった。
一番始めに買ったビートルズCDは「4人はアイドル」。イエスタディが入っているからだ。
何回も何回も聴いたものだった。
今このCDをかけた時によく聴くのは、ジョージのI Need You。決して名曲然としてないけど淡い感じの良い曲。メジャーセブンスも使っておりオシャレ感もある。オシャレビートルというコンピレーションを作っても面白いと思う。
ともあれ、このCDを買った時にもらった50ページくらいのビートルズ情報満載の冊子が今の俺を形成してます(笑)。

もしも、の話をよく想像すると書いたけど、初めてCDを買った次の年から、リンゴ、ポール、ジョージが連続して来日した。
当時は全く想像もされておらず、リンゴはアル中、ポールは入国拒否、ジョージはツアーなんかすると考えもされてなかった頃だ。
ポールは60を超えてもツアーをし続けてるし、ビートルズの曲ばっかりのライブをすることも想像されてなかったと思う。
90年に日本全国でジョン・レノンの遺品を展示するツアーがあったが、その後その遺品がさらにボリュームアップして埼玉にジョン・レノン・ミュージアムができるとも思わなかった。ビートルズ時代の楽器や衣装の実物が日本にあるとは未だに信じられませんが。
極めつけはビートルズの新曲。これも未だに公正な耳では聞けません。正しいジャッジができてません。
あと、目の前でポールのライブを見たことも今では夢のようです。
ビートルズはとかく解散後に仲が悪いイメージが喧伝されてましたが、70年代前半にはまた交流が産まれていたそうで、74年、ジョージの北米ツアーのバックステージではジョン・ポール・ジョージの3人が揃ったという全く想像も付かなかった話が近年明らかになったりと、なかなか話が尽きない。

なにより、年に数枚はビートルズ関連の音源や映像が新作として発売され続けていてそれが世界的ヒットになっているのがすごい。当時中学生だった俺はそうなればいいな〜と思っていたけど。恐るべしビートルズ。

60代後半のビートルズ

June 18 [Wed], 2008, 22:29
部屋の芳香剤を買ってセッティングしたら妙に匂うなと思って見てみたら、なぜか芳香剤が倒れていて、液が全て漏れていた。買ったばかりなのに…。グリーンなイヤな匂いがします。
今日食ったレトルトのタイのグリーンカレーもくどくて気持ち悪い味だった。グリーンカレー自体は好きなんだけども。ついてない時はとことんついてないもんだ。


そんな今日のお題は60年代後半でなく、60代後半。
本日ポール・マッカートニーの誕生日です。おめでとう。ポールもついに66歳。60代後半になったわけだ。
あと数年で70歳。もはや老人だが、凄まじい老人力を見せつけた先日のライブ。声の衰え云々の前に、2時間を超えるステージをやってのけることが凄い。ライブに生きる男、究極のパフォーマーはこの歳になっても素晴らしいパフォーマンスを魅せてくれる。この人は一生「師」です。

昨日、久々にWingsのアルバムBand On The Runを通して聞いた。アルバム25周年の特典ディスクにタイトル曲の89年のライブリハバージョンが入っているが、今のポールと同じ声。さすがに、30代の全盛期の声とは比べられないが、少なくても20年間声質が変わってないことに気づいた。
俺がファンを始めた頃からの声は変わってないのだな…。一時の不調かと思ったらいつの間にかこれがデフォルトになってました(^^;)。
それでも最新作Memory Almost Fullや99年のRun Devil Runでのヴォーカルパフォーマンスは全盛期を彷彿させるクリア&パワフルさなのだから嬉しい。


そして今日はなんとなく、DVD The McCartney YearsのLive Discを流している。
やっぱ、Wings時代のポールの声には癒されるなぁ。シャウトが心地よいことこの上ない。もう飽きずに20年聞いてるわけで…。
ビデオで聞き慣れた音もメチャクチャ良くなっている。平らだった音に揺らぎも入っていて、こんな演奏をしていたのかと細かいところまでわかるようになった。毎日学校から帰ると見ていたビデオだったが、DVDのこんないい音で聴ける時代が来るとは思っていなかった。

このDVDやブート、Youtubeで相当数のお宝映像が見れる時代になって、ほとんど見尽くしたと思いきや、まだまだ誰も見たことがない伝説の映像がある。それを見る楽しみが残っているのも嬉しいと思うことにしよう。

その映像とは、マニアの方ならご存じ、79年全英ツアーの全長版のことです。そういえば、72年のもまだ残ってますね

キエフのマッカートニー

June 15 [Sun], 2008, 21:58
2008年6月14日、ウクライナ・キエフでポール・マッカートニーが今年2回目のフルコンサートを行った。
セットリストはこちら

Drive My Car
Jet
All My Loving
Only Mama Knows
Flaming Pie
Got To Get You Into My Life
Let Me Roll It
C Moon
My Love
Let Em In
The Long And Winding Road
Dance Tonight
Blackbird
Calico Skies
Follow The Sun
Mrs Vanderbilt
Elenor Rigby
Something
Good Day Sunshine
Penny Lane
Band On The Run
Birthday
Back In The USSR
I Got A Feeling
Live And Let Die
Let It Be
Hey Jude
A Day In The Life/Give Peace A Chance
Lady Madonna
Get Back
I Saw Her Standing There
Yesterday
Sgt. Peppers Lonely Hearts Club Band


Mrs Vanderbilt…。ウイングスのまだライブで演奏されていない曲が出てきた!。
これはすごい。05年USツアーのToo Many Peopleに匹敵する衝撃。
定番化が著しいセットリストだったが、まだ新しいネタが飛び出すところに希望を持てる。
そう、こういうのを待っているのだ。

ビートルズナンバーに偏りすぎとも言われるセットだが、前半のウイングス率はすばらしい。ビートルズナンバーの中でもウイングスのライブで演奏された曲を含むとさらに率は上がる。
ウイングスのポール・マッカートニーを追体験するのにも素晴らしいセットリストだと思う。逆にウイングス時代はビートルズ満載のライブを求められていたんだろうけど…。

Only Mama KnowsやBirthdayの復活も嬉しい。そういえば、もうすぐポールのBirthdayだ。曲数も先日のリバプールより7曲も増えている。
リバプールでやった衝撃のオープニングHIPPY HIPPY SHAKEはやらなかったが、あれは地元のみのプレゼントだったのだろうか。

次こそ最後と噂されるワールドツアー。ポールはまだまだやる気だ。いつもやる気だけど!。
来るツアーは大いに期待を持てる。
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