6月府議会で論戦ー「公立高校希望者を閉め出してよいのか」−山城通学圏3校で54名もの「定員割れ」問題を質問。

July 05 [Wed], 2017, 17:48

●7月4日、府議会最終日の本会議での「議案討論」。

・京都の公立高校入試が「前期」『中期』『後期』の三段階選抜となって4年。「前期選抜」では、難関大学への合格をめざす専門学科の高校が100%、その他の高校が30%の合格者を決めます。その結果、多くの中学生が「合格するかもしれない」と受験しますが、合格者よりもはるかに多い不合格者を出し続けています。中学校の先生にお聴きすると、「多くの生徒が不合格にショックを受け、次の中期選抜までに立ち直らせるのが大変』とのことです。先生や保護者の皆さんからは「この不合格体験に、どんな教育的意味があるのか」(できる生徒を早く囲い込むため)と批判が広がっています。
 そして、次の「中期選抜」では、山城通学圏の「進学校」といわれる3つの高校で、合計54名もの「定員割れ」が起こりました。それは『中期選抜」で不合格を避けるために、確実に入れる「高校選び」をせざるを得ないことから、「進学校」といわれる高校への希望が減った(避けた)ためです。一方で、公立高校を希望しながら合格できなかった生徒は、山城通学圏だけでも125人に及びました。かつて、総合選抜制度の時代(民主府政)では「定員いっぱいの合格者を決め、生徒の近くの高校に入学する」制度で、『定員割れ』はありませんでした。
 その結果、公立高校への入学枠を狭めることとなりました。原因は明らかに、子どもたちに「競争と不安」だけではなく、公立高校への希望者までも閉め出す「序列化された高校」と「複雑な入試制度」にあります。「15の春」を泣かせる制度の検証、改善が急務です。








Comment
小文字 太字 斜体 下線 取り消し線 左寄せ 中央揃え 右寄せ テキストカラー 絵文字 プレビューON/OFF

不正な自動コメント投稿を防ぐため、チェックボックスにチェックをしてください。

利用規約に同意
 X 
禁止事項とご注意
※本名・メールアドレス・住所・電話番号など、個人が特定できる情報の入力は行わないでください。
「ヤプログ!利用規約 第9条 禁止事項」に該当するコメントは禁止します。
「ヤプログ!利用規約」に同意の上、コメントを送信してください。
プロフィール
  • プロフィール画像
  • ニックネーム:本庄たかお
読者になる
こんにちは。京都府議会議員の本庄たかおです。
「子や孫の未来が心配」「年寄りは早く死ねというのか」──安陪政権の暴走に怒りの声が広がっています。
私はこの間、台風災害の抜本対策、「マル老」の普及、くらしの相談、「原発ゼロ」と山科の太陽光発電開設などにとりくんできました。
府議2期目、今後も、「人の痛みに心よせ」住民の苦難解決に全力でがんばります。
 
1948年、滋賀県高島市生まれ。京都教育大卒。市立中学校教員、京都市教組書記長などを歴任。府議2期目。
日本共産党山科区生活相談所所長。
2017年07月
1
2 3 4 5 6 7 8
9 10 11 12 13 14 15
16 17 18 19 20 21 22
23 24 25 26 27 28 29
30 31
最新記事
最新コメント