翌日。
美術室で彫刻を指導する純子。
綾子がその姿を見ていると、純子とふいに目が合う。
目を反らし、彫刻刀を手にする綾子。
その時マリが純子に声を掛けた。
「見てください。この部分が上手くいかないんですけど・・」
マリの彫刻板を見て純子が指導をしていると、
綾子は手にした彫刻刀で、腕に傷をつけた。
血が腕ににじむと、綾子は見せ付けるように純子を見る。
純子がそれに気付き、驚いて駆け寄った。
再び彫刻刀を手に当てようとした綾子の手を純子が掴むと、
綾子はその手を振りほどく。
悲鳴をあげる生徒達。
ハンカチで傷を押さえようとする純子に綾子は叫ぶ。
「ほっといてよ!貴女は私を裏切ったのよ!
私から婚約者を奪おうとしてるじゃない!」
純子「保健室行きましょう」
綾子「いやっ!触らないで!!」
マリ「先生、私達が」
生徒達に連れられて美術室を出る綾子。
純子はどうすることも出来ない口惜しさに沈んだ。
事務長に連れられて綾子が理事長室に入って来る。
事務長「怪我は大したことありませんでした」
辻「私が家に連れて帰る。ありがとう」
事務長が理事長室から出ると、
椅子に座った綾子を辻が問いただす。
「一体どういうつもりだ?見ていた者は、
お前が純子さんに抗議する為にわざとやったと言っている」
綾子「お父様は、私よりあの女の事を信用するの?」
辻「何を言うんだ!もう二度とこんな真似はしないと約束してくれ。
私は、お前が自分を傷つける姿をこれ以上見たくない」
綾子は目を反らす。
二人が理事長室から出てくると、
廊下に立っていた純子が駆け寄った。
頭を下げる純子。「申し訳ございませんでした」
辻「心配することはない」
純子を残し、歩いていく二人。
美術室で生徒達は彫刻の授業の後片付けをしていた。
そこに純子が帰ってきて言う。
「綾子さんのこと、心配しなくても大丈夫よ」
マリ「先生、綾子さんの言ってたことは本当ですか?
私は、信じられません」
絵美は泣きながら言う。
「私も信じられません。
でも、綾子さんが命賭けで先生に抗議したかと思うと・・・」
崩れ落ちるように椅子に座る絵美。
純子は益々心を痛める。
夕暮れ時、一人教壇に立つ純子。
綾子の抗議を思い出していると、そこに道也が入ってきた。
驚く純子。
道也はまっすぐに純子のもとに歩いて来て言う。
「大変だったね。軽い傷ですんでよかった。
・・・僕が、6年前の過去に押しやったままの秘密が、
君や君以外の人をこんなにも苦しめるなんて・・・」
道也は純子に背を向けて、決心したように言う。
「僕達の愛は6年前に終わった。
今まで言えなかったのは、僕もそれを認めるのが怖かった。
でも、それではいけないことがよくわかった。
僕達は、6年前の愛に終止符を打って、
お互いに別の愛を育まねばならなかった」
純子は息を飲んで言葉を待つ。
「・・・僕と君は、決して愛し合ってはいけない関係なんだ。
僕と君は、兄妹だ」
道也は純子に向き直って言う。
「僕らは、腹違いの兄と妹なんだ」
真実に驚愕する純子。
(感想)
血の繋がっている兄妹だとしたら
オープニングの映像がキモく思えてます。
ということは・・・?
しかしやはり脚本に不満が。
突然の血縁告白で驚かすのではなく、
伏線を張りながら視聴者に予感させる展開の方が
感情移入できるし物語に引きこめると思うのですけどね。
・・・なんか二昔前の少女漫画みたいです_| ̄|○
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