保育所保育指針 

January 24 [Wed], 2007, 0:08
保育所保育指針

保育所保育指針について

                  平成一一年一〇月二九日 児発第七九九号
各都道府県知事・各指定都市市長・各中核市市長あて
                          厚生省児童家庭局長通知

 保育所における保育内容については、その指導について従来から種々御配慮いただいているところであるが、この度、中央児童福祉審議会の意見具申(平成一一年一〇月二七日「保育所保育指針について」)を受け、保育所保育指針(平成二年三月二七日児発第二一七号本職通知「保育所保育指針について」)を別添のとおり改訂し、改訂後の保育所保育指針を平成一二年四月一日より施行することとしたので、通知する。貴職におかれては、この保育所保育指針に沿って、保育所における保育内容が一層充実されるよう貴管下の地方公共団体及び保育所を指導されたくお願いする。また、乳児院、児童養護施設、母子生活支援施設、認可を受けていない保育施設等においても、各々の施設の状況に応じつつこの保育所保育指針を参考として児童の処遇が行われるよう、関係者に周知されたく併せてお願いする。

保育所保育指針
目次
第一章 総則
 1 保育の原理
  (1) 保育の目標 (2) 保育の方法 (3) 保育の環境
 2 保育の内容構成の基本方針
  (1) ねらい及び内容 (2) 保育の計画
第二章 子どもの発達
 1 子どもと大人との関係  2 子ども自身の発達 3 子どもの生活と発達の援助
第三章 六か月未満児の保育の内容
 1 発達の主な特徴 2 保育士の姿勢と関わりの視点 3 ねらい 4 内容 5 配慮事項
第四章 六か月から一歳三か月未満児の保育の内容
 1 発達の主な特徴 2 保育士の姿勢と関わりの視点 3 ねらい 4 内容 5 配慮事項
第五章 一歳三か月から二歳未満児の保育の内容
 1 発達の主な特徴 2 保育士の姿勢と関わりの視点 3 ねらい 4 内容 5 配慮事項
第六章 二歳児の保育の内容
 1 発達の主な特徴 2 保育士の姿勢と関わりの視点 3 ねらい 4 内容 5 配慮事項
第七章 三歳児の保育の内容
 1 発達の主な特徴 2 保育士の姿勢と関わりの視点 3 ねらい 4 内容 5 配慮事項
第八章 四歳児の保育の内容
 1 発達の主な特徴 2 保育士の姿勢と関わりの視点 3 ねらい 4 内容 5 配慮事項
第九章 五歳児の保育の内容
 1 発達の主な特徴 2 保育士の姿勢と関わりの視点 3 ねらい 4 内容 5 配慮事項
第一〇章 六歳児の保育の内容
 1 発達の主な特徴 2 保育士の姿勢と関わりの視点 3 ねらい 4 内容 5 配慮事項
第一一章 保育の計画作成上の留意事項
 1 保育計画と指導計画 2 長期的指導計画と短期的指導計画の作成 3 三歳未満児の指導計画 4 三歳以上児の指導計画
 5 異年齢の編成による保育 6 職員の協力体制 7 家庭や地域社会との連携 8 小学校との関係 9障害のある子どもの保育
 10 長時間にわたる保育 11 地域活動など特別事業 12 指導計画の評価・改善
第一二章 健康・安全に関する留意事項
 1 日常の保育における保健活動 2 健康診断 3 予防接種 4 疾病異常等に関する対応 5 保育の環境保健
 6 事故防止・安全指導 7 虐待などへの対応 8 乳児保育についての配慮 9 家庭、地域との連携
第一三章 保育所における子育て支援及び職員の研修など
 1 入所児童の多様な保育ニーズへの対応 2 地域における子育て支援 3 職員の研修等

 第一章 総則
 保育所は、児童福祉法に基づき保育に欠ける乳幼児を保育することを目的とする児童福祉施設である。
 したがって、保育所における保育は、ここに入所する乳幼児の最善の利益を考慮し、その福祉を積極的に増進することに最もふさわしいものでなければならない。保育所は、乳幼児が、生涯にわたる人間形成の基礎を培う極めて重要な時期に、その生活時間の大半を過ごすところである。保育所における保育の基本は、家庭や地域社会と連携を図り、保護者の協力の下に家庭養育の補完を行い、子どもが健康、安全で情緒の安定した生活ができる環境を用意し、自己を十分に発揮しながら活動できるようにすることにより、健全な心身の発達を図るところにある。そのために、養護と教育が一体となって、豊かな人間性を持った子どもを育成するところに保育所における保育の特性がある。
 また、子どもを取り巻く環境の変化に対応して、保育所には地域における子育て支援のために、乳幼児などの保育に関する相談に応じ、助言するなどの社会的役割も必要となってきている。このような理念や状況に基づき、保育を展開するに当たって必要な基本的事項をあげれば次のとおりである。

1 保育の原理
 (1) 保育の目標
 子どもは豊かに伸びていく可能性をそのうちに秘めている。その子どもが、現在を最もよく生き、望ましい未来をつくり出す力の基礎を培うことが保育の目標である。このため、保育は次の諸事項を目指して行う。
  ア 十分に養護の行き届いた環境の下に、くつろいだ雰囲気の中で子どもの様々な欲求を適切に満たし、生命の保持及び情緒の安定を    
図ること。
  イ 健康、安全など生活に必要な基本的な習慣や態度を養い、心身の健康の基礎を培うこと。
  ウ 人との関わりの中で、人に対する愛情と信頼感、そして人権を大切にする心を育てるとともに、自主、協調の態度を養い、道徳性
の芽生えを培うこと。
  エ 自然や社会の事象についての興味や関心を育て、それらに対する豊かな心情や思考力の基礎を培うこと。
  オ 生活の中で、言葉への興味や関心を育て、喜んで話したり、聞いたりする態度や豊かな言葉を養うこと。
  カ 様々な体験を通して、豊かな感性を育て、創造性の芽生えを培うこと。

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