思い出す風景

May 07 [Sun], 2017, 15:38
音楽だったり、においだったり、空気だったり、
突然、懐かしい風景を感じ、思い出すことがあるけど、
先日通勤時に、新緑の並木の下を自転車で走っていると、
今から23年前に留学先のオーストラリアのWaggaaWaggaという
田舎町で過ごしていた頃の空気や色を感じ思い出したり、
また、一人暮らしの頃にトマト缶とオレガノを使った料理をした後の
部屋のにおいが、NZで暮らした家で料理をしていた時のにおいと
同じにおいがして、とても懐かしい気持ちになったことがあった。

そしてある曲を聴くと、結婚前に思い切ってNZへ行き
滞在していた頃の、ある風景を思い出した。

元夫の友人がレストランを開いていたタウランガという町へ
初めてドライブした時の帰りの夜の風景。
5月初冬の夜、雨に濡れた小さな町のピンクやグリーンの
ネオンを後にオークランドへ戻る帰り道。
車の中では、トレイシー・チャップマンの「fast car」がかかっていた。





中学生の頃だったか、夜中に観た当時のグラミー賞で、
たくさんの賞を受賞していたトレイシー・チャップマン。
当時は彼女が女なのか男なのかよくわからなかったし、
曲の良さが全くわからなかったというのに、この時の車中で聴いた
この曲を、その時何度も何度も繰り返し聴きたいくらい
素晴らしい曲だと感じた。
元夫がNZに来る前にイスタンブールでケバブショップを
経営していた時に、この曲の入ったアルバムをお店で良くかけていたと
この曲を聴きながら車の中で話していた。
私はその時、お互いにこの曲を聴いていた頃は、
全く別々の国で、全く違った生活を送っていたのだなと、
考えていたことを憶えている。

その道中、私たちの車の前に、家を運んでいる車を見た。
NZでは時々こういう家ごと引越す引越しがあると、
元夫が教えてくれたが、いつだったかテレビか何かで
見て知っていた。






当時、セントヘリアスという地域のローズという女性の家の
一室を借りて住んでいた頃だったが、夜遅く到着後
この家まで送ってもらった時の、いかにも空気が澄んでいるような
においと、静かな夜のひんやりとした空気を今でも憶えている。
ローズは美容師さんだったようだが、毎朝私が部屋から出る頃には
出勤していたので、あまり顔を合すことはなかったが、
まだ自分がどうするのかとか全く方向が見えないまま無謀にも
思い切って元夫に頼りきりでNZへ来たので、
出勤していく人たちを見ているととても気持ちが焦って、
この国での自分の無力さを感じ、とても不安になっていた。
くっきりとした空気を感じる青い空の美しい朝の風景も、
単なる旅行の時に感じるような気持ちで受け入れることが出来ず
朝から複雑な気持ちだった。
それは結局、離婚して日本に帰るまで変わらなかった。


静かな朝のキッチンからの眺め

         
          ローズの飼っていた猫。時々部屋に入ってきた。


元夫やNZへの未練はないけど、ふとしたものから思い出す
何年経っても忘れていない風景を、もっと楽しめばよかったという
後悔がある。
もっと楽しんでも、きっと切なさみたいなものは変わらないのかも
しれないけど。
でも、当時の写真を眺めて、それでは今もその場所で生活を続けて
いたとしたらと想像すると、その風景をこんな風に美化することも
ないのだろうと思う。


未だに現実離れした憧れの気持ちがあるせいか、
海外生活への思いが強く残っているとは思うけど、
ここで落ち着けたことが正解だったと確信を持って言える。
それは大切な両親から離れた時の後悔の気持ちを感じる必要が
ないことや、子供の頃からのここでの生活の思い出は
永遠だと思えるから。
もし、あのまま今もNZで暮らしていたら、
きっと、それらは思い出したら切ないだけでは済まない。
大した仕事をしているわけでもないし、未だに先の見えない
不安はあるけど、NZに居た頃のような、自分がどうするべきかも
わからないという不安はなく、どうすべきかが明確で、
地味ながらも地に足をつけてその努力が出来るのは
ここに居るからなんだと思っている。

ただ、NZ生活でのいろいろな場面を思い出すことは
これからも変わりないだろうなと思うし、NZ生活だけに限らす、
それぞれの時代のいろいろな思い出の風景は、
空気やにおいや音楽などで突然記憶が蘇り、
切ない気分にさせられることもあり、誰とも共有できないそれらを
抱えて生きていくことは辛くも感じたりするけど、
そんなふうに思える数々の思い出(経験)が出来たことは
良かったとも思う。


当時は見飽きたとも思っていた風景だけど・・・また行くことはあるのかな

夏支度など

May 06 [Sat], 2017, 16:19
連休も明日の日曜日で終わり。
連休初日から今日までかかって、布団や衣類の入れ替えなどの
夏支度を終わらせた。
やっている途中に嫌になってきた。でも残りの一日は
のんびりと過ごせる。
毎年夏と冬の衣替えシーズン前は憂鬱になるので、
なるべく負担がかからないようにどんどんモノを減らしたいのと、
定年後は四季のない、常夏の国で生活出来るといいなと思っている。

でも、夏支度を済ませた自室は新鮮で良い。
クッションカバーをさわやかな色や生地のものに交換しただけでも、
気分転換になる。
窓を開けて過ごせる季節は良い。

連休中に計画していたことはこの夏支度と、あと残りは
古本・DVD・CDの処分。買取業者に依頼するだけなのに
その申込みが面倒に思う。今日中に済ませれば、全部終了。
あとは、今日の夜と明日の一日、のんび〜りと過ごそう。

見ていないDVDは今手持ちにないけど、コーヒーを淹れて、
お菓子を食べながら、自室でその時の気分に合った
何度も観たお気に入りのDVDでも観よう。

実家に戻り、来月で1年経つけど、一人暮らしの部屋で使っていた
いくつかのインテリアのおかげで、その時の空間と重なり、
自室で過ごす時間はその頃の気分に戻れる。

昔から時々日記を書いていたけど、こうして画面上に書くのも
良いなと思う。
誰も見ていないのは、アクセス数でわかるし、
誰かに見てほしいという目的もないけど、
何となく、自分自身がどこか知らない場所にいる誰かになった
みたいで少しスリルがある。
あと、以前NZで結婚生活を送っていた時のものを読み返したら
とても懐かしく思ったし、自分の記憶のために残っていて
良かったなと思った。

家事ばかりの連休、疲れたけど充実だった。
憂鬱なことを済ませた、残り1日の休みがよい気分で過ごせそう。

今日から連休

May 03 [Wed], 2017, 17:03
今日から5連休。
離婚後に仕事復帰してからは、今回が初めての5連休。
当時は平日休みの極端に休みの少ない会社だったので、
現在のように毎週土日の連休も当時を思うと嬉しいことだけど、
すぐ楽なものに馴染んで、それが当然な感覚になってしまっている。

今の仕事は月曜日から全く憂鬱さを感じないし、金曜日の終業後の
疲れもないけど、やはり休みは嬉しい。
なにも予定がないのが嬉しい。

今日は朝から冬物のセーターやストールなどを一気に洗濯して、
毛布を洗濯したり、冬の布団を干して片付けたり、シーツの付け替えをしたり、
あと、自転車の掃除をしたり・・・
もうそろそろ自転車を買い替えようかと考えていたけど、
先週100円ショップで買った機械油をチェーンにさしたら、
軽くてスムースな走りが復活したので、まだまだ乗ろうと思い、
少しきれいにしてみようと思った。

明日は今日洗濯した冬物を片付けて衣替えと、シーツを洗って、
あとは要らない本やCD、DVDを宅配買取に出して
すっきりさせようと思っている。
買取価格は期待していないけど、とにかく物を減らしたいなと思う。
家にモノがなく片付いていると、すごく快適。
実家暮らしだとなかなか思ったようには片付かないんだけど、
こういう連休にすこしずつすっきりさせられるといいなと思う。

若いころからそれほど出掛けることが好きだったわけではないけど、
休みには出掛けなければいけないような気がして、友達と会ってどこかへ
出掛けたり、都会に行ったりしたけど、
やはり私はそのころから感じていたように、それほど出掛けることが
好きではなかったという感覚は変わらず、
今はへんな焦燥感にかわれて無理することがなくなり、
気持ちに正直に、家ですきなように過ごせるようになったことは、
歳取ってよかったと思えることのひとつに思う。
最近の名古屋の都会化を見ていると、ますます出掛けたくなくなるので
買い物も全部ネットショッピングで済ませている。
名古屋初上陸!なんて、全く魅力を感じないし、新しいビルばかり
増えて、学生の頃や社会人なりたての頃などに楽しんでいた
思い出の場所が全部なくなってしまう。耐震問題もあるのだろうけど、
懐かしい風景を上手く残しながら発展させられないものなのかと思う。
海外の都市なんかは、中身は変わっても建物自体は同じだったりするので
魅力があるのだと思う。
名古屋は都会への憧れが強すぎて無理しているみたいに見えて魅力ない。
このゴールデンウイークもきっと駅には人がいっぱいなんだろうけど、
行く用事がないからいいんだけど、ますます行きたくなくなるなぁ。
たくさんあった古い映画館が今でも残っていたら、映画でも
観に行きたいという気持ちにもなるんだけど。
老後までこのまま発展が続いたら、例え以前のように日本を離れることが
あっても、全く未練なく離れることが出来そう。
老後の海外移住を夢みて、なるべく貯金したり、本を買ったりもしている
(読んではいないけど)。
実現するかは別として、そういう本が手元にあると夢があっていいなと思う。

まだ4日間も休みがあって嬉しい。なにをして過ごそうかな。
それに、一番幸せを感じるのが、連休明けでも仕事に行くのが嫌ではないこと。

      

7年ぶりに

April 30 [Sun], 2017, 23:15
今日、なぜか以前に書いていたブログを思い出した。
こういうものは、自分が忘れていても削除しない限りは永遠に
掲載されたままになるのか、もしかしたらなくなっているのか
気になってログインしてみたらまだ残っていた。
最後に更新してから7年位経っている。
書いた記事は読み返していないけど、投稿した画像を見ると懐かしい。
7年も経つなんて信じられない。
でも、その7年間を振り返るといろいろな出来事があったので、
それもそうかと納得できるけど・・・。

今は平穏に暮らしている。

離婚後すぐにお世話になった職場を1年半程前に退職し、
今は、世の中にはこんな仕事もあるものなんだと思えるほど、
楽でストレスのない仕事をしている。

昨年、母親が2度も大きな病気をして、大きな手術や入院をした
理由もあり、4年間ひとりぐらししたお気に入りだったアパートから
実家に戻って、もうすぐ1年が経つ。
今は母親もそんな大病を経験したとは思えないくらいに元気に回復して、
両親と3人暮らし。




     住んでみたかったロフトのある部屋


寝室のロフト

     
     引越す時は、もう二度とここに入ることはないんだと淋しくなった

ほしいと思うものもあまりなくなった。
もともと高価なものや新しいものには興味がわかず疎いし、
ものだけでもなく、恋愛、結婚、友情の人間関係を求めることも
なくなった。

数年前まではまだ再婚したかったので、紹介を受けたりもしたし、
好意を持ってくれた人とも会ってみた。
大昔出会った恋愛感情を抱きあった人と、また別に大昔付き合った元彼と
再会する機会があり、どちらも妻子持ちだったが、
前者とはよくない関係になり、後者とはなにもなかったが
今の妻とは離婚して1年後に迎えに来ると言われ(3年経つ)、
彼らを本気で信じてとても嫌な思いをした。


有名なシェフになったという元彼がアパートで作ってくれた、美味しかった料理

離婚直後に働いていた職場でお客様として出会った
父親ほど歳の離れたおじいさんに、高価なお菓子やコーヒー、
紅茶葉などを毎日差し入れされていたが、その数か月後に転職のため
退職すると伝えると、花束とお菓子とバカラの置時計をプレゼントされ、
少し時間はかかるが一生困らないようにしてあげると
一方的に約束され(下心無しで)、そんな得体の知れない
おじいさんのことを知る当時の職場の先輩達も私も本気で信じていたが、
そんな約束からもうすぐ2年経つ今も携帯メールで同じことを
未だに言っているだけで一向にその約束は果たされる気配なく、
当時話した友達には嫉妬され嫌味を言われ、
ある友達とは音信不通になったものの1年後に会いたいと熱心に
連絡が来て会ったが、未だにその約束は果たされていないと知ると、
よくある話に騙されたんだと馬鹿にされ、それっきり。
きっと結果を知りたかっただけだろう。
もともと友達は少ないけど、永く深くの付き合いを信じていたが、
相手の幸運は受け入れられないものなのだと気付かされた。


ひとりぐらし始めた当初は、友達を呼んでおもてなし料理をよく作った

                                   


 クレープ


ドライフルーツのシナモンロールスコーン

          
      これは、胡散臭いおじいさんからの差し入れのクマのケーキ


元夫とは、一昨年の年末頃まで電話で近況などを話すことが
年1,2度あった。
一昨年の誕生日まで、NZからプレゼントとカードが届いていたが、
昨年どちらもなくなった。
最後に話した時に、お店を開いて成功していること、家や高級車を
買ったこと、私と別れた直後から同棲していた女性との子供が生まれて
とてもかわいがっていることなどを聞いた。
私は当時、お店を開くこと、家を買う事、子供を持つことがこわくて
消極的だったのでいつも喧嘩が絶えず、その結果離婚することになったが、
結果的には元夫を信じなかった私に問題があったんだねと話したのが
最後の電話となった。
きっと今も前向きに頑張って、家族と幸せに暮らしていると思うし、
そうだといいなと思う。
NZでの経験は、今になって思い出しても辛い経験でも
嫌な思い出でもなく、良い人と出会い、良い経験をしたと今は
純粋に思える。
それから、母親が病気をした時に心底家の近くに居て良かったと
思ったし、今も一緒に居られて幸せだと思える。

離婚後、今年9月で8年経つが、これらの出来事を経て、
自分が求めるものや要らないものが明確になった。
求めるものは、なるべくストレスのない日常と、将来への安心感。
ストレスのない仕事をする代わりに十分な収入は望めないので、
堅実に老後の貯金をするしかない。
ひとりぐらしの経験からシンプルで物のない生活が快適で
自分には合っているということに気付いたので倹約することも
さほどの我慢はない。
昨年、母親が病気になった時、手術をする時に、この上ない大切な人を
失った事を想像した時、誰と会って誰に話してもその辛さは自分でしか
乗り越えることは出来ないと確信できたので、ひとりでいいと思った。

よかった、よかった

September 06 [Mon], 2010, 14:58
去年の今日はまだNZに居た。
あと2日後で、日本の実家に戻り1年が経つ。

丁度1年前の今日は帰国直前で、いろいろと辛かったし、
今後日本で人生が立て直せるかが不安で仕方なかった。
でも帰国後1週間で仕事を始め、今の職場で働いてもうすぐ
1年になる。

日本で離婚が成立して半年になるけど、信じる相手に対して誠実で
あるという共通点だけで一緒になった元夫とは、なかなか縁が
切れなかった。
日本に帰ってからでも、大きすぎる価値観や道徳心の違い
(やはり異文化のせいか)で言い争いになることがあり、
ウンザリはしていたものの、情だけはどうしても残っていて、
元夫から時々来るメールを見ては懐かしい気持ちになったり、
元夫が寂しいとメールがあると、心苦しくなった。
本当に離婚しなくちゃいけなかったのかとか、
私が悪かったのではないかと、自分だけを責めるようにもなっていた。
ほんの2ヶ月前も、元夫が仕事の転機を迎えることになったときに、
本当にいろいろと心配で仕方なくなり、度々連絡を取るようになっていた。
元夫は、戻ってくるか?とかI need you.とか、
また今後(復縁)のことも考えようなどとも言っていた。

そして、それから1ヶ月も経たない私の誕生日、
私は必ず電話があるだろうと確信していた。
ところが誕生日当日には連絡がこなかった。
私は元夫が必ず連絡をしてくる確信があったので、きっと今は仕事のことで
頭がいっぱいなんだと、そんなふうに考えた。

その翌日、仕事中に元夫からの贈り物が届いたと母親からメールで
知らせがきた。
私は、やっぱりちゃんと覚えていてくれたんだ!と嬉しくなった。
実家に戻ってからずっと、いつも過去の結婚生活や、離婚、復縁のこと
が頭にあって離れなかったけど、こんなに悩み苦しむくらいなら、
何とかして離婚はするべきではなかったのかもしれないと思った。

家に帰り、誕生日の贈り物を見ると、なんと日本の郵便局から送られていた。
中を見ると、私が現地でお気に入りだった商品いくつかと、カードが入っていた。
カードを読んでみると。
「今、日本にホリデーに来ていて東京に居る。誕生日におまえを夕食に連れて
行きたくて、何度も携帯に連絡したが、番号が変わっているようで繋がらなかった。」
「名古屋へは○日に●●(私と元夫の共通の知り合い)に会いに行くつもりでいる」
「I love you so much. 日本には◎日まで滞在する。I miss you.」
などと書かれていた。
私は携帯番号を変えたが、元夫はもともと実家に電話してくることが圧倒的に
多かったので(携帯で国際通話は高い)、日本に来たというのにどうして実家に
電話してこないのかと疑問に思いつつ、誕生日だから私に会いに来たのでは?!
と思い、カードを読んで、一度携帯メールをしてみた。
しかししばらくしても返信がなかったので、もしかしたら携帯は日本に持ってきて
いないのかもしれないと思い、試しに電話をかけてみた。
すると、あっさりと元夫の声が聞こえた。
「今日本に居るんだって?どうして実家に電話してくれなかったの?」
と、私が言うと、
何故か冷めた口調で
「何で電話しなければいけないのか?」
と想定外の返事をされた。
「だって、日本に来てるんでしょ?プレゼントも届いたよ」
と言うと、
「どうやって電話すればいいのかわからない。それに高い(通話料)。
カード買ってまた電話する」
ますます冷たい。
「今ホリデー中なんだよ。わけのわからないこと言わないでくれ。
お前はいつもどうでもいいことばかり言う!」(結婚当時に元夫に良く言われた言葉)
とまで言われ、今までにないような冷たい雰囲気で、しかも私が言っていることと、
かみ合わないような返事をしたりもする。
「私に会いにきてくれたわけではないの?」
私は聞いた。
すると
「う〜ん、実際にはそうではなくて、今人と一緒に居る」
私は
「日本に居る友達?それとも一緒に旅行に来た友達?」と聞いた。
すると、全く想像も出来ないような返事が返ってきた。
「女の子だよ。」

一瞬、わざと冗談を言っているのかと思った。

私が放心状態で無意識に、彼女なの?いくつなの?と質問している間に、
「彼女とは、あのアパート(私が結婚生活をしていた)で2〜3ヶ月前から一緒に住んでいる」
と言った。

つい、2〜3週間前に、いろいろなことで落ち込んでいた私に対して、
「自分(元夫)だけは信じてくれ。おまえをいつも想っている。I miss you.」だの、
復縁の話までもしていたというのに。
(その1ヶ月前には、今の職場を辞めたら一緒にオーストラリアに行ってやり直そう
とも言われた。もう同棲相手が居た頃なのにどういうつもりだったのか?!)
誕生日に、もし私と携帯電話で連絡が取れたら、一緒に来ていた彼女に内緒で
私に会いに来るつもりだったのか?
今家にはオーストラリアから来た親友が暫く住んでいるから、家からは
あまり電話できない(プライベートな内容の会話を聞かれたくないとかで)と、
最近実家の電話に電話してこなかったのは、既に同棲していたからだったのか。
細かいことまで考えると、少し違和感があった部分が全て辻褄が合う。
嘘ばかりつかれていた。

結婚前も結婚してからも、こういう嘘だけはつかない人だと思っていたし、
離婚後も新しい出会いがあったら話すと言っていた。
隠していたのは何のためか。
離婚したのだから、お互い自由なのは当然だけど、復縁の話をしていて、
おまけに私が年末に一度会いに行くという話しまでしていた時だった。
(そして会いたいとも言った。どういうつもりだったのか。)
離婚したからって場合によって、不誠実さは許されないと私は思う。

とにかくこの日は、人生で一番心に傷を受けた日だった。
こういう嘘だけは、こういう行為だけは(無神経な)しない人だと信じていたから。


その日はあまりのショックで全く眠れず、翌日は最悪な気分で出勤したが、
なんと昼間に元夫からメールが来た。
「昨日は電話してくれてありがとう。おまえが携帯番号変えるから、もう連絡を
拒否したいのかと思ったからとても悲しかった。I love you so much.
土曜日にそっちにいくつもりだから会わないか?」

昨日私が電話した時は、彼女がそばに居たのだろう。
彼女と日本に旅行に来ているのに、どういうつもりなのか、
一体どういう神経しているのか。
だいたい、私が携帯番号を変えたのは、誕生日から2週間前のこと。
新しい彼女と同棲を始めたのは2〜3ヶ月前だから、まったく何の理由にもならない。

そして私は手元に預かっていた、元夫の昔の写真や子供たちの写真を全て
彼のアパートの住所に送り返した。
もう自分にけじめをつける意味で。

元夫はその写真を受取ると、メールをよこした。
「オークランドに戻った。この間はあの話をして本当に悪かった。
(嘘ついていて悪かったじゃないのか?!)
写真を受取ったけど、凄く悲しかった。
日本へは、彼女が里帰りするときに聞かれてついて行っただけで、
彼女とホリデーというわけではない。しかも、自分が日本にいる妻に
会いに行きたいと言ったけど、彼女は会ってもいいと言った。
彼女は、自分がまだおまえを愛していることを知っている。
ずっと日本に行きたかったけど、お前は来るなと言うし(彼念願のレストラン
開業資金の貯蓄が必要だと思っていたので無駄遣いするなという意味で
止めていた)自分ひとりでは日本へお前に会いに行けなかった。
お前は前に、男と会ったと言っていたが(元夫と復縁の話が出る前に、
ある人に誘われて映画や食事に数回行っただけということは以前に
電話で話したので元夫も知っている)、自分もそうしただけだし、
どうしてお前が怒っているのかわからない。自分はお前ともう一度結婚したい。」

どういう脳ミソしているんだろうか。
既に同棲していて一緒に旅行までした彼女に内緒でこんなメールして。
こんなことが通じるとでも思っているのか?
あまりのとんでもない内容に、何か言い返したくなったけど、あほらしくて止めた。
私は数年間元夫の誠実さを心底信じてきたけど(それだけが大きな価値だった)、
そんな自分がバカだった。十分慎重なつもりだったんだけど。
今まで言われた言葉、した会話、過去の全てがもう信用できない。
全てを否定出来てしまう。
嘘をつく友人や、テキトウな気持ちで女と遊ぶ友人や、軽い女を強く批判していた
ような元夫。
どんな相手に、どんな理由があっても、こういう行為が出来る人間を、
どう信用がおけるのだろうか。



ここまでわかると、ようやく私も心の鎖(元夫への情や思い出)をぶち切れた。
こうしてもらったことで、私の気持ちは随分楽になった。
一時的にもの凄いショックを感じたけど、感性も価値観も金銭感覚も道徳心も
会話も全て合わない元夫との不安な海外生活を再びやり直すことを考える必要が
なくなったということは、自分にとって本当に良かったと今本気で思える。


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