「そして平穏な日々が訪れる。」第3話

January 04 [Mon], 2016, 23:32
【 ようこそ、私の店へ】
「なぁ、リリィ。3週間だ。たった3週間、店に来なかっただけだぞ?そこまで怒らなくてもいいじゃないか」

苦笑を浮かべながら言ってみるが、彼女はツンとそっぽを向く。

「されど3週間だよスティーブン。来客数はゼロだし、仕事もないしで実に暇を持て余したのだよ」

自分勝手な言い分をさも当たり前のように言い放つ彼女に、ため息をつく。

「他の友人を呼べばいいじゃないか。僕もそこまで暇じゃないんだけど?」
「私には友人と呼べる存在が君とクラウス殿しかいないのだがな?スティーブンよ」

にっこり笑って言ってやれば、ドヤ顔で言い返された。
威張れることじゃないだろう、それ。
久し振りに会えて嬉しいのか、にこやかにクラウスと握手を交わしていたリリィがこちらを向く。

「まぁいい。こうやって来たのだからな。で……スティーブンよ。クラウス殿はわかるが、あの白いのとふわふわのは一体誰だい?君のご友人か?」
「友人……とゆうより、仲間だな。」

紹介するよ、と後ろのしろいの(笑)とふわふわのとに視線を向ける。

「ザップ・レンフロっす。よろしくな」
「レオナルド・ウォッチです。レオって呼んでください」

二人と握手を交わした後、カノジョハ恭しく一礼する。

「ようこそ、ハーブと情報の店゛ビヨンド・バースディ゛へ。店主を務めているリリィだ。お目にかかれて光栄だよ、スティーブンの仲間達」

顔をあげ微笑むと、くるりとこちらを振り向いた。
その顔はなんでもお見通しだと言いたげで。

「で?彼らの紹介がメインではないのだろう?どうせ長くなるのならば、ティータイムにしよう。美味しいお茶とケーキがあるからな。ほら、いつまでも突っ立ってないで、そこにかけるといい」

りんごの紅茶とザッハトルテだと嬉しそうに彼女は笑った。
今日はよく笑うなぁとぼんやり頭の片隅で思いながら、手伝うよと片手に持っていたティーポットを受け取った。

To be continue……
――――――――――――――――――

(ちなみにハーブって……麻y)
(よく言われるが、違うぞ。ペパーミントやネロリ、ラベンダーなどのだな?)
(惚れ薬とかしびれ薬とかもつくれたよね?)
(作れるには作れるが……って、やめろ!!そんな怯えた目でこちらを見るな!!)
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