最近の読書 

2007年01月29日(月) 19時47分
こんにちは。
さて、最近読んだ本は・・・・

村上 春樹さんの うずまき猫のみつけかた

梨木香歩さん 黒いミンクの話
         沼地のある森をぬけて
         ぐるりのこと
でした。あと好きな雑誌は
         リアルシンプル
         くーねる(表記がむずかしいのでひらがな・・・)

うずまき猫のみつけかた

では、以前から村上春樹さんの本はとても好きで読んでいたので、今回はエッセイをてにとってみました。あの緻密な小説は、こういう安定した私生活の上に創造されるんだなあ、となんだかとても納得しました。たくましい創造を支えるのは、安定した私生活。これを私の標語にしたいと思います。

梨木香歩さんの本は・・・
黒いミンクの話は、からくりからくさ、りかさんに続く話だったんですね。
マーガレットの娘のミケルの話・・・・
ミケルのミンクにたいするささやかな思いと、ミケルの母親たちの動物愛護の観点からミケルのミンクにたいするほんのささやかな思いを受け取れずにいる母親たち(・・たち、でいいでしょう、この場合)そんな齟齬が、この親子たちにはきっと幾重にも幾重にも重なっていたんでしょうね。
そして、この親子だけでなく、どの親子にも、どの家族にもたとえ家族といえど、そういう齟齬は重なっていくものなんでしょう。
でも、それらも、自分が親となり、成長したとき、これはこんなにもささやかな齟齬だったんだ、と思ったりしながら、さまざまな価値観を内包していく、というのが理想的なんでしょうが・・・。
とても個人的に、ミケルの話も長編小説として読んでみたいです。

沼地のある森をぬけて
もう少しスローペースな小説と思って本を開いたら、かなりハイペースな小説でした。前半その小説がもつリズムのようなものをつかむのが難しく、読み勧めるのに若干苦労しました。がやはり最後は梨木さんの思いに収束する感じでとても良かったです。ぬか床から生まれた人間が、なんと世界に広がっていてもいいような気がして・・・・。そして個人の記憶(欲望とかそんな感じだと狭量な感じがしますが、荘言い換えてもいいのかな)を徐々に失っていき、最後はなにか生き物としてひとつのものに収束していく、という感覚。それをもってすればくだらないことはみんな許せるんじゃないか・・・・。民族・宗教・正義・悪意・・・何かをカテゴライズして、そこに属するか、属しないかで、またその集団が持っている価値観に自分の価値観をゆだねるのはやめたい、と梨木さんの本を読み終わるといつもそう思います。何かに常に出会いながら、生きている限り、その何かがどんなものであれ受け入れていかなければならないとしたら、それらを別のカテゴリーに属するものだからと言って排除していても始まらない、と言うことなんだろうな、と思うのです。

ぐるりのこと
そんな梨木さんのエッセイでした。
やはり、個人が他人と生きていくこと、環境の中で生きていくこと、そんなことをご自身の生活を通して語っておられる姿が、とても印象的でした。

さて、次は何の本のを読もうかな、と思ったり・・・。

あけましておめでとうございます 

2007年01月06日(土) 13時49分
 2日間仕事をして3連休に突入ですね。
 しかし、正月休みでなんだか確実にアタマが正月ボケしています。
 皆様はいかがですか?

 暮れからお正月にかけてはこんな本を読みました。
 
 有吉佐和子さんの 不信のとき
 安野 モヨコさんの さくらん
             脂肪という名の服を着て
 村上春樹さんの  風の歌をきけ
             回転木馬のデットヒート

 有吉佐和子さんの「不信のとき」は昨年TVドラマ化して、知ったので原作を読んでみた、ということなのですが、やはり原作の時代と、TVドラマの時代がかなり違うこともあり、読後のイメージがTVのものとかなりちがいました。
 安野モヨコさんの漫画は私ははじめて読みましたが、かなり面白かったです。
 江戸時代の性産業舞台に「女が生きる」ということを描いた漫画で、なぜ私が共感できるんだろうとちょっと考えてしまいました。
 過酷な世界だったんだなあ、と言うことも。
 身寄りのない子供たち数人の世話を血縁も何の関係もない、女性の腕にかかっていて、それは代々その人もそうやって世話をしてもらっているから、というその仕組みの凄さ、はどんなもんだろうと思うのです。
 「性」を商売にすることも、「アタマの中身」を使って商売をすることも今の日本でならいろんな生き方を選べます。しかしどんな仕事をしていてもこの時代のこの女性たちのように何か女性としての、人間としての猛猛しさと、潔さを煮詰めたような頭が痛くなるような鮮烈な生き方が今の私たちにできているのだろうかと思うとちょっと疑問です。もちろん、良い、悪いの問題ではなく。

 「脂肪という名の服を着て」もすごく印象的でした。
 ラストまで、私は一気に読みました。
 心のデブは、何も過食症の「のこ」だけにあるものではないところが、一息に読みきった理由かと思います。

 風の歌を聴けや、回転木馬のデットヒートは一年に何度も読みます。
今回とても気になったフレーズがありました。(何度読んでも気になる毎回気になるフレーズが出てきて、新鮮に読めるのです)

さて、次は何を読もうかな、と思ってわくわくしています。


 

はじめましてひとりかたりべです 

2006年10月04日(水) 20時29分
 べつのところで、ブログを書いてましたが、ちょっと気分を一新、yaplogさんにお邪魔してみました。
日々のいろいろな思い付きを書いていきたいと思います。よろしくおねがいします。
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