重婚の禁止について

February 08 [Fri], 2013, 13:46
重婚の禁止

配偶者のある者は、重ねて婚姻をすることができない(732条)。
一夫一婦制をとり多婚制を否認する趣旨である。
本条は実質上の一夫一婦制をも志向するものではあるが、
732条の「配偶者」は法律上の配偶者を意味し内縁など事実上の婚姻を含まない。

重婚が生じる場合としては、
(1)誤って二重に届出が受理された場合、
(2)後婚の成立後に前婚の離婚が無効あるいは取り消された場合、
(3)失踪宣告を受けた者の配偶者が再婚した後に失踪宣告が取り消された場合、
(4)認定死亡あるいは戦死公報による婚姻解消ののち残存配偶者が再婚した後に前の配偶者が生還した場合、
(5)失踪宣告を受けた者が実は生存していて他所で婚姻した後に失踪宣告が取り消された場合、
(6)内地と外地とでそれぞれ婚姻した場合があるとされる。

失踪宣告の取消しなどにおける善意再婚者(重婚の事実を知らなかった者)の
保護については問題となる(失踪宣告の取消しの場合について多数説は民法32条1項準用により
後婚の当事者が善意であれば前婚は復活せず重婚は生じないとする。


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