☆十二神所物語F☆

April 08 [Sat], 2017, 6:27
かき氷、水風船、金魚すくいと楽しい時間はあっという間に過ぎて、一通り遊んだ二人は、堤防まで戻って来ていました。
『俺もう腹いっぱいだ。』
そう言ってお腹を擦ってる樹は、たこ焼、フランクフルト、焼きそばとひたすら食べていたのです。
『アハハ。樹ったら食べ過ぎなんだよ。』
口元を押さえながら葱は笑いました。
『はい?』
分かってて、小首を傾げながら樹は葱を見上げる。
『樹はずっとそのままでいてね。』
まだ笑いながら土手に横になってる樹の頭を撫でる。
『そのままって?ガキのままいろって事か?』
『ううん。…ってか私達まだ子供だし。』
『…もうガキぢゃねぇよ』
急に真面目な顔で呟くので、思わずドキッとさせられてしまいました。
『葱。こっち見ろよ。』
そう言いながら樹は葱の手を握りました。
『樹…手…離して…』

恥ずかしさから目線を下げたまま手を軽く引くが、以外にもビクともしない。
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