浅田 次郎:著 「憑神」 

2007年05月05日(土) 19時50分
浅田 次郎:著 [憑神]


拝めば出世できるという三囲稲荷≠フ話を聞いた夜、
酔ってフラフラして夜露を含んだ土手に
足を滑らせて祠を見つけた貧乏侍・彦四郎
そこには三巡り稲荷≠ニいう文字が・・・
三囲稲荷≠ニ同じ読み方の三巡り稲荷
読み方が同じなら、ご利益があるのでは!
と、拝んで帰ると、
出世できるどころか、とんでもない神様が憑いてしまい・・・

三巡り稲荷≠チてことで、
3人の神様が出てくるのですが、
ディケンズの[クリスマス・キャロル]に話の作りが似てる。
似てるのは話の作りっていうだけで、
持って行き方は違います。
最後が浅田次郎らしく、キッパリしてます。
っていうか、キッパリし過ぎな感もあって
彦四郎・・・切ないよ。
主演・妻夫木 聡で映画化されるようです・・・
さて、どうなることやら。
怖くもあり、楽しみでもあり。

山川 直人:著「コーヒーもう一杯」 

2007年04月27日(金) 20時29分
山川 直人:著 [コーヒーもう一杯]


今日、書店でステキな漫画を見つけました。
表紙の可愛さに釣られて購入したのですが、
大正解!な漫画です。

派手ではないけど、
心に暖かいモノを吹き込まれるような物語たち。

ただ、購入してから気付いたのは
3巻だったということ。
でも、オニムバスなので、途中からでも楽しめます。

荻原 浩:著 「メリーゴーランド」 

2007年04月27日(金) 19時33分
荻原 浩:著 [メリーゴーランド]


田園調布の市役所に勤務する啓一。
ある日、超赤字のテーマパークを再建することになり・・・

荻原流の笑いと感動が詰まった1冊です。

こんな会社、辞めたい・・・けど、辞められない・・・
という勤め人、必読・・・かも。

浅田 次郎:著 「輪違屋 糸里」 

2007年04月15日(日) 20時10分
浅田 次郎:著 [輪違屋 糸里(わちがいや いとさと)]


「壬生義士伝」のサイドストーリーともいえる物語。

新撰組と島原芸鼓を取り巻く人々。

輪違屋というお店も実在、
糸里も実在の人物。

浅田流の泣かせにやられます。

宮部 みゆき:著 「あかんべえ」 

2007年03月04日(日) 19時54分
宮部 みゆき:著 [あかんべえ]


江戸・深川の料理屋「ふね屋」
主人の娘、12歳のおりんは
高熱を出して不思議な体験をして以来、
亡者が見えるようになる。
「ふね屋」には五人の亡者が迷っていた。
あかんべえする少女、美男の若侍、婀娜っぽい姐さん、
按摩のじいさん、宴席で暴れたおどろ髪の男。
亡者と心を通わせていくうちに、
おりんは、ふね屋の怪異が三十年前にここで起きた
忌わしい事件に関っていることに気づく。
幾重もの因縁の糸はほどかれ、
亡者は成仏できるだろうか?
ファンタジーとミステリと人情味が絶妙に溶け込んだ感動の時代長篇。

宮部みゆき&江戸・深川と聞くと、
胸がときめくモノがあります。

宇江佐 真理:著 「あやめ横丁の人々」 

2007年02月25日(日) 19時41分
宇江佐 真理:著 [あやめ横丁の人々]


婿入りの祝言の席上、
妻に思い人のあることを知った紀藤慎之介。
逆上して間夫を斬り捨て、
妻女を自害に至らしめた彼は、
婚家の付け狙う所となり本所「あやめ横丁」に匿われる・・・

最後、切ないです。

鮎川 哲也:著 「朱の絶筆」 

2007年02月20日(火) 18時22分
鮎川 哲也:著 [朱の絶筆]

名探偵・星影隆三 シリーズ

人気作家・篠崎豪輔が殺された。
軽井沢の彼の山荘に
元編集者・挿絵画家・作家志望者・ホステス
など、関係者が集まっているときだった。
それぞれ、作家に対しての不満があり、
殺害の動機が誰にもある。
事件が混迷する中、第2の殺人が起き・・・

第1部のような流れになっているストーリーって好きです。
この人たちが、どう繋がるんだろう
と、ちょっとドキドキしながら読みました。
名探偵って聞くと、
物語りの初めのほうに出てくるイメージなんだけど、
ここでは、かなり遅くなってから。
しかも電話で。
おいしいとこ取りです。

赤川 次郎:著「おとなりも名探偵」 

2006年12月02日(土) 23時16分
赤川 次郎:著 「おとなりも名探偵」

赤川次郎の小説に出て来る探偵たちが

1冊の中に登場してきます。

と言っても、同じ話に探偵たちが共演しているのではなく、

短編集になっていて、それぞれの話に独立してます。




私、一つの話に探偵たちが共演してるのかと思って買いました。

で、読んでみたら、思っていたのとは違って

ちょっとガッカリ・・・

まぁ、最後まで読みましたけど。

う〜ん・・・いつもは違う小説の登場人物が、

同じ話に出てくると思ってたのに〜・・・(-"-;A

重松 清:著 「卒業」 

2006年12月01日(金) 19時17分
重松 清:著 [卒業]


ある日、突然14年前に自ら命を絶った親友の娘が訪ねて来た。
中学生の彼女もまた、生と死を巡る深刻な悩みを抱えていた。
表題作の他
「まゆみのマーチ」「あおげば尊し」「追伸」
を含む四編。

どの物語りも
最後、胸にジーンときて涙が出そうになる。

島田 荘司:著 「上高地の切り裂きジャック」 

2006年11月26日(日) 20時11分
島田荘司:著 [上高地の切り裂きジャック]


女優は腹を切り裂かれ、内臓を抜き取られ、

かわりに石を詰め込まれた惨殺死体で発見された。

いったいなぜ、何のために?

そして密疑者には鉄壁のアリバイが…。

“切り裂きジャック”が日本に甦ったかのような猟奇殺人に、

名探偵・御手洗潔が挑む表題作ほか、

横浜時代の御手洗が活躍する傑作中篇「山手の幽霊」も収録する。

表題作の[上高地〜]は、

アメリカに住んでいる御手洗と、

横浜に住んでいる石岡くんが、

メールや電話でやりとりしながら事件を解決します。

私としては、[山手の幽霊]のほうが好きかな。

最後、犯人の手記(?)は悲しくなる・・・

それにしても、文庫版の表紙は気持ち悪いです。