パンクラス@新宿FACE 

November 14 [Mon], 2011, 5:02
 久しぶりのブログ更新となりました ちょっと写真を用意する時間がないので、とりあえず文章だけ。

 12日のパンクラスは熱かった!
 FACEのは中堅どころの大会(メイン以外は)という感じですかね〜。前回は正直いってちょっと内容よくなかったけれど(WINDYさんはよかったけど)(&坂口道場のみなさんの会話が面白かったため何とか見られた)、今回はなかなか良かったです。

 まずは、総合デビュー戦の木村響子選手がすごかったね! 恥ずかしながら女子プロレスってほとんど知らなくて、さらにデスマッチとか蛍光灯とか怖いので見たことがなくて、木村選手のことを知りませんでした。
 何か今ひとつ掴めないかんじと、失礼ながらちょっとおばさまが入ってるかなぁなんて思ったんだけど、リングに立ったら全然イメージ違って、めっちゃキレイだった! 男子だと、リングで大きく見える人、女子ならリングでキレイな人って強いんだ。
 征夫さんに聞いた話からも期待はしていたけれど、想像&期待以上の素晴らしさでした。9月から始めてこれとは恐ろしい。だってバック取るのとか巧くてびっくりしたし、パワーも感じました。打撃とかもっと磨いたらすごいと思う。だって絶対痛そうだもん。パンチは誰のでも痛いに決まってるけど、「いかにも痛そう」なパンチってあるんですよね。
 そして、何より根性が素晴らしかったよ。「殺らなきゃ殺られる、と念仏みたいに言われてたから」って試合後に話してたけど、たぶん言われてなくても、そういうことが身体にしみ込んでる人なんじゃないかと思いました。木村選手自身の良さと、坂口道場の良さを感じる発言でしたね。まだまだ強くなると感じたし、これはまた次の試合が見たい! と思いました。
 あと、パンクラスが好きだったっていうところも嬉しい。昔、文体とかに見に行っていたそうです。もしかしたら、同じ会場にいたこともあるんだね〜 (^-^) そのころ誰が好きで、どんな試合に燃えてたか聞いてみたいなぁ。 とにかく期待大!! 次が待ち遠しいかんじです。


 あと、良かったな〜と思うのは藤井伸樹選手。大森で初めて見た時に「この人はいい!」と思ったんだけど、その後あれ? って感じの試合が続いてて。でも、この子は絶対「もっと出来る子」のはず! と思っていたのでした。
 この日は、とにかくパウンドがよかったね! 技術的にどうこうってことじゃなく「今日は絶対に勝つ!!」という気持ちが強く伝わってきたから。ちょっと可愛くておとなしそうな見た目とのギャップもよかった。踏みつけとかも躊躇ない感じでやってて、たくましくなった印象を受けました。
 どういう人なのか知らないし、何かがあったのか無かったのかも何も知らないけど、今回の試合が、この人の中で何か1つカラを破るようなものになったらいいなと思いました。

 島袋力選手はナイスガイでしたね〜。地味ながらジワジワと力をつけてきている感じでしょうか。判定負けドロー(※島袋選手、結果間違えてしまい、すみません!)ではあったけど、爽やかな態度で、応援したくなる感じでしたね。
 上嶋選手は…うーん、計量オーバーが残念。2kg以上オーバーって、この階級は無理なのか、調整大失敗なのか、どうなんだろう…。計量の時は、気の毒になってくるくらい落ち込んでる感じだったけど、今後どう立て直してくるのでしょうか。
 この人って、強さはあるのに何かが阻んでる感じ(何かはわからん)がするなぁ。もっと突き抜けられる人だと思うんだけどなぁ。見ている側は何もしてあげることは出来ないし、自分で突き抜けるしかないんだけど。頑張ってほしいです。

 それにしても、オーバーしたら無差別っていうのは…やっぱりちょっと違うかなぁって思う。だって無差別って言えばジョシュでしょ。これまで近藤さんや光留さんがやってきた試合を思い出すと、計量オーバーでの無差別って、そんなの本当の無差別じゃないって思う。パンクラスはもともと無差別しかなかったんだよ。だからみんな、それこそ死ぬ思いで闘ってきた。それを考えたら、オーバーしたから無差別って、そりゃ違うだろうと思う。まあ開催側としては、試合をなくさないための苦肉の策なんでしょうけど…。
 計量オーバーは、何らかの罰則を設けるべきなのかと。あっでも、昔一度あった気がする。オーバーした選手の出場停止(停止じゃなかったかも)的なことが。でも、それくらいしていいことだと思う。
 とりあえず当日計量はしなくなったけど、何か決めるとすれば来年からになるでしょう。対策が必要とは言っても、一番必要なのは選手の自覚なんですけど。ギャラの多寡は関係ない。たとえ1円でもお金をもらったらプロなんだから、罰則があろうが無かろうが、キッチリ落として来んかーい!!


 さて、セミはムラタクさんが負けちゃって残念でした。デモリッション時代から見てるから、やっぱり頑張れ〜って思ってるんだけど。今回は斉藤選手が要所、要所で上回ってた感じがしましたね。ムラタクさん、やりたいことを全然やらせてもらえなかったね。このところ不振だったから、盛り返してほしかったんだけど…。奮起を望みます。
 それにしても、斉藤選手はつぶらな瞳ですね〜。指が入っちゃった時は「えっ、あのキラキラ目 に指が!?」と思っちゃった。今回は成長を感じる試合でした。次も頑張れ!


 そしてメイン。赤井選手、このところ熱い試合をしてるから、今回もいい試合するだろうと思ってたんだけど。でも…
 …いや、もちろん悪い試合ではなかったんだけど。
 1Rはちょっと見過ぎだったのかな? 2Rでの渾身のチョークは素晴らしかったけど、あれで極まらないとは…。
 ディファとか後楽園とか大きい大会ではないけど、メイン。そしてランキング1位。だから、相手に対しては「初参戦でいきなりメインだぁ? パンクラスナメんな!」くらいの気持ちで闘って、叩き潰してほしかった(花レメ選手個人に対してどうこうってことではない)。それがランカー、ましてや1位の仕事ではないのか?
 試合後のコメントでは、再びベルトに挑戦したいと話していたけれど、この試合の後では言えないことなんじゃないのかな? また、パンクラスのベルトを巻きたいのであれば、よそから来た(まぁ赤井選手も所属ではないけど)選手に大きな顔させちゃあダメでしょう。パンクラスを守る、パンクラスの価値を高めるという気概のある人にしか、あのベルトは巻いてほしくないからね!
 単に闘ってる人ならあの試合でも別にいいけど、ベルトを巻きたいと言うならあれじゃあ許さん。次はキッチリ決めてね!


 というわけで、月末は大阪、昼夜興行じゃーい!

野毛山レッサーズ110519 

May 19 [Thu], 2011, 21:18
 このところ忙しくなってしまい、なかなか動物園に行けていませんが、今日は仕事で関内へ出かけたので、帰りにちょこっとだけ野毛山に寄ってきました。


毛づくろいを始めたキンタ嬢に、海くんも毛づくろい。

「うきゃっ」なキンタ嬢

とっても仲良しな2人でした〜。

 海くんは、やっぱり女心をわかるイイ男なのかも知れない。愛され過ぎてボロボロになっても(今の季節は換毛もあるけど)、毛づくろいをしてあげる。見てないようで、キンタ嬢の行動を見ている。きっと海くんは、たとえどんな下らない話を始めても、「うん、うん」と最後まで聞いてくれるんだろうな〜。

 さてさて、野毛山は60周年! 記念グッズも出てますよ〜。今日は着いたのが閉園30分前だったので、慌ただしくキンタ嬢&海くんだけに会って来ましたが、またゆっくり行きたいなぁ。「動物柄てぬぐい」も買いたいのだぁ!

被災地訪問*4 

April 15 [Fri], 2011, 0:35

初対面だけど、33時間、一緒に考え続けた仲間です

 こうして、被災地への旅は終わりました。誰からともなく「また行きたいね」という声が上がりました。うん、また行きたい。ホントにちょっとだけど、誰かを笑顔にできるのなら、何時間かかったって行きたいよ。

 私は貧乏ライターだけど、少しでも…と思い、買える範囲で使い捨てマスク、綿棒、爪切りを持って行きました。私のお小遣いじゃ数は知れてるけど…。これらは、非常時にまさか家から耳かきなんて持ち出す人いないよね、私なら絶対もう耳そうじがしたくてたまんない! と思って選びました。
 係の人に渡したら「あっ、綿棒ですね! あとマスクも!」と喜んでもらえてホッとしました。でも数が少ないのが申し訳ない…。
 2つの避難所を見ていた感触では、たぶんお水とか、ティッシュやトイレットペーパーなどの紙製品は足りている感じがしました。崎山小学校には、お菓子も箱でたくさん来ていました。全て調べたわけではないし、ほかの避難所ではまだまだ足りないのかも知れませんが…。

 でももし、これから何か送りたいと思っている人がいるなら、こまごました生活用品の方が喜ばれるかも知れません。一緒に行った人の中に、おすし屋さんがいらしたのですが、その人は前にやっていたお店のお皿を供出していました(お店すぐ潰れたから、あんまり使ってないんだって!)。思いつきもしなかったけど、お皿は大人気! あっという間になくなったよ。特に女性が「もう、全〜部流されちゃったから、お皿もないのよ。助かる!」と言っていました。 そうか、そうだよね…なんにも無いんだもんね…。生活に必要なのは食べ物だけじゃないよね。
 あと、これもおすし屋さん供出の紙袋(ブティックやってたけど、すぐに潰れちゃったんだって!)も大活躍でした。モノをもらっても、持って帰るのが大変なんだよね。だから、紙袋はみんな本当に助かったみたいです。
 それと、リップクリームとかハンドクリームとかもいいと思います。昼間はそうでもないけど、陽が落ちるとやっぱり寒いし、乾燥しているし、体育館の中もストーブはあるけど加湿器なんかがあるわけじゃないので…。のど飴とかうがい薬など、潤う系のものは喜んでもらえるんじゃないかなと思いました。

 あと、もし行く人がいるなら、どうか現地の人となるべくおしゃべりして下さい。普通の話や冗談でいいんだよ。避難所にいる人には、被災者同士だからこそ話せないこと、我慢していることもあると思います。そういう話を聞いたら「大変でしたね」といたわって差し上げて下さい。モノがなくても、きっとそれは被災者のみなさんの心の支えになるはずです。



 「助ける」とか不遜な気持ちで行ったつもりはないけど、あの圧倒的な光景、避難所で暮らす大勢の人たちを目の前にして、想像以上の無力感に襲われました。個人レベルでこの状態を動かすことは難しい。長期にわたって手弁当で作業に従事できるとか、巨額の寄付をできるとかでなければ…。子供たちへのおもちゃだって、炊き出しだって、全員に行き渡ったわけじゃない。どこかで寂しい思いをしてしまう人はきっといる…。
 でもやっぱり、何もしないより、した方がいい。1人では少ないなら、たくさんの人と協力して数を集めるのもいいし、技術がある人はそれを役立てることでもいい。行けない人は、被災地産のものを買うことでもいいと思います。被災地に行ってお土産なんて不謹慎かも知れないとは思ったけれど、私は買いました。だって地元のものを買うことも協力のひとつだと思うから。

 そして、今すぐじゃなくたって、出来ることがあります。それは、落ち着いたら被災地へ遊びに行くこと!
 1年たったら環境は改善されているだろうけど、でも、1年たっても、経済は元通りになってはいないでしょう。その時に、被災地産のものを買ったり、被災地へ遊びに行ったりすることって、きっとすごく大事だと思います。おいしかったり、楽しかったりすることが役に立つなら、こんないいことはないもん。
 忘れないこと。それも大切…というか、それが一番大切なことなのかも知れません。今、何もできないと焦っている人がもしいるなら、焦らないで下さい。今だけでなく、このことをずっと忘れず被災地に心を寄せること、それは立派な協力だし、地元の人が一番喜んでくれることだと思います。


 それにしても、宮古市の人たちは、みんないい人ばかりでした。なんでそんなに!? って思っちゃうくらい。元気を出してもらうために行ったのに、逆にこちらが励まされることばかり。もし東京でこういうことがあったら、私は宮古の人たちのように言えるだろうか。笑えるだろうか。それが出来る人間でありたいです。

 そんでもって、宮古また行きたーい!  魚市場のおじさんは「1年も経ちゃあ元に戻ってるから、また遊びに来てよ。今度は泳ぎに来な」って言ってたよっ。仕事いっぱいして経済を回そう。そしてお金ためよう。来年、宮古でいっぱいお金を遣えるようにねっ。頑張るぞ〜 (^0^)9

被災地訪問*3 

April 14 [Thu], 2011, 22:21
 グリーンピアでレスラーの皆さんがおもちゃを配っている間、私たちライターは別行動で市街地を取材しに行きました。陽が落ちると写真撮影が厳しくなるし、街の人にも話を聞きたかったからです。また、魚市場のおじさんに「ぜひ見てきてほしい。そして、このことをみんなに伝えてほしい」と言われたこと、また現地の青年会議所のかたにも「車の中からだけでなく、実際に現場を歩いてみて下さい」と言われたこともあり、被害に遭った町を自分の感覚で感じてみようと思ったのです。


 青年会議所のかたのご好意に甘え、車でまず向かったのは「女遊戸(おなっぺ)海岸」でした。




 今は穏やかな波の寄せるきれいな海…気持ちの良い風が吹き、ウグイスの声も聞こえてきます。夏は海水浴客でにぎわうというこの海。静かな波の音を聞いていると、ここからあんな津波が押し寄せたなんてとても想像できません。
 でもよく見ると、津波の痕ははっきりと残っていました。遠くに見える堤防が完全に壊れています。巨大なコンクリートの固まりが、もとあった場所から流され、あらぬ方向に転がされて…。近くを走る道路も寸断されたまま。



 すぐ近くの水産試験場はめちゃめちゃに破壊され、まるで廃墟のようになっていました。




 試験場から海へ伸びたパイプ(実験用の海水を汲むためのもの)もむき出しになっていました。太い木も根っこごと掘り返された格好。無惨に折れた木、残ってはいるけど海水で枯れた木、それに絡まった、本来ここには転がっているはずのないもの…津波の恐ろしさの一端がうかがえました。
  固まってしまった私たちに、青年会議所のかたは「いや〜、キレイになったなぁ! 前は道なんか瓦礫で埋まってたんですから。1ヶ月たって、車が走れるくらいキレイになりましたからね。日に日に片付いていく。それに、もうこれ以上ひどいことなんてないでしょう。だから、これから良くなっていくばかりですよ」って明るく笑って言いました。私たちが、あまりにショックを受けていたために言ってくれたのだと思います。どうして宮古の人たちはみんな、こんなに優しくて強いのでしょう…


 次に向かったのは、スーパー堤防が決壊した田老町です。
 もう、言葉がありません…。

 驚いたのは、同じ町でも全く何も壊れていないところもあることでした。津波が襲った部分は、文字通りなんにも無くなっています。でも波が来なかったところは、建物など何も壊れていません。同じ町とは思えないほど、大地震があったなんて思えないほど元のままなのです。わずか数メートルの違いで…。
 つまり今度の被害は地震の揺れではなく、津波だったということ。家は、海から流されてきた船などがぶつかって(波で揺れるから、何度もぶつかる)壊されたものがほとんどだそうなのです。 もちろん構造にもよると思いますが、鉄筋で船がぶつかってない建物は、わりとそのまま残っていました。とは言っても、室内はほとんど持っていかれてるし、再び使えるかは分からないのですが…。



 そのままのところと、破壊され尽くしたところ。あまりの落差。きっと、お家が無事だった人も素直に喜べないことでしょう。自然ってなんと残酷なのでしょうか…。


 次に向かったのは高浜という地区です。お家を片付けていたおばあさんにお話をうかがいました。


右に見える茶色のお家です

 ここは、地震で停電したあと、すぐに消防団が「避難してください!」とまわってきたそうです。たまたま3月3日に避難訓練をやったばかりだったことも幸いし、すぐに高台の避難所に逃げて助かりました。お隣の寝たきりのおじいさんも消防団がいち早く退避させ、この地区で亡くなった方はいないとのこと。よかったあぁ!
 それでも、2階建てのお家の1階部分は水に浸かって3日間も水が引かず、もう住めないそうです…。



壁に残る泥の跡。ここまで水が来ました


 お家には「撤去お願いします」の札がかかっていました。でも、それならどうしてお掃除を?「壊すんですけど、でも、出来るだけきれいに片付けておこうと思って…」というおばあさんの言葉に涙が出そうになりました。思い出のいっぱい詰まった大切なお家だもん、ゴミみたいに捨てることはできないよね。そして、こういう思いをしているのは自分だけじゃない。なんと美しい心なのか…。
 避難所からは海の様子がすっかり見え「大きな波が来て、車がおもちゃみたいにクルクル回るのや、家が波にのまれていくのも全部見えた」そうです。普通に話して下さいましたが、その心の深い傷はまだ塞がれていないのだと思うと、胸がギュッと痛くなりました。


お孫さんも息子さん夫婦もご無事でした。
クマちゃんが守ってくれたのかも知れないね

 お話を聞いて、片付けの様子を見て、とても「頑張って下さい」なんて言えませんでした。だから「どうぞお身体を大切になさって下さい」と言いました。おばあさんは「ありがとうございます。そう言ってもらえるのが一番うれしい」って言ってくれた…。また、涙が出そうになりました。


 そして、海岸に行きました。もう、ここは…もとは家並みだったとは想像できないほど破壊され尽くしていました。堤防の上に上がって見たけど、ところどころに残っている建物がなければ何が何だか分からないくらいです。ありえない場所で車はひしゃげ、船が建物に突き刺さって…まさに焼け野原のようになっていました。写真で見たことのある、空襲後や関東大震災のあとの東京、あれと同じだったよ…。


線路が…

堤防の上から見たところ

堤防にそっと置かれていました。持ち主のもとに戻るといいな…

車に乗っていた人は、大丈夫だったのでしょうか…

本当に、どうしたらいいのか分からない気持ちになります

懸命に作業をする自衛隊のかたたち。頭が下がります
 見たこともないような光景…いま目の前に積まれているこの瓦礫の下に、もしかしたらまだ誰かの遺体が見つけてくれるのを待っているかも知れないと思うと、胸が苦しくなりました。

 この場所には、あとで皆さんと合流してもう一度来ましたが、圧倒的な自然の恐ろしさを感じ、誰もが黙って見ているしかありませんでした。自分の小ささをいやというほど思い知らされ、無力感に襲われて…。「悔しいなあ…!」誰かが低くつぶやきました。

(続きます)

被災地訪問*2 

April 13 [Wed], 2011, 21:46
 次に訪問したのは、宮古市田老町の避難所となっている「グリーンピア三陸みやこ」です。約1000人が避難生活を送っていらっしゃいます。


広い体育館でした。辻ごとに番号を書いた旗が立ててあったよ

外には洗濯物が

もう新学期。一所懸命、勉強している子がいました。がんばって!!

 レスラーの皆さんは炊き出しのためにひと足早く向かったので、私たちが着いた時にはすでに炊き出しのテントにいました。



「あちらでは焼き肉も焼けてますよ、どうぞ〜」

 これは全てが新日本プロレスとしての炊き出しというわけではなく、岩手県食肉事業組合連合会とタッグを組んだもの。メニューはラーメンと焼き肉です。岩手産の牛肉!! ちょーおいしそうだった…でも、私たちが食べるわけにはいかないので、焼き肉の香りをかぎながら持参のアンパンを食べました(笑)
 テントの前には、ズラリと長い列ができていました。レスラーの皆さんは、並ぶ人たちに声をかけ、次々に温かいラーメンを渡していきます。ここでも中西さんはすごく気が利いて「箸が変に割れたら言ってくださいね。たくさんありますから」「よかったら、コショウかけて下さいね」などときめ細かい言葉かけで上手に誘導していました。優しい人だなぁと、見ていてホンワカしました。広夢くんのサポートっぷりも良かったよ。気が利く人だなと思いました。

 体育館内では、整体師チームがまたまた大活躍です。ここは人数が多いので、スピーカーで呼びかけ、予約をとって順番にマッサージしていきます。体育館の床にはマットとか敷いてあるけれど、やっぱり硬いし冷たい。疲れるよね…、次々と予約する人が来て、大忙しでした。

 駐車場では「ミヤマ仮面」親子もまたまた大活躍! クイズで盛り上がったあと、昆虫体操を教えました。カッキーの軽妙なトークに子供たちの笑顔がはじけます。


しっかしカッキー、身体めっちゃ鍛えてるなぁ〜。

 ここではなんと、子供たちだけでなく、炊き出し中の大人まで一緒になって体操を楽しんでいました。みんな、すっごく楽しそうだったよ!
 カッキーのブログは こちら♪
 カッキー親子は地元紙(朝日新聞)と外国メディア(どこかは不明)から取材を受けてたよ!

 食事が一段落したあと、支援物資の配布が行われました。いろいろなところから集まった、衣料などが中心です。新日本プロレスからの物資のブースも作られ、子供たちへプレゼントされました。プレゼントはおもちゃ、絵本、ぬいぐるみ、ゲーム、靴などさまざまです。レスラーたちは子供たちに「どれがいい? 言ってごらん。とってあげるよ」と声をかけ、おもちゃやぬいぐるみを手渡していきます。受け取ったとたん、ぱっと明るくなる子供の表情!


「どれがいい? とってあげるよ」

 初めは恥ずかしがって、なかなか言えなかった子たちも、大きくて頼もしいレスラーたちに優しく声をかけられ、心の壁はすぐなくなったようです。用意していたおもちゃはあっという間になくなりました。
 やっぱりレスラーってすごいなぁ。ここでの姿を見て、プロレスラーがますます好きになったよ

 支援物資をもらったけど袋がなくて困っていたおばあさんに、たまたま持っていたエコバッグを差し上げました。1回だけだけど使っちゃったから失礼かなぁと思ったけど、「あら! ありがとうございます。助かります」と喜んでもらえてよかった。
 このおばあさんは本当に明るい人で、初対面の私たちとたくさん話していかれました。ほとんど冗談とかだったけど、すごく楽しそうでした。毎日避難所にいると、よそから来た私たちが新鮮に見えるのかも知れないね。そしてやっぱり、話を聞いてくれる人が必要なんだろうね。一緒に避難している人たちは、みんなつらい思いをしてるんだもん、そんなに話せないよね…。
 「なんも無くなったけど、命が助かったからね。私は明るくしてるの。笑うようにしてるの」っていう言葉に、涙が出そうになりました。

(続きます)

被災地訪問*1 

April 13 [Wed], 2011, 21:03
 本当は4月3日のパンクラスのことを書かなくてはならないのですが、緊急ということで、こちらを先にアップしようと思います。

 4月10日、東日本大震災の被災地・岩手県宮古市を訪ねました。「じっとしてはいられない!」と新日本プロレス・三澤威トレーナーの呼びかけで、新日本プロレスを挙げてというものではなかったけれど、中西学選手、高橋広夢選手をはじめ、垣原賢人親子、謎のマスクマン、整体師、歯科医、歯科助手、はたまた飲食店経営者、ライターまで、呼びかけに賛同した18人が集まりました。
 私たちライターは、実は最初、福島県いわき市を取材しようと計画していたのですが、現地にいる知人と連絡がなかなか取れない(無事ではあるのですが)こと、ガソリン携行缶が入手できない(どこも売り切れで通販も入荷待ち)…。どうしようかと考えていたところへ、三澤氏から「一緒に行きませんか?」と連絡をもらい、お言葉に甘えることにしました。

 9日夜、横浜に集合。誰がくるかは分かりません。レスラーの人は知っているけど、あとは三澤氏関係の人ばかりです。集合場所に行ってみると、総勢18名が集まりました! 運転は「謎のマスクマン」(中の人が誰かは言っちゃダメなんだって…)と、このためにはるばる広島から駆けつけた(! しかも1人で運転して来た!)長距離トラックの運転手さんが担当してくれました。
 小型バスは支援物資や整体用の折りたたみベッドなどでいっぱい! すっごいギュウギュウでした。バスが揺れると網棚からモノが落ちてくるし(笑)でも、これが皆さんの役に立つんだと思うとうれしいね。

 約10時間の旅を経て、岩手県に到着! まず最初に魚市場を訪問しました。今回の旅でいろいろお世話してくださったかたにご挨拶。「よく来てくれたな! 腹が減っただろ。まずはソバでも食べな」って…。支援に来たはずなのに、逆にごちそうになっちゃった…すみません(涙)
 ここで、師匠に話しかけてきたおばあさんが(師匠はなぜか年配女性によく話しかけられるのだ)中西さんをさして「あの人、プロレスの人?」って聞きました。なんと、おばあさんはプロレスが大好きなんだって!「19の時に初めて見て、もうヤミツキ。東京や横浜へも見に行ったんだよ」って。すごい!
 中西さんに来てもらって、おばあさんとガッチリ握手! おばあさんは満面の笑顔で「いや〜、うれしい〜。夢がかなったぁ〜!」と大喜び! 見てるこっちがうれしくなる光景でした。やっぱりレスラーってすごいね。夢を与える仕事だね (^-^)

 おいしくおソバをいただいたあと (-人-)、まず宮古市立崎山小学校を訪問しました。ここには約50名ほどの避難者が生活してらっしゃいます。



 三澤トレーナー率いる整体師チームは素早くベッドを組み立て「マッサージのサービスです。よろしかったら、こちらへ」と声をかけます。みなさん最初は遠慮されていたようですが、次第に集まり始めました。中には杖をついたおじいさんや、腰の曲がったおばあさんも。整体師チームは「つらいところはないですか」と優しく話しかけながらマッサージしました。

 歯医者さんのケンコバ先生(ケンドーコバヤシさんに激似なのだ!)は、子供たちの歯の検診です。
「何年生?」「お〜、きれいな歯だねぇ」と気さくに話しかけながら次々に子供たちの歯をみていきます。終わった子には「何色が好き?」と歯ブラシのプレゼント。みんな嬉しそうだった! 先生やお母さんたちの歯もみると「あっ、これすごい高い歯ブラシじゃないですか! こんないいの、いただいていいんですか? うれしい〜」と大喜びでした。

 その間にレスラーの皆さんは、持参したおもちゃをプレゼント、子供たちと一緒になって遊びます。


どれがいいかな?

撃たれちゃった中西選手 (^-^)

 また、垣原親子が「ミヤマ仮面」と「ちびミヤマ仮面」に変身、クイズやオリジナルの昆虫体操で楽しく遊びました。子供たち、はじめは恥ずかしがっていたけれど、自分たちと同じ年頃の「ちびミヤマ仮面」がいることもあってかすぐに打ち解け、楽しく一緒に体操をしていました。帰る頃には、垣原さんの腕にぶら下がって遊ぶほど仲良くなったよ (^-^)


「昆虫体操」これはバッタの運動!

すぐに仲良くなったよ!
大きいレスラーたちは、きっと安心感があったんだろうなと思います


みんなで記念撮影。撮ってるお母さんたちもニコニコ顔でした (^0^)

 帰る時には、子供たちがみんな出てきて「バイバーイ」って手を振り見送ってくれました。ありがとう!

(続きます)

ひぐマンガ 

April 02 [Sat], 2011, 14:18
 東山動物園のエゾヒグマさん。


「やれやれ、よっこらしょ」

「カジカジ。カジカジ」

「うひゃひゃ、我ながらくっさ〜!」

「でも、この匂い好きぃ〜♪」

 大きくて怖そうなエゾヒグマさんですが、こんなことを…(笑)足をカジカジするために、壁にもたれたんだよねぇ。あったまいい! (^0^)

東山のプレーリー舎 

March 30 [Wed], 2011, 3:41
 も〜のすごく久しぶりに東山動物園に行ったら、オグロプレーリードッグ舎が出来ていました!


 なかなか良い感じ。お隣はアメリカバイソンさんたちが放牧(って感じなの)され、のんびりと草を食べていました。ぐるっと回って、バイソンさんたちも見られるつくり。明るいし、歩きながら見て行ける雰囲気が楽しいです。
 また、下の方には窓が造ってあり、プレーリーたちが穴にもぐっている様子も観察できるようになっています。


 こんなに近くで見られるよ! みんなの真ん前まで来てくれて、なかなかサービスの良いコたちでした


まんまるなのだ〜

 建物はけっこう広いんだけど、この日は2匹しか出てきませんでした。本当はもっといっぱいいるのかな? お向かいには誰もいなかったけど、これから新しい群れを入れるのでしょうか。


 いつ見ても、プレーリーがえさを食べる仕草ってカワイイ〜♪ フサフサさん(勝手に名付けた)は白菜が好きなのかなぁ? ニンジンとかに見向きもせず、白菜ばっかり食べてました。


まるまるさん(勝手に名付けた)は、なぜかカメラ目線…(笑)

「フフフフフ…」
 なぜかず〜っと、こちらを見ながら食べていました。私、横取りしそうな顔して見てたのかなぁ!? 確かにこの時、お腹がすいていたような気がする…(笑)
 東山は古い動物園だから、古くさい展示室も多いけど、少しずつ新しくなっていっているようです。このプレーリー舎が出来た北園は、どちらかというとちょっと暗くて寒い感じだったんですよね〜。カバやゾウさんのところはそうでもないけど、トナカイやカピバラがいる裏側の方は、ちょっと暗くて寒い雰囲気だったのです。でも、このプレーリー舎が出来て、かなり明るい感じになったと思いました。シンリンオオカミの展示も前よりもっと見やすい感じに造っているみたいだったし、今後がますます楽しみです
 この次は、プレーリーたちがもっと増えてるといいな♪

パンクラス アゼリア大正大会*3 

March 17 [Thu], 2011, 16:54
■第7試合 メインイベント バンタム級 5分2R
○手塚基伸(総合格闘技道場コブラ会)
判定3−0 ※20−18、20−19、20−19
●富田浩司(パンクラス稲垣組)


 闘志満々、バチバチと火花の散る音が聞こえそうだったよ!


 手塚選手は、富田選手に組み付いて離しません。





 富田選手は、こを脱出しようとするだけで、かなりスタミナを消費したと思います。立っても寝ても絡み付くような手塚選手。何もできない焦りが伝わってきます。


 最後に返し、攻撃に転じましたが、時すでに遅し…。手塚選手の判定勝ちとなりました。
 富田選手が決してだめな選手とは思わないけど、手塚選手の作戦にハマッてしまったという感じ…。やりたいこともあったと思うけど、そこまでに至らなかった…。悔しかったと思います。


「今日の内容は、プロとしてどうかとは思う。でも、俺らは絶対に負けられない。だから“勝つ”試合をします!」と語る手塚選手。でも「面白くない判定試合」ではなかったよ。とにかく固めて守り切るという意志を強烈に感じたし、決して単なる塩試合ではなかったと思います。それはきっと、手塚選手が決して「判定でいいや」って思ってるわけではないからじゃないかな。勝つために選んだ作戦が、これだったということでしょう。
 それでも強さは感じたし、別の相手だったらどういう試合を見せてくれるのか、楽しみになりますね。戦績を見ると判定が多いけど、1本勝ちもあるし、たとえ判定であっても「勝ちに行く姿勢」を見せられる選手なんじゃないかな。


 なんとプロレスファンということで、いつもマスクでの登場なんだそうです。いいね (^-^)
 パンクラスのベルトが巻きたいのは「だって、あのベルト、かっこいいですよね!」って、シンプルなのもいい。次も楽しみです!
 富田選手、今回は残念でしたが、やっぱり稲垣組には大阪を支えてほしいから、この悔しさをバネに、ひとつステップアップしてほしいです。「稲垣組 第二世代」の1人として、頑張って!!! 応援してるよ!!

 全部の試合に触れることはできませんが、7試合中5試合が1本、KO。判定だった試合も盛り上がって、いつにも増して熱気がすごかった! もう暑くって、写真撮りながら大汗かいちゃったもん。大阪に来るといつも思うことだけど、小さい会場なのがもったいないくらいの盛り上がりでした。大阪、ホントに熱いよ !! もっと沢山の人に見てほしい。
 まして今回は、被災地の人々へ願いをこめて開催された大会。選手も、スタッフさんも、観客も、みんなが一体になって生み出したエネルギーは、元気玉みたいに、きっと被災地に届いているよね!
 被災地のみなさん、みんながこうして、自分たちにできることを頑張ってやっています。どうか希望を失わず、頑張って下さい。日本のみんながついています!

パンクラス アゼリア大正大会*2 

March 17 [Thu], 2011, 3:12
■第4試合 第17回ネオブラッドトーナメント1回戦 フライ級 5分2R
北方大地(パンクラス稲垣組)    
2R 3:16 裁定保留
上嶋佑紀(BRAVE)
 私の中では思いっきり青田買いしている北方くん! 去年のネオブラは残念だったけど、今年はいってほしいっ。すごく面白いパンクラス・フライ級、いい選手は揃っているけど、大体ひと回り当たってしまった感があるので、今年は北方くんに暴れてもらって、ますます面白くしてほしいと期待しているのです。


 なんか、見るたびに大人っぽくなるねえ。だんだん身体もしっかりして来てる感じだし。


 スタンドでもグラウンドでも北方くんが圧倒。これは残念ながら極まりませんでしたが、全体を通して良かったなぁ。試合運びも、稲垣さんにただ従ってるだけじゃなくて、「こうしたい」というのがハッキリあるように見えました。それに、勢いがある!「イキがいい」って感じ


 主導権を譲らず、途中で上嶋選手にドクターチェックを受けさせる激しい攻撃。最後は猪木アリ状態から激しい蹴り、レフェリーが止めると同時にタオルが投入されました。



 ところが、上嶋選手側からローブローがあったとのアピールが。そこで審判団の協議が行われました。


 コーナーに登り、静かに待つ北方くん。闘っている間にも勝利を確信していただろうに…。
 協議の結果、梅木さんから「審判団で改めて映像を見て検討し、後日、裁定を下す」と発表されました。う〜ん…そうか…。


 いったん勝ち名乗りを受けたのに、北方くんは不平を一切口にせず、不満な顔も見せず、さっと上嶋選手に駆け寄り、静かに抱き寄せ握手をしました。総合の選手にとって、1つ負けるというのはものすごく大きいこと。増してやこの試合はネオブラッド1回戦で、負けたら今年が終わってしまうのに…。
 北方くんの爽やかな態度に、感動しちゃったよ! たとえリングで悔しがったとしても、仕方ないと誰もが思う場面で、こんな男らしいところを見せてくれるなんて。いいねえ! 上嶋選手だって複雑な思いだったと思うけど、これで救われたんじゃないかと思います。
 裁定がどうなるか気になるところですが、そのことを忘れて、北方くんに大きな拍手を送ったのでした


■第6試合 セミファイナル アテナルール 女子バンタム級 5分2R
○赤野仁美(AACC)
一本 1R 0:40 腕ひしぎ十字固め
●米沢知佐(総合格闘技道場コブラ会)


 赤野さんのセコンドは、いつものようにフジメグさん。


 なんと、秒殺! 電光石火すぎて試合経過が書けない(笑)ホンットにあっという間でした。


 赤野さん「日本が大変な時に開催してくれてありがとうという気持ちです。私たちが一生懸命闘うことで、被災者の皆さんを元気づけられたらと願って闘いました」。大阪出身なので、地元でご家族やお友達の前で試合し、勝てたことがうれしかったようです。良かったね おめでとうございます!
2011年11月
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