二葉館(旧川上貞奴邸)

July 01 [Sun], 2007, 17:38
 以前行った二葉館を再び訪れました。前回はコンパクトカメラしか持っていなかったので、もう一度写真が撮りたくて。
 特徴的なオレンジ色の屋根は、少し離れたところからも目立ちます。青空をバックにすると、本当にきれいです。


 竣工は大正9年。“電力王”福沢桃介の別邸として建てられたこの館は、電力をふんだんに使い、当時としては超モダンな邸宅でした。エコが叫ばれる現在では、とんでもない家かも知れないけど(笑)


 瓦をこんなふうに載せるのって、大変なんじゃないかしら。ただの四角いフォルムじゃなくて、こうしてあちこちに曲線が使われているところが、やさしみを感じさせていいなぁ。どんな家だろう? と期待させられて、ゲストハウスとしてはかなりいいですね。
 2007年の現在見ても、とても個性的です。

 この家で一番好きなのは、なんたってこの階段!


 今では電気で家も街も明るくなりましたが、当時は考えられないことでした。そんな時代に、煌々と電気を点けた明るい家…それだけでも度肝を抜かれることなのに、まばゆい光の中、着飾ってこの階段を下りてくる貞奴は、まさにスターだったことでしょう。これは本当のことかしら? と思ってしまいそうです。
  

 大きなステンドグラスは、光の効果を最大限に引き出すためのものだそうです。現在でも、パーティーぽく演出されたら、きっとうっとりするだろうなぁ。
 洋館部分は、当時の資材はそれほど多く使えていないそうですが(和館の方は80%が当時の資材)、新しく復元した部分が全く違和感ないのがすごいです。


 貞奴は、まぁいわゆる愛人だったわけですが、ただ可愛がられるだけの存在ではなく、福沢桃介の事業パートナーとして重要な役割を果たしていたそうです。愛人という立場でありながら、着物にも福沢家の家紋を入れ、座布団には「寿」の文字が入っていたのは、そういう理由からで、世間的には正妻と変わらない処遇を受けていたようです。
 バリバリ仕事をして、恋も名声も手に入れて…貞奴は、とてもパワフルな女性だったみたい。でも、自分の立場はわきまえ、桃介が亡くなった時は、葬儀など全ての手配をし、でも自分は決して表に出ず、正妻をきちんと尊重したのだそうです。そんな人だったから、天下の二枚目と言われた川上音二郎、電力王・福沢桃介といった一流の男たちに愛されたのかも知れません。

 ちなみに、着物は何枚か所蔵されており、展示替えがあるそうです。また違う季節に行ってみるのもいいな。ここには載せていませんが、貞奴や桃介の当時の写真も展示されています。写真禁止の場所もないので、写真好きの人にもうれしい建物です。
  • URL:http://yaplog.jp/holybear/archive/1044
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管理人
mikaさん
こんばんは
貞奴、本当にドラマのような生涯を送っていますよね。
桃介との出会いが、野犬から救ってもらったというのも
なんかもう昔の少女漫画みたいでいい〜♪
愛人という立場ではあっても、仲睦まじく添い遂げたと
いうところにも憧れちゃいます。

ここは、ボランティアの人がけっこう話しかけてくれて
いろいろお話を聞けたのですが、貞奴はかっこいいです
ね! って意気投合したりして(笑)
なかなか名古屋へ行かれる機会はないと思いますが、も
しそんなことがありましたら、ぜひ訪ねてみて下さい
July 02 [Mon], 2007, 0:11
mika
川上貞奴が福沢桃介という人の愛人だったって初めて知りました。
wikiで見たらドラマのようなロマンティックな出会いなんですね。それからまた再会するっていうのもまさに運命ですね。
July 01 [Sun], 2007, 23:42
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