ひゃー。と思う。
本当にひゃー、と思う。
サガンへのインタビューをまとめた本でした。
いやー。
なんてんでしょうね。
自分の美学みたいなものを、きちんと持っている人だー。
羞恥心の規範みたいのが、しっかりはっきりしている人だー。
罪よりも恥を意識して生きているんじゃないかと。
鼻持ちならねぇ!
と、思うこともありましたが、納得なのです。
なるほど!と、おでこをたたきたくなるくらいに。
著作を読む前に、作者について知るなんて、慎みがないよな…。
って、読後にちょっと後悔。
「悲しみよ、こんにちは」とかさえ読んだことないから。
これから読む予定なんだけど。
よっぽど、エッセイや、ミュージシャンの自伝とかでない限り、物語に作者が入ってくるのは邪魔。
話の途中に作者がちらつくと、本当にイライラする。
「あーこの作者っぽいなー」みたいなことを、一瞬たりとも思いたくない。
好きなら作家なら尚更。
それって、没頭できてないということじゃないですか。
顔を知りたくない、っていうのが一番でかい。
最もげんなりするのは、登場人物が作者なんじゃないかと思い始めると、顔が作者になっちゃうこと。
もっとおぼろげでいいのよ!
サガンは、写真を見ていないから、ギリギリセーフだな。
お芝居も同じな気がする。
知人の芝居を見に行くと、様々な場面でその人の日常が思い起こされて、なんか集中できない。
うがー。
うっがー。
もっと、話に入り込みたいのに、時間を忘れて楽しみたいのに。
それができんとです。
だから、好きな役者さんとはあんまり親しくなってはならないと思う。
ブログとかも、モノによってはあんまり読まないほうがいいのかもしれない。
でも、それじゃあ、知人の芝居は一切見られないじゃん!
てことになるのですよ。
苦悶。