序章 幕開け 

2006年08月27日(日) 14時27分
神は創造した 世界を ヒトを
そして、ひとつの「律」を作った
世界を安定させるための 守るための 縛るための 「律」を
神は見守った 世界を 律を 自ら作り出したモノを
時は流れた 何千年…幾世紀…


ある日 律が崩れ落ちた
音もなく 誰に気付かれることも無く
静かに 水面下に落ちて沈む
世界はただ崩壊に向かう
神は怒り狂った 激怒した 悲しんだ


一つの律は7つに別れ 神と共に静かな眠りへとついた
長く 暗く 儚い眠り
誰も知らない場所で 永遠に待ち続ける

新たなる律者を―…

ああ なんて綺麗でしょう 壊れ散り逝く この世界 

2006年08月27日(日) 14時17分
――壊れるって、何にも変えられない美しさじゃなくって?

彼女はそう言った
そう言った彼女は とても嬉しそうだった
まるで おもしろいモノを見るような眼
彼女の眼に映っているのは 壮大に崩れ逝く世界
人々が死に イキモノが死に 全てバラバラになってゆく
彼女の眼に映っていたのは 世界そのモノ
目の前の小さなことになど 興味も関心もない


彼女は嬉しそうだった
壊れて逝く様を見るのが


そんな彼女を見て そんな彼女を幸福だと思う私は
何なのだろうね――?

*狂人の傲慢



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