北海道外で知っている人は少ないかもしれません。
江差町に本社のある、五勝手屋本舗さんが製造している羊羹です。
円筒形になってして、筒の下を押し上げて、上からでてきた羊羹を、糸で切って食べます。
自分の好きな量で口に運べます。
ちょっと、赤みがかっているのが特徴です。
子供のころから食べていたので、円筒形の羊羹が実は珍しいということを知りませんでした。
五勝手屋って、不思議な名前ですが、慶長(1596〜1615年)のころ、アスナロ檜を目指し、青森・南部地方から当地に渡ってきた杣人(そまびと)を、五花手組(ごかってくみ)と呼んでいました。
アイヌ語でホカイテ(波の打ち寄せる浜の意)というのが語源だそうです。
この五花手組が小豆を植えてみたところ蝦夷地では珍しくよく実り、お菓子を作って松前藩主に献上したら褒美を賜ったと伝えられています。そこで、当初の屋号は五花手屋と称した。
その後、この杣人たちが住み着いた村を、五勝手村と呼ぶようになり、やがて屋号も五勝手屋と変わったそうです。