第一回 黄金の王国@ 

2006年03月20日(月) 23時42分
 時は延暦20年(801年)9月、征夷大将軍・坂上田村麻呂(佐藤慶)率いる官軍と胆沢の豪族・阿弖流為(里見浩太郎)が激突する。
 しかし阿弖流為は田村麻呂の勧告により余力を残しつつも投降した。これにより15年に及ぶ戦乱は治まったが、朝議によって阿弖流為と蝦夷の首長・母礼(塩見三省)は斬首されることになった。

母礼  「じゃからわしは朝廷の回し者など信じてはならぬと申したのに・・・
     わしらは死ぬまで戦うべきじゃった。勝てたかもしれぬ戦いじゃった」
阿弖流為「裏切りおったな田村麻呂め。 汝等ぁ!覚えているがよい。
     このままでは済まんぞ。たとえ怨霊となろうともこの恨み、
     晴らさんではおかんぞ。晴らさんでは・・・」

 忌まわしや陸奥に住む我等を成敗するを国治となすとは・・・
   国土に住む蛆虫のごとく征夷の餌に血を流し続けたる古よりの怨念・・・
     必ず報復あるべし 心せよ 心せよ・・・


 このオープニングのシーンでは、阿弖流為と母礼の恨みが後々まで続き、反乱となって報復に至るだろうことを明示しています。第一回目にしてはいきなりインパクトのあるシーンから始まるのですが、これが第一部の壮絶さ、壮大さを更に増幅させています。
 蝦夷地、つまり東北の地は読んで字の如く、朝廷の支配に抵抗し服属しなかった土地だったのですが、金が大量に産出したこともあり、直属地にするために幾度も朝廷軍が発動されました。4回までにその数20万にも登る兵が送り込まれるも、ことごとく連敗しました。当時の人口が600万人といわれることからも、東北制圧への朝廷の本気さが伝わってきます。
 桓武帝は蝦夷が攻め入らぬよう強固な平安京を築き遷都し、軍を整備し遠征軍を送り、5度目の正直(!?)で坂上田村麻呂によりようやく蝦夷地が制圧されたのです。
 興味を持った人は詳しくは高橋克彦作『火怨』を参照してください。

第一部 北の埋み火 

2006年03月20日(月) 22時14分
主なキャスト
藤原経清:渡辺謙     結有:古手川祐子    安倍貞任:村田雄浩
安倍頼時(頼良)・阿弖流為:里見浩太郎     安倍良照・母礼:塩見三省
安倍宗任:川野太郎   流麗:財前直見     藤原登任:名古屋章
平永衡:新沼謙治     菜香:鈴木京香     清原光頼:石田太郎
源頼義・坂上田村麻呂:佐藤慶            源義家:佐藤浩市    
紗羅:多岐川裕美     乙那:寺田稔      吉次:西村晃

はじめに.... 

2006年03月20日(月) 21時46分
「炎立つ」はNHKで1993年7月〜1994年3月に放送された作品であり、2004年にCS放送時代劇専門チャンネル(時専)で再放送されました。原作・高橋克彦、脚本・中島丈博、三部構成という大河では珍しい作品です。第一部は前九年の役、第二部は後三年の役、第三部は奥州藤原氏の興亡で描かれた超大作です。まずは第一部からレビューします。どうぞお楽しみに
2006年03月
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