天文学者はチリの砂漠の夢を見るかのこと

December 24 [Thu], 2015, 12:12
天文学者はチリの砂漠の夢を見るか?宇宙や天文学と人の営み描く『光のノスタルジア』
国立天文台チリ観測所の平松正顕さんによるトークイベント・レポート。スポッティングスコープ
映画『光のノスタルジア』『真珠のボタン』
映画『光のノスタルジア』よりAtacamaProductions(Francia) BlinkerFilmproduktiony圀DR(Alemania),Cronomedia(Chile)2010フレデリック・ワイズマンやクリス・マルケルなど、一筋縄ではいかない巨匠たちを魅了した南米ドキュメンタリーの巨匠、パトリシオ・グスマンの2部作『光のノスタルジア』『真珠のボタン』を上映中の岩波ホールで、両作を読み解くトークイベントが開催された。岩波ホール内の岩波シネサロンを会場に3回にわたって行われたこのイベント、11月9日は「『光のノスタルジア』の宇宙」と題し、国立天文台チリ観測所の平松正顕さんが登壇した。この日は、映画の舞台となるチリ・アタカマ砂漠になぜ世界有数の国立天文台が存在するのか、といった素朴な疑問にはじまり、アルマ望遠鏡がどのような宇宙の謎を解明しようと運用されているのか、そして天文学の役割に至るまでが、映画の内容とともに語られた。【『光のノスタルジア』について】チリ・アタカマ砂漠。標高が高く空気も乾燥しているため天文観測拠点として世界中から天文学者たちが集まる一方、独裁政権下で政治犯として捕らわれた人々の遺体が埋まっている場所でもある。生命の起源を求めて天文学者たちが遠い銀河を探索するかたわらで、行方不明になった肉親の遺骨を捜して、砂漠を掘り返す女性たち……永遠とも思われる天文学の時間と、独裁政権下で愛する者を失った遺族たちの止まってしまった時間。天の時間と地の時間が交差する。チリ・アタカマ砂漠日本を含めてアメリカやヨーロッパを合わせて約22の国と地域が一緒になって行っているのが、アルマ望遠鏡のプロジェクトです。わたしもこのプロジェクトの一員として、チリには十数回行っています。アタカマ砂漠にはアルマ望遠鏡をはじめ、その他のたくさんの望遠鏡があります。ここが天文学に適した土地だから、たくさんの望遠鏡があるのです。なぜ天文学に適しているかというと、映画のなかでも言われていたとおり、非常に乾燥していた砂漠が続いていますので、平たくいうと「天気がいい」わけですね。天気がいいと星を観測しやすいので、世界中の人たちがここに望遠鏡をつくるために集っている。そして、その望遠鏡を使い、いろんな宇宙の研究をしているのです。
ちなみに、より望遠鏡情報(オペラグラス 通販店)はこちら http://www.hobbyboenkyo.com/までによろしく。
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