退院後報告B
2006年01月10日(火) 21時47分
気が付くとカーテンで仕切った隣の部屋に人の気配が。
「いたーいっ!いたーいっ!」
「フーーウン。よ。しっかり!」
(隣にも分娩台があるんだ。あの人もこれから産むんだ)
陣痛で朦朧としながらも、隣の人のうめき声を聞いて、痛い、そのとおり!
なんて変な相槌をうって仲間意識を持った。
でも自分は『痛い』も『切って』も禁句にしていた。多分言ってしまったら弱音が止まらなくなるから。
そのわりに自分自身がコントロールできなくてうめき声はだんだん叫び声になってきた。
看護婦さんが
「開いてきたわよ。もう少し!頑張れ!叫んじゃだめ。しっかり呼吸をして!フーーーウンよ。」
と励ましてくれた。
隣の分娩台のうめき声が激しくなり,にわかに人がバタバタしてきた。
先生の声が聞こえる。
「よし、次いきんだら産まれるぞ!」
「ウウウウーン・・・・」
「オギャーオギャーオギャーオギャーッ!!」
(隣の人産まれたんだ!)
付き添ってくれていた看護婦さんが
「お隣産まれたみたいね。」とにっこりした。
「いいなぁ・・・。」
「でもお隣はあなたより24時間多く陣痛室にいたからねえ。」
「・・・それはお疲れ様ですね。」
案外、陣痛の合間はこんな普通の会話ができていた。
またすぐに激しい陣痛が襲ってきた。
「ウウウウーンッ!」
「ウウウウーンっ!」
『痛い』とか『切って』じゃなくて、『もうダメ!』とか、もっとだめなことを叫びそうな自分がいた。
「よーし、いい感じよ。そろそろ子宮口全開大ね。分娩の準備をしましょう。」
と言って、両足に足袋をつけた。他にもなにやらいろいろ準備しだして部屋の中はにわかにバタバタしてきた。先生が入ってくる。
「どうかな?全開大になったな。膜は・・・・。ひっかかってないな」
「よし。産めるぞ。いきんでいいぞ。」
後から聞いたところこの時点で家族に
「子宮口全開大になりました。このまま自然分娩でいけそうです」
と伝えられたそう。10時前。
「いたーいっ!いたーいっ!」
「フーーウン。よ。しっかり!」
(隣にも分娩台があるんだ。あの人もこれから産むんだ)
陣痛で朦朧としながらも、隣の人のうめき声を聞いて、痛い、そのとおり!
なんて変な相槌をうって仲間意識を持った。
でも自分は『痛い』も『切って』も禁句にしていた。多分言ってしまったら弱音が止まらなくなるから。
そのわりに自分自身がコントロールできなくてうめき声はだんだん叫び声になってきた。
看護婦さんが
「開いてきたわよ。もう少し!頑張れ!叫んじゃだめ。しっかり呼吸をして!フーーーウンよ。」
と励ましてくれた。
隣の分娩台のうめき声が激しくなり,にわかに人がバタバタしてきた。
先生の声が聞こえる。
「よし、次いきんだら産まれるぞ!」
「ウウウウーン・・・・」
「オギャーオギャーオギャーオギャーッ!!」
(隣の人産まれたんだ!)
付き添ってくれていた看護婦さんが
「お隣産まれたみたいね。」とにっこりした。
「いいなぁ・・・。」
「でもお隣はあなたより24時間多く陣痛室にいたからねえ。」
「・・・それはお疲れ様ですね。」
案外、陣痛の合間はこんな普通の会話ができていた。
またすぐに激しい陣痛が襲ってきた。
「ウウウウーンッ!」
「ウウウウーンっ!」
『痛い』とか『切って』じゃなくて、『もうダメ!』とか、もっとだめなことを叫びそうな自分がいた。
「よーし、いい感じよ。そろそろ子宮口全開大ね。分娩の準備をしましょう。」
と言って、両足に足袋をつけた。他にもなにやらいろいろ準備しだして部屋の中はにわかにバタバタしてきた。先生が入ってくる。
「どうかな?全開大になったな。膜は・・・・。ひっかかってないな」
「よし。産めるぞ。いきんでいいぞ。」
後から聞いたところこの時点で家族に
「子宮口全開大になりました。このまま自然分娩でいけそうです」
と伝えられたそう。10時前。








