真田弦一郎の憂鬱 

2006年12月14日(木) 22時08分
危険物を取得したので、免状が届きました。
写真がやたらと悪人面なのはまぁ見て見ぬフリとゆうやつにして。
ちょっと描きたかったモンがあったので書いて見ました。

ヒロインがやたらとS気ムンムンで真田がやたらとヘタレてます。


---------------



自習だとさ。

そんなに真面目でも無い私は前の席に居る友達とベラベラくっちゃべってたんだけどさ
その子、彼氏のクラスも自習って事が解るとそっちに一直線て訳。
つまり暇暇、暇暇暇なんですよ私。
かといって席離れんのも面倒だしな、携帯でも弄るのがこういう時のお決まりなんだけど
携帯電源切れてんのってどうなの?携帯電話の意味無くない?(いや、昨日充電しなかった私が悪いんだけどさ)
隣を見ると、真面目な顔で手元のプリントに向かう男子生徒が見えた。

彼の名は真田弦一郎。
最近テニス部副部長を引退して、なにやら最近は受験モードって訳。
そんなガツガツ勉強しなくたってどうせアンタ立海大付属でしょうが。
あー、あれか。不真面目な私に対する無言の説教かそれは。
どうせ私はそのプリントやる気無いよ。いいじゃん提出じゃないんだし。

と、いうわけで邪魔してやることにした。



「さーなだっ」


語尾にわざとらしくハートをつけて、ガツン、と机を密着させる。
彼は大層驚いたらしく、目を軽く見開いてこちらを向いた。
私はニッコリと笑いかけ、彼の腕に自分の腕を絡ませる。



「真面目にプリントなんかやってないで遊ぼうぜ」



そう言って、机の上にあった鉛筆やら消しゴムやらを筆箱に勝手に入れてみる。
私の予想ではこの辺で「馬鹿者!受験生が勉強をしないでうんぬん」言われるもんだと思ってたんですけども
そのお言葉はいつまでたっても降って来ないので、あれれ?と思って真田を見ると

真っ赤に茹で上がっていましたとさ☆(うわあジュンジョー!?)



「真田ぁ?」


「・・・っ」


「だ、だいじょぶ!?」


「っ青山、その、む、胸、が!」


「あ。」



そうか。この体勢で腕からませると胸当たっちゃうんだ。ははーん。
しかしアレだな。真田相手だとこう…羞恥心より好奇心のほうが働くのは何故だろうか。
と、いうわけでその好奇心にのっとって腕に胸を押し付けてみた。(いや、実はあんまり無いんだけどね)



「っ!!!!」


びく、と更に真田が赤くなる。耳、赤いなあ。目の前、だもんなぁ。
真田は私から逸らしていた顔をゆっくりと(ぎこちなぁ〜く)こちらへ向ける。
私はにっこりと笑って、耳元で囁く。ああ、なんか悪って感じ。



「胸、気になる?真田のエッチ」


「お、俺は!」


あ、なんか真田涙目になってきた?え、私苛めっ子?でもごめんそういう顔されるともっとやりたくな…ゲホゲホ。
え、ていうか私今非常にSっぽくない?真田ちょうかわいいんですけど。

あ、ごめん真田。なんかちょっとのってきちゃった。
でもさ、気にしないで?クラスの皆、ニヤニヤ笑いながら見守ってくれてるし。



「んじゃ、私も触っちゃお。わ、流石良い体してるねぇ。」


「ま、待て青山!」


「嫌。ワオ胸筋すっげ。腹筋もめっちゃわれてんじゃん。」



さらっと制服のカッターシャツの上から胸や腹を撫でると、ビク、と真田の体がこわばる。
あ、もしかして感じちゃった?ごめんねー。下は触ってあげないけどね。(下品!)
真田がこう…なんともいえない感じになってきたところで、タイムアップ。
キーンコーン―というなんとも間の抜けた感じのメロディが教室に響く。
私は「お邪魔しました!」と真田に言うと、机を所定の位置に戻し、何事も無かったかのように本を開いてみた。
チラリと真田を見ると、こちらを恨めしそうに見ていたので、とりあえずシカトして本に視線を戻した。



2006年12月
« 前の月  |  次の月 »
1 2
3 4 5 6 7 8 9
10 11 12 13 14 15 16
17 18 19 20 21 22 23
24 25 26 27 28 29 30
31
プロフィール
  • プロフィール画像
  • アイコン画像 ニックネーム:ナリ
読者になる
Yapme!一覧
読者になる